飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

台風-反台風(高気圧)論は面白い!

2015-09-18 19:49:44 | 気象操作

気象操作(改変)は確かに存在する・・・!
ジオエンジニアリング(Geo-engineering)というのは常識だ!
これが温暖化対策というのは、
嘘っぱちで、企図的な乾燥や、豪雨、
そして、熱帯低気圧(台風)の発生に専ら活用される。
ケムトレイル、HAARPがその手段だろう・・・。

 

その詳細なメカニズムは、使用している側に聞いて欲しいが、

自白することは期待できない。

ただ、洞察力を磨きながら、推察するばかりである。


 

今年も、

異常な台風、トロピカルストームの連発で、その観測に忙しいが、

よくよく考えれば、低気圧のあるところには高気圧が臨在する。

と言うより、

高気圧帯が出来てくる。

上昇した気流は、やがて冷やされてダウンバーストする訳であるから、

お隣は高気圧帯になるわけだ。

 

その逆もまた、然りで、

高気圧があるところは、その隣は相対的に低気圧帯であり、

始終ダウンバーストしてくる気流は、やがて地上(海上)で温められ、

再び上昇気流となっていくのは自然で、常のことだ。

 

最近の「気象操作」に因る台風は、そこの辺りを見定めて台風造りに

勤しんでいるように思われる。

それを反台風(高気圧)の見定めがコツのようである。

確かに、自然台風は、

赤道に近い高温海域でできるものと思われていたが、

近時の台風は高緯度のその中でも反台風(高気圧)の縁に出来る場合が多い。


 

今回の台風20号もその典型である。

先の台風18号などは、さらに典型で日本の傍で発生して、

3日で消えた。

しかし、大きく気流の流れを変える働きで、集中豪雨をもたらした。

 

「気象操作」に因る台風は、それを狙っているのかもしれない。

それを狙うしか他ない程度の台風なのである。

いくら何でも、

そういう気圧配置を読まなければ、

台風が簡単には作られないようである。

 

台風19号の発生予定場所は、当初はフィリピン東海上だったと思われるが、

上手くいかず、

フィリピン西のベトナム東海上で発生したが、一日台風で終わった。


 

HAARP等で照射して作っているのは、反台風(高気圧)なのか、

直接その縁に照射して上昇気流を起こして台風を造っているのかは、

判然としないが、

どっちもどっちだろう。

いずれが出来ても、その反対は生ずる。

 

その意味で、井口博士の見解は、非常に面白く拝見した。

 

そもそも反台風(高気圧)は目に見えない。

サテライトでも見えない。好天気の状況であるからだ。

その見極めは、観測では分かるわけである。

そこで、台風20号のすぐ南に、同じ理屈で21号が造られる。

 

前回の台風18号は、台風17号の西に作られたが、

ある程度の大きな台風の縁には反台風(高気圧)が出来るから、

それを利用して気象操作したのであろう。

しかし、それは小さい台風しか作ることができなかった。

反台風(高気圧)が小さければ、その縁に出来る台風も小さい。


 

ということになるのであろう。

 

もちろん仮説である。

 

【転載開始】

2015年 09月 17日

台風20号の謎!:「台風−反台風の対生成」台風の逆もあるのか!?名付けて「反台風」

みなさん、こんにちは。

昨日から今日と日本全国は雨になった。が、気象庁予報や国内の気象予報士さんの意見などでは、当然ながら、この原因は秋雨前線のせいということになる。

そこへ台風20号が接近して来て、湿った空気を送り込んだ。だから、かなりの大雨になる。

とまあ、そんな説明が行われるだろう。

この台風20号、これまた実に興味深い誕生のしかたをした。これは面白いので、ここにもメモしておこう。


普通台風というものは、太平洋上の赤道直下付近で誕生する。そこが台風の子宮である。卵巣と言っても良い。

赤道のちょっと上(北側)は偏東風で西に気流が吹いている。しかし、もうちょっと北側は偏西風により東へ気流が吹いている。

その境目は、ちょうど西向きと東向きの風が吹く。だから実に不安定で渦を作り易い。

この不安定地域が台風の芽を生む、台風の卵巣である。

台風の子供はいったん作られてもたいがいはすぐに消滅する。台風の嬰児の死産である。

物理学的な言い方をすれば、気圧の揺らぎのために、台風の渦が緩和減衰するということである。

ところが、我が国の緯度あたりにある低気圧が、高気圧の大きな分布の影響をたまにその赤道付近が受けるときがある。特に、高気圧が高緯度付近を移動する時である。

こんな時に、その南側の赤道付近の低気圧側との温度差が一層大きくなった時に台風の芽がより大きく発達し、台風に成長するのである。

そういう時に、生まれたばかりのすぐに、高緯度にある高気圧が栄養を与えて、一気に大きく育てるのである。

今回、これまた突如として生まれた台風20は、こうやって生まれたのであった。以下のものである。

1。UTC2015年9月12日5時→日本時間は、これに+9時間。
(まだまったく台風の芽はない。)

2。UTC2015年9月12日23時
(まだ高気圧(中央の青色)の場所には渦がない。赤道付近も安定して台風の芽がない。)

3。UTC2015年9月13日2時
(高気圧の右側が渦巻き始める。)

4。UTC2015年9月13日16時
(高気圧に低気圧部分が混じり混んで渦巻き始める。と同時に、高気圧の左下方の南海に強い低気圧の塊(赤い丸の部分)が生まれる。)

5。UTC2015年9月14日19時
(よりいっそうそれが発達する。)

6。UTC2015年9月15日0時
(ここに台風20号の”芽”が誕生。経度150度の中央の赤い丸の部分。)

7。UTC2015年9月15日4時

8。UTC2015年9月15日20時

9。UTC2015年9月16日21時
(誰が見ても分かる台風になる。)



この結果、台風20号が突如として太平洋上に誕生したかのように見えたというわけである。

これがいま我が国の方向に向かって来つつあり、後は途中でUターンする。

しかしながら、そのせいで南方からの湿った熱帯の空気が日本列島にかかっている前線に大量の湿った空気を供給し、それが雨になって降り注ぐ。

だから、この間の大雨の時と同様に、これからどのくらいの量の雨が降るかどうかは、その供給源の大きさから判断しないといけないわけである。

ところが、我が国の気象庁情報では、日本列島中心にその付近の海域までしか見ることができないから、湿った空気の供給源が何なのかまで判断できないのである。結局、長雨か短期の雨かの判別ができないことになるわけである。

一番最後の図を見ると分かるが、日本にかかった前線に湿った空気を供給するものは、フィリピンや台湾辺りの湿った熱帯の空気である。そこに帯状になった雨降りの領域が日本列島まで伸びているのである。

これが「切れない」かぎり雨が供給されるのである。

つまり、日本の前線を「胎児」と見れば、その胎児と繋がった「胎盤」に相当するのが南方の海であり、その胎児と繋がった「へその緒」が帯状の降雨帯である。

前回の東日本の大雨もこの胎盤とへその緒で繋がっていたのである。


と ころで、この台風20号を生み出したメカニズムは実に興味深い。なぜなら、まず大きな太平洋高気圧が南下して、そこにもっと東側の海域から湿った低気圧が 流れ込んできて、その高気圧の中心に大きな渦を生み出した。この大渦が、まったく反対側にある南方の湿った空気に角運動量を与えてそこに台風20号を引っ 張り出したかのように見えるからである。

つまり、渦(台風)–反渦(高気圧渦)の対生成である。

私が知りたいのは、この高気圧の渦というのは何と言うのだろうか?ということである。

台風および低気圧とは、気圧の低い大気における渦(左巻き)のことだが、この逆があったことになるからである。

気圧の高い大気、それも非常に高気圧の広域に突如として高気圧渦ができる。高気圧の台風のようなものである。これは雨は降らないだろうから、そこだけやたらと強い風が吹き、寒い空気が振り降りる。

どうやらこんな感じの台風である。「逆台風」ないしは「反台風」とでも言うべきだろうか?

物質に対しての反物質。正電荷に対する負電荷。正台風に対する負台風。台風に対する反台風。

こんなことを連想させるような出来事である。【転載終了】