飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

何故、フルボ酸が必要か?!

2015-09-29 09:28:35 | フルボ酸

言うまでもなく、
3.11福島第一原発事変が切っ掛けとなった・・・?!
その放射能内部被ばくに対する一つの回答であった!
が、
それを強調するのは、
時期を失していないとしても、禁忌(タブー)だろう・・・?!
一般論で解説して参りたい。
取り敢えずTopへ、最新記事はSecond Page・・・

 

フルボ酸は、腐植物質の基幹材料です。

腐植物質と言うのは、

悠久の生命活動の結果、最終生成物であるフミン質の事を指しますが、

フミン質はフミン酸とフルボ酸とに分かれます。

その中で、フルボ酸は、

未だ、研究途上で不明とされる点が多いですが、

酸にも沈殿しない高分子有機酸で、

腐植土として自然界に広く分布しています。


 

金属錯体を作り、その働きは科学者の注目の的です。

分かり易く書きますと、

重金属を効果的に排出したり、

鉄分との錯体は、動植物に鉄分の吸収を促したり、

生命活動を活発にする働きがあるとされています。


 

鉄分そのものは、有用ミネラルですが、

そのままでは水に溶けず(キレート)吸収されません。

 

腐植物質の多い土壌は、腐植土と呼ばれ、

作物の成長を促し、穀倉地帯に欠かせない物質です。

フルボ酸を多く含んだ土壌は、

上記に書いたように、

有用ミネラルを満遍なく植物に吸収されますから、

育ちもよく、病気にもならない丈夫な作物を作ることが出来るわけです。


 

人間もそうしたフルボ酸を多く含んだ食物を食するとどうなるか?

 

元来、人間の体内には0.2%のフルボ酸を有していると言われています。

つまり、

フルボ酸は、満遍なく動植物にとって、

新陳代謝を行う普遍物質であったわけです。

ミネラルは、

すべての生命の不可欠な物質ですが、

それらを吸収・排出するためには、超重要な有機酸であることが、

次第に明らかになってきている訳です。


 

先に書きました鉄分も、

そのままでは役に立たず、錯体として初めて体内に吸収されます。

そのために、

磯焼けした海岸に鉄分が有効だという実験結果が示されていますが、

溶鉱炉から排出された鉄鋼スラグを沈めると、

藻が復活してくるのです。

つまり、

磯焼けが劇的に改善されるのです。


 

しかし、

そのままではダメなのです。

そのままでは、鉄くずを沈めたと変わりありません。

鉄鋼スラグを腐植土に混ぜ、鉄分の錯体を形成させることによって、

初めて効果を発揮させる事ができます。


 

フルボ酸は、

年々、少なくなっていると言われています。

豊かな腐植土が、環境破壊により減少しているからだと言われています。

それに加えて、

ダムや堤防の増強により、

海に流れる腐植物質が少なくなって、

磯焼けの原因になっていると考えられています。

 

この結果、

人間の体内にあるフルボ酸も、減少しつつあると言われているわけです。

ミネラル代謝の不全が、

人間にも起こり始めているかもしれません。

加えて、

良質なミネラルの不足も大きい問題ですが、

有害重金属や放射性物質(核種)の内部被曝も問題とされています。

 

ミネラルの代謝機能は、

どちらにとっても重大問題です。

良質なミネラルの不足は、健康障害につながりますし、

有害重金属や、放射性物質(核種)の排出は現代の重大課題です。

特に、

放射性物質(核種)の内部被曝は福島原発事故(事変)の、

緊急課題でした。


 

その時、フルボ酸と出会ったのです。

 

フルボ酸は、ミネラルと錯体を作り、体内に吸収を助けます。

同時に、有害重金属の体外排出を促します。

だとすれば、

内部被曝した可能性のある場合、

放射性物質の体外排出に役立つのではないだろうかという、

救世主的な期待でした。


 

その学術的な研究はこれからだと思いますが、

その兆候は期待できるものでした。

実際に、

臨床試験もある医療機関で行われました。

 

その結果については、

驚くべき結果が知らされていますが、

原発と放射能の関係は、非常に微妙な政治的関係を孕んでいます。

大きく語るわけには参りません。

 

実際、放射能は大きな問題ですが、

それを声高に語ることは、一種のタブーとなっています。

必要な方があれば、メールで資料を提供します。

ここでは、此処までとしておきます。


 

フルボ酸については、

これから研究される分野となるでしょう。

まだまだ、着手にも至っていないのが現状です。

しかしながら、

フルボ酸を植物に用いますと、

ほとんど病気をしない丈夫な作物が得られます。

農薬も肥料も超えて、大きく育ちます。

 

このことから推察すれば、

フルボ酸を適切に補えば、病気に打ち勝つ身体づくりが考えられます。

しかも、天然自然のフルボ酸は、

年々減少しつつあり、

唯一、ミヤモンテフルボ酸は、バイオ技術で植物から造られています。

特許で、

FDAの安全試験も合格しています。


 

このことから、

その理解と普及に努力することは、

今日の諸問題の大きな助けになると考えられるわけです。

つまり、

栄養も大切ですが、

何よりも代謝十分でないと何の役にも立ちません。

代謝機能が健全であって、栄養が生きてくるのです。


 

そして、

健康を脅かす様々な食品添加物並びに農薬等の有害物質、

それらの排泄は喫緊の課題です。

勿論、その中には放射性物質(核種)の内部被曝の問題もあります。

 

こういう中に突如として現れたのがフルボ酸です。

 

その研究は、今まだ途上ですが、

きっと役に立つのではないかと確信しているわけです。

その成果は、

自ずから、現れる方もあるでしょう。

別に、毛はえ薬ではありませんが、

毛根の衰えは、フルボ酸を補うことにより止まります。

 

新陳代謝が蘇るのです。

今は亡きDr.ミヤヤマ(開発者)は自らを試験代で実証しています。

そして、

内部被曝はフルボ酸をと、日本に帰り、

獅子奮迅の啓発に明け暮れていました。

お亡くなりになりました。残念です。


 

原因は、詳しくは存じませんが、

フルボ酸は残りました。

製薬メーカーのオファーも蹴って、

あくまでも食品として、誰でも摂取出来るようになっています。

この事は、

変わりません。

 

風評で、製薬メーカーに買収されたとかされるという話はデマです。

確認しています。

実は、

フルボ酸が広まれば、多くの薬剤が不要になると、

噂されている代物がフルボ酸なのです。



 

そのことだけでも、

すごいことだと心底思っている訳です。

以上、

「何故、フルボ酸が必要か?!」について、

一端を書いてみました。

 

一度も、何かの病気に効くとは書いておりませんので、

その主旨をご理解いただき、

各個人のご理解を賜れば、幸甚です。

 


 

 

 

 

 


プーチン大統領インタビュー第2部

2015-09-29 09:27:50 | 国際・政治

引き続き、第二部である・・・。
真相が語られ、道理の通っている話は、
聞き易い。
疲れない・・・。
そして、何よりもスッキリする!

 

それはこの第二部において真骨頂を発揮する・・・。

まあ、

よく考えながら読んで頂ければ、同意見になる可能性がある。

別に、

ロシア贔屓(ひいき)でも、プーチン贔屓でもないが、

この真骨頂には、少なくともプーチンファンにはなるだろう。


 

相当の人間的能力の持ち主である事は間違いがない。

それだけに人間的魅力を醸し出すのであろう。

オバマも良い人間であるのだが、

ハザールマフィアの総本山アメリカ株式会社の大統領であるから、

その精彩は今一つと言ったところである。

 

何もかも雁字搦めで、オバマらしい自由性と、

勇気ある行動があまり見えてこないのである。

内部的には相当頑張っているとは思いたいが、

あれこれと気を使いすぎている様子が見て取れる。

 

それに引き換え、プーチンは外連味なく、正論を吐く。

その論理は、ぶれることなく一貫性がある。

独裁との評価も、一刀両断である。

真相を余すところなく披歴して、

その反論の余地を与えない。

 

中東の混乱は、アフガン・イラク・リビア、そして、シリアの国家を破壊して、

どうして収めることが出来よう。

ウクライナも同じである。

破壊しつくしてきたのは、米国、西欧EUである事は、

論を待たない。

 

テロリストを育成してきたのもそれらの国々である。

と言うか、

それらの国々の獅子身中の虫であるハザールマフィア、

国際金融資本、13血流家族、イルミナティーである事は知れている。

それを元KGBの体験を生かして、

素早くロシアから排除してプーチン政権が成り立っているからこそできる芸当である。

 

質問者は、

その事を相当苦々しく思っているだろうから、

何度も衝いてくるが、役者が違うからまるで相手にならない感じだ。

プーチンは、本物である。

 

政治
2015年09月28日 17:39(アップデート 2015年09月28日 19:17) 短縮 URL
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第70回国連総会への出席を前に、ロシアのプーチン大統領が、米国人ジャーナリスト、チャーリー・ローズ氏のインタビューに応じた。インタビューはCBSおよびPBSテレビのためのもの。今回は、インタビューの第2部をご紹介する。

ロー ズ氏(以下R):「イスラム国」との戦いで米国に加わる用意があるため、あなたがたロシアはシリアにいるのか? 他の人たちは、あなたがたの目的の一部分 は、アサド政権の温存にあると考えている。なぜなら今アサド大統領は、自身の立場を失いつつあり、シリア政府にとっても戦争はあまり上手くいっていないか らだ。アサド大統領を政権にとどまらせることが、ロシアがシリアに存在する目的となっているのか?

プーチン大統領:そうだ、その通りだ。加えて私は、正当な権力構造の破壊という別の方向で行動すると、いま地域の他の国々、あるい は世界の他の地域でみられているような状況を我々がつくり出すことになるとの深い確信を持っている。例えばリビアだ。リビアでは全ての国家制度が完全に崩 壊した。私たちは、イラクでも同じような状況を目にしている。現存する合法的な国家機構を強化し、テロとの戦いで彼らを支援するという方法以外に、シリア 問題を解決する手段はない。しかし、もちろん、同時に彼らを、反対派の健全な部分とのポジティブな対話へ向かわせ、政治改革の実施に駆り立てることだ。

R:あなたもご存知のように、連合のパートナーの中には、まずアサド大統領が辞任してからでなければシリア政府を支持しないという国があるが。

プーチン大統領:私は、この要望をシリア国民に送ることをすすめたい。誰が、どのようにして、どのよう原則で国を統治するべきなのかという国内のことを決める権利を持っているのはシリア国民だけだ。

R:あなたはアサド大統領を支持している。あなたは、アサド大統領がシリアで行っていること、難民となっている数百万人のシリア人や、命を落とした数十万人のシリア人に起こったこと、そのうちの多くがアサド大統領側の人間によって殺害されたことも支持しているのか?

プーチン大統領:ではあなたはどう思うか?武装した反体制派、つまりこれは主にテロ組織だがこれを、ただ単にアサド政権を転覆させるためだけに、それが起きた後、シリアの国家制度が完全に破壊されることなど何も気にかけずに支持している人は正しいことをしているのか?

あなたがたが言うことはいつも同じで再三、根気強く同じことを言われるが、こうした根気強さは他の場面で使ったらいい。シリア軍は 自国の国民と戦っているではないかとあなた方はいうが、それでは誰がシリア領の60パーセントを掌握しているのかを考えてほしい。シリアの領土の60パー セントを掌握しているのは「イスラム国」、または「ヌスラ戦線」、そして他のテロ組織であり、それらは米国、そして他の国々、さらに国連によってテロ組織 と認定されている。

R:必要な事態が生じた場合、あなたはIS対策の枠内でロシア軍をシリアに派遣する用意があるか?

プーチン大統領:ロシアは、シリア領内あるいは別の国におけるいかなる軍事作戦にも参加しない。いずれにせよ、現時点では、我々にそのような計画はない。しかし私たちは、どのようにしてアサド大統領、そして我々の別の国のパートナーとの活動を集約化するかについては考えている。

R:大勢の人が、アサド大統領の行動は、ISを利する行為であり、シリア国民に対するひどい仕打ちや、アサド政権が彼らに対してタル爆弾を使用して いること、またその他の敵対的な行動が、一種のIS支援となっているため、アサド大統領が退陣すれば、シリアには移行期が訪れ、それがISとの戦いに寄与 すると考えているが。

プーチン大統領:情報機関のプロの言葉で表現するならば、このような評価は、アサド大統領の敵によるあからさまな積極的行為だ。これはシリアに対するプロパガンダだ。

R:これは非常に幅広い表現であり、またこれは、中東で指導的な役割を手にするためのロシア側からの新たな取り組みであり、これがあなたの新戦略であることを意味するかもしれない。実施にそうなのか?

プーチン大統領:違う。旧ソ連圏出身の2000人以上の戦闘員がシリア領内にいる。彼らが私たちのもとに帰ってくるという脅威があ る。彼らが戻ってくるのを待つよりも、シリア領内で、アサド大統領が彼らと戦うのをサポートする方が良い。これが、私たちをアサド大統領への支援に駆り立 てる最も重要な動機だ。私たちはもちろん、全体として、地域の状況がソマリアのようになることを望んではいない。

R: あなたはロシアを誇りに思っておられるが、それはつまり、あなたはロシアが世界中でより重要度の高い役割を演じることをのぞんでいるということだ。そしてこれはそうした例のひとつだ。

プーチン大統領:それは我々の目的そのものではない。私はロシアを誇りに思う。我々には誇るに足るものがある。だが我々には、国際舞台ではロシアは超大国なのだという盲目的崇拝のようなものはない。

R:だがロシアは指導的国家に数えられる。なぜならあなた方は核を保有しているからだ。ロシアは尊重されねばならないパワーなのだ。

プーチン大統領:そう願いたいところだ。でなければ、なぜ武器を持つことがあろうか?

ウクライナは別の大問題であり、これは我々にとってもそうだ。ウクライナはわが国には最も近い位置にある国だ。ウクライナは兄弟国 であると我々は終始語ってきたが、これは実際そうだ。単なるスラブ民族ではなく、ロシア人にとっては最も近しい民族で、言語も非常に近く、文化も共通の歴 史、共通の宗教などもある。

私が、我々にとってこれだけは絶対に受け入れられないと思うものは何か? それは問題の解決、旧ソ連諸国内の係争的問題、内政問題 をいわゆる「カラー」革命で解決しようとすること、クーデターや憲法に反する方法で現行の政権交代を図ることだ。これこそが、絶対に受け付けられないこと だ。米国の我々のパートナーらはヤヌコーヴィチ大統領に反対した者を支援した事実を隠していない。

R:あなたは、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏がロシアに逃亡せざるを得なくなった政権転覆に米国は関与したと考えておられるのか?

プーチン大統領:私はこれについて正確に知っている。

R:どこからそれが伝わったのか?

プーチン大統領:いとも簡単だ。なぜならウクライナに住む人々と我々は多様な共同コンタクトや関係を多々持っているからだ。だから 我々は誰が、どこで、いつ、ヤヌコーヴィチ政権を転覆させた人間らと接触して作業を行なったか、どんな支援をしたか、いくら払ったか、どの領域で、どう いった国でどう準備されたか、誰がインストラクションを与えたかを知っている。我々の知らないことはない。それに我々の米国人パートナーらはこのことをす でに隠そうともしていない。

R:あなたはウクライナの主権を尊重しておられるか?

プーチン大統領:もちろんだ。だが我々としては、他の諸国も他国の主権を、ウクライナの主権も尊重して欲しいと願いたい。主権の尊重とは、これは憲法に反する行為での国家転覆、合法政権を違法な転覆を許さないこと、を意味する。

R:合法政権の転覆はどのように起こっているのか? ウクライナ政権の刷新におけるロシアの役割は何か?

プーチン大統領:合法政権の転覆を狙う行為にロシアが参加したことは一度もないし、参加しようとも思わない。

R:だが、この目的を遂行するために軍事力を使わざるを得なかったことはあなたには無かったか?

プーチン大統領:もちろん、ない。

R:多くの人間がウクライナとの国境にロシアの軍事アピアレンスがあると言っているし、ロシア軍が隣の国の領土に駐屯していると断言する者までいるが。

プーチン大統領:あなたの国は欧州に軍事アピアランスを有しているか?

R:有している。

プーチン大統領:欧州には米国の戦略核兵器がある。このことを忘れないでおこう。これはつまり、あなた方はドイツを占領したか、ま たは占領した軍隊を単にNATO軍に変容させたことにならないか? これに対して我々が自国の軍隊を何らかの隣国との国境付近に維持した場合、これをもう あなたは犯罪と見なすのか?

R:米国ではあなたについて多く語られている。

プーチン大統領:他にすることはないのか?

R:もしかしたら、彼らは単に好奇心旺盛なのかもしれないし、あなたが興味深い人物だからなのかもしれない。米国では、あなたがKGBで働いた後、 サンクト・ペテルブルグで政治的なキャリアを築き、副市長になり、それからモスクワに移られたことが知られている。注目に値するのは、米国人はあなたが上 半身裸で馬に乗っている写真を見て、この人物は強い男のイメージを作ろうとしていると語っていることだ。あなたは自分の仕事を愛しておられる。ロシアを代 表することが好きだ。そしてあなたは対外諜報活動をされておられた。だがら分かるのだが、あなたの仕事は人を「読む」ことだ。

プーチン大統領:前の仕事と今の仕事は違う。それにかなり昔の話だ。

R:ロシアで誰かから聞いた話だが、KGB出身者に「元KGB」というのはないそうだ。

プーチン大統領:人生で踏む段階というのはどんなものでも跡を残さないことはないだろう。どんなことに従事しようが、何をやろうが、その時身につけた知識、経験はいつもついて回るものであり、その先もそれを抱えて、何らかの形で使っている。その意味では確かに彼らは正しい。

R:ある時、CIAの一職員がこんなことを言っていた。あなたは大事な技を持っている。それは人を魅了する力だが、あなたはこれが実にうまい。一種、相手をそそのかすというか。

プーチン大統領:まあ、CIAからそういわれたのなら、おそらくそうなんだろう。彼らはなかなかのスペシャリストだから。

R:ロシアでのあなたの支持率は世界の政治家には垂涎の的だと思う。何があなたの支持率をここまで高めているのか?

プーチン大統領:私を他のロシア国民と結びつける何かがある。何らかの共通項があるのだ。我々を結び付ける祖国への愛が。

R:第2次世界大戦終了70周年の祝典で皆が、ロシアが払った犠牲者のことを思い出したときの様子は万人の心を打った。あなたは目に涙を浮かべ、父上のお写真を手に立っておられた。

プーチン大統領:私の家族は大きな損失を蒙った。私の親戚はみんな第2次大戦で大きな犠牲を払ったのだ。これは本当のことだ。父の 家族はたしか5人兄弟だったと思うが、4人が死んだ。母方の家族も同じような結果だった。ロシアは本当に大きな痛手を蒙ったのだ。もちろん我々はこれを忘 れることはできないし、忘れてもならない。これは誰かを糾弾するためではなく、こうした事態を将来繰り返さないためにだ。

R:あなたはこうもおっしゃった。前世紀の最も凄惨な悲劇はソ連崩壊だったと。だがウクライナやグルジアを見て、あなたが復活を夢見ておられるのは ソ連帝国ではなく、影響力の領域ではないかと言う人もいる。それはこの間に存在していた関係からロシアがそれに値すると。なぜに笑っておられるのか?

プーチン大統領:あなたが喜ばせてくれるからだ。我々のことは野心を抱えているだろうと常に疑われており、あら捜しはいつものことだ。

私がソ連崩壊を20世紀の大きな悲劇といったのは本当だ。なぜだかお分かりか?それはまず、一瞬にして2500万人のロシア人がロ シア連邦の国外にいることになってしまったからだ。彼らはひとつの国に暮らしていた。なのに突如、外国にいることになってしまったのだ。どんなに多くの問 題が生じたか、考えてみてほしい。日常的な問題、家族の分断、経済問題、社会問題、これはもうとても数え切れない。これが普通のことだと思われるか?  2500万人ものロシア人が突然外国に取り残されたのだ。ロシア人はこんにち、最も分断された民族になってしまった。これは問題にはならないのだろうか?  あなたにとってはおそらく問題ではないだろう。だが、私にとっては問題なのだ。

R:ロシアでもあなたに対する批判は多い。ロシアは民主的どころか、独裁国家である、との批判は、あなたの耳に届いているのか。ロシアでは政府に批 判的な活動家やジャーナリストが監獄に入れられ、殺害されている。あなたの権力はあまりに強大であり、絶対的な権力は絶対的に腐敗する、と彼らは言ってい る。ロシアの政治環境を憂慮するこうした人たちに、あなたは何と言うのか?

プーチン大統領:法の順守なくしていかなる民主主義もあり得ない。すべての人間が法を順守するべきだ。それが一番重要で基本的な事だ。それをすべての人間が理解しなければならない。あらゆる人間が、これを忘れてはならない。

あなたの言われたあまりにも悲しい事柄については、たとえばジャーナリストの死などについてだが、残念ながら、それは世界中どの国でも起こっていることだ。しかしそれがロシアで起こっているというのなら、犯人を見つけ、問い詰め、裁くために、我々はあらゆる事をする。

しかし一番重要なのは、我々が今後もロシアの政治システムを完成させるべく努めるということだ。普通の人が国や社会、権力に対して 発言権を持っていると感じられるような政治システム、同時に権力の側も選挙を通じて代表として自分たちを選んでくれた普通の人々に対して責任を感じるよう な、そんな政治システムを完成させなければならない。

R:あなたはこの国のリーダーだ。そのあなたが、法の支配と正義を貫いたならば、先に述べたようなロシアに対するネガィティブなイメージを大いに払拭できるのだ。あなたはどの程度そのことを理解しているのか。

プーチン大統領:大いにそうかも知れないが、全てにおいてそうというわけでもないし、全てが即時にうまくいくわけでもない。米国を 見てほしい。米国の民主主義はどの程度発達しているというのか? 建国当初から考えて、だ。まさかあなた方は、今や民主主義の問題は全て解決済みだとでも 考えておられるのだろうか。全てが解決済みだというのなら、ファーガソン問題などあり得なかったのではないか、そうだろう?その種の他の問題もなかったは ずだ。警官の行き過ぎた行動などといったことはなかったはずだ。

我々のすべきことは、こうした問題をことごとく発見し、適時に、そして適切な方法で処置することだ。その点ロシアも全く同じだ。ロシアにもたくさん問題がある。

R:あなたは、あなたが関係をもっている他の国々に比べて、米国という国に対して特別に強い関心を持っているのだろうか。

プーチン大統領:もちろん米国国内の動向は気になる。米国は全世界に計り知れない影響力を持っている。

R:米国の何が一番好きか。

プーチン大統領:直面する問題を解決するに際しては、創造的なアプローチをとるところ。公開性。風通しの良さ。それがあるからこそ人々の内なる潜在力を大いに羽ばたかせることが出来るのだろう。米国がこれほどの、感動的なまでの発展を成し遂げ得た秘訣は、そのあたりにあるだろうと思う。

R:こんなことを質問して申し訳ないが、オバマ大統領についてはどう思っているか。彼をどう評価しておられるか。

プーチン大統領:米国の大統領に評価を下すなど僭越なことだと思う。それは米国の国民の仕事だ。

R:国際関係における彼の活動には、彼の弱さが現れてしまっていないか。

プーチン大統領:全くそう思わない。というのも、いずれの国でも、米国などはその最たるものと思うが、外交というものは国内の政争に利用されるものだ。米国はもうすぐ選挙期間に入る。そこでロシアというカードが使われるのもいつものことだ。

R:またこのような質問で恐縮だが、どうお思いになるだろうか、彼はあなたに対して聞く耳を持っていると言えるだろうか。

プーチン大統領:人は誰しも、何をなすべきで、何をなすべきでないかについて、自分の考えに反しない場合に限り、他者に対して聞く耳というものを持つのではないだろうか。

R:彼はロシアを対等と見なしているだろうか。彼はあなたを対等と見なしているだろうか。その点、あなたがしてほしいような対し方を、彼はあなたに対してとっているだろうか。

プーチン大統領:それはあなたが彼に確かめてくれなければ。彼はあなたのとこの大統領だろう。彼が何を考えているかなど、どうして私が知っているんだ。

R:共和党内の政治討論をフォローしておられるか。

プーチン大統領:日々の日課のようにフォローしているなどということはない。

R:共和党の大統領候補の一角であるマルコ・ルビオ氏は討論の中で、あなたのことを「ギャング」と呼んだ。

プーチン大統領:KGB出身の私がどうしてギャングであり得るんだ。それは全くのお門違いだ。

R:ロシアの人は、あなたを恐れているか?

プーチン大統領:いや、そんなことはないと思う。私に分かるのは、選挙で私に票を投じてくれたということは、大多数の人が私を信じ ているんだろう、ということだ。そしてそれが一番重要なことだ。その信任こそが、巨大な、莫大な責任を私に与える。信頼してくれることは有り難いのだが、 むろん、私のなすこと、私の仕事がもたらす結果については、巨大な責任を感じている。

R:一部の人はあなたをツァーリ(皇帝)と呼んでいるのだが、ご存じか。

プーチン大統領:だからどうした?私は色んなふうに呼ばれている。

R:こうした呼び名は体を表しているか。

プーチン大統領:違う。大事なのは、あだ名をつけるのが好きな人とか、友人とか、政治的敵対者がどのように呼ぶかではない。自分自身がどう思っているかだ。ロシア大統領というポストに信任された以上は、国益のために何をしなければならないか、自分自身がどう考えているのかが重要なのだ。

【転載終了】

プーチン大統領インタビュー第1部

2015-09-29 02:06:11 | 国際・政治

プーチンは本物である!
道理が通っている・・・。
論理がぶれない。
敢然とNWOに立ち向かっている。
真相が語られる少ない政治家である!

 

これで、3度目である。

何故か、登録が失敗して、書き直しだ。

だから、

もうか書かない。

第二部に書いたので、それで援用したい。

 

理由は分からない。


 

一つだけ、

プーチンは公然とアサドを支援し出した。

それはシリアの合法政府だからである。

支援は合法そのものだと思われる。

NWOが最も苦々しく思っているのは、プーチンだろう。

 

政治
2015年09月27日 20:38(アップデート 2015年09月27日 21:12) 短縮 URL
第70回国連総会 (15)
03371380

第70回国連総会を前にプーチン大統領が米国人ジャーナリスト、チャーリー・ローズ氏のインタビューに応じた。インタビューはCBSおよびPBSテレビのためのもの。

ローズ氏(以下R):あなたの国連演説に注目が集まっている。 実に数年ぶりの演説となるからだ。国連で、米国に対し、全世界に対し、何を言うつもりか。

プーチン大統領:このインタビューの放送は演説より先だということなので、演説で言う予定のことを全てここで 言ってしまうのもうまくない。だが、全体的なことなら言える。国連総会の歴史をふりかえれば、国連創設の決定はほかならぬ我が国でとられたのであった。つ まりは、ソ連のヤルタ会談で。ソ連およびソ連の法的継承国たるロシアは国連の設立メンバー国であり、安全保障理事会常任理事国だ。

タイムズスクエアでニューヨークの住民がプーチン大統領を支持するピケを実施
 
もちろん、今日的問題について、国際関係について、また、国連が今もユニバーサルな国際組織として唯一のものであること、国連が世界の平和を支える使命を帯びていること、などに触れないわけにはいかない。そういう意味で、国連に代わるものは無いのだ。

しかし一方で、国連が世界の変化に適応していかなければならないことも確かなことだ。国連がどのように、またどのようなスピードで変化しなければならないか、どの点において本質的に変化しなければならないかということは、我々誰しもが常日ごろから議論していることだ。

言うまでもなく、国連総会で演説する機会を利用して、今日の国際関係や、国連および国際社会の未来について、ロシアがどのようなヴィジョンを持っているかということも、話すことになる。「ことになる」というか、話す必要がある。

R:演説の中で「イスラム国」の脅威のことや、シリアにおけるロシアのプレゼンスについても触れられるよう、私 たちは期待している。この二つのことは互いに関係しているのだから。シリアにプレゼンスをもつ目的は何なのか。そして、そのことが「イスラム国」対策にど のように関わっているのか。

プーチン大統領:疑いなく、国連総会におけるあらゆる演説で、テロ対策の問題およびテロ対策の必要性について触 れられるだろう。私自身、このことを避けて通るつもりはない。それもしごく当然のことだ。何しろ、このことは我々皆にとっての脅威、我々皆の共有する課題 なのだ。今日では、テロリズムは世界の多くの国にとって非常に大きな脅威となっており、テロ組織の犯罪行為によって、膨大な数の人が苦しんでいる。その数 は数十万、いや数百万に上るだろう。我々皆が、共通の「悪」と戦うために、力を合わせる必要がある。

シリアにおけるロシアのプレゼンスについてだが、現状それは、シリア政府向け武器供給、人員の育成、シリア国民への人道支援という形で行われている。

我々は現代国際法の根幹たる国連憲章に基づいて行動している。国連憲章によれば、軍事支援を含むあらゆる支援は、ある国の合法的な政府が同意し、または要請した場合、または国連安保理の決定があった場合にのみ、かつ、その合法的な政府に対してのみ、なされうる。

当該ケースでは、我々は軍事技術支援を求めるシリア政府の要請を受けた上で、合法的な国家間契約の枠内においてのみ行動している。

R:米国のケリー国務長官は、「イスラム国」対策にロシアが参戦することを歓迎する旨、述べた。ただ、他の人々は、戦闘機や携帯式防空ミサイルシステムは過激派に対してでなく通常の軍隊に対して用いられているのだ、と主張している。

プーチン大統領

プーチン大統領:あ そこには通常の合法的な軍隊は一つしかない。シリアのアサド大統領の軍隊だ。我々の国際的なパートナーたちの一部の解釈では、それと戦っているのは反体制 派である。しかし本当は、実際には、現実には、アサド軍はテロ組織と戦っているのだ。先日米議会上院で行われた公聴会についてはあえて私が言うまでもない だろう。たしか国防総省の代表者が議員らに対して、米軍が反体制派の軍事訓練を行った結果どうなったかを報告した。目標は当初、5-6000人を育成する ということだった。のちにそれは1万2000人に引き上げられた。しかし結果的には、たったの60人しか育成できなかった。手に武器をもって戦っているの はたった4人か5人だという話だった。残りは全員、米国製の武器を持ったまま逃亡し、「イスラム国」に寝返った。これが第一。

第二に、非合法組織を軍事支援するというのは、現代国際法の原則および国連憲章に違反しているのではないか。その点我々は合法的な政府機関のみを支援している。

これとの関連で、我々は、地域諸国に協力を呼び掛けている。我々はともに何らかの調整機関を作ろうとしている。私が個人的にトルコ、ヨルダン、サウ ジアラビアの各国大統領に話を持ち掛けた。米国にも、先ほど名前の出たケリー氏にも話したし、ラヴロフ外相とは詳細な討議を行った。軍当局ももちろんこれ について議論をしている。テロと戦うための共通の土台が見つけられたら嬉しい。

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