飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

アメリカ中部は完全なミニ氷河期…!

2019-06-26 22:49:30 | 環境

現在地球の環境は荒れに荒れている!
ヨーロッパ、インドは熱波が襲っているし、
オーストラリアも東部は異常寒波が襲来している模様だ…
日本はやっと梅雨入り完了だ
果たして温暖化なのか寒冷化なのか?

 

二酸化炭素温暖化説はねつ造である…!

という確信は以前から変わらないが、

果たして、

地球は温暖化しているのか?

寒冷化しているのか?

そして、その原因は何か?

 

議論の分かれるところである。

 

実は地球は寒冷化しつつある。

との見立ては興味のあるところである。

その原因は、

太陽活動最低期が続いているからだとの見解がある。

事実、

無黒点状態が33日連続している。

このことはNASA予測の「太陽活動最低期は2019年7月から2020年9月の間」

とも一致する。


太陽活動最低期間には何が起こるか?

太陽風が衰えて、

地球に到達するエネルギー粒子が少なくなって、

地球最高度大気層の熱圏が衰える。

熱圏が薄くなるのである。


すると、

絶対零度の宇宙に地球の大気が剥き出しに近づく。

大気の過冷化が亢進し、

突如としてダウンバーストを起こすというのだ。

局部的な突発的気候変動である。

もっと詳細に書くなら、

過冷却湿潤高層大気降下に依る局部氷河現象だ。

 

今回のコロラド州(米国)の夏至の大雪はまさにそれかもしれない。

オーストラリア東部の異常寒波もその部類かもしれない。

同時に、

ダウンバーストによって排斥された暖気は、

別の場所を襲い、

熱波となる。

 

このところの異常気象変動は、

こうした説明が頷ける。

やはり、

気候変動は2酸化炭素説などと言うケチな原因ではなく、

太陽活動のダイナミックな活動異変による、

地球高層大気の変動による可能性が高い。

 

熱圏と太陽活動の相関性については

https://blog.goo.ne.jp/tumuzikaze2/e/9624f039dfe21766551fa112169803e1

を参照!

熱圏(ねつけん、thermosphere)は、地球にある大気の層の一つ。大気の鉛直構造において中間圏の外側に位置する[1]。この上には外気圏があり、中間圏との境界は中間圏界面(高度約80km)と呼ばれる[1]。thermo はギリシャ語で熱の意。

太陽からの短波長の電磁波磁気圏で加速された電子のエネルギーを吸収するため温度が高いのが特徴であり、2,000℃相当まで達することがある[1]

熱圏の温度は、あくまでも分子の平均運動量によって定義される。分子の密度が地表と比べてきわめて低いため、実際にそこに行っても大気から受ける熱量は小さく熱さは感じられないはずである。

熱圏の大気の分子は太陽からの電磁波や磁気圏で加速された電子のエネルギーを吸収して一部が電離している。この電離したイオンと電子が層になっているのが電離層である。熱圏にはE層、F1層、F2層(夜間は合わさってF層となる)が存在し、また季節によってスポラディックE層が出現する。

また高緯度地方では磁気圏で加速された電子などが次々に流入し、熱圏の大気の分子に衝突してそれを励起電離させ、その分子が元に戻るときに発光する現象が見られる。これがオーロラである。

中間圏より下では混合によって大気中の分子の存在比は一様になるが、熱圏は大気の密度が低いため十分に混合せず、重力による分離が起こる。分子量の大きな分子が下に集まるため、80-100 kmでは窒素が主成分、170 kmより上では酸素原子が、1,000 km程度ではヘリウムが多い。

【転載開始】
アメリカ中部は完全なミニ氷河期… : コロラド州で夏至の降雪の後、今シーズンの積雪量が平年の 4000% 以上になったことが判明

投稿日:2019年6月25日

2019年6月24日の米ワシントンポストより


Colorado’s snowpack is 40 times normal after rare summer solstice dump



アメリカ中部から中西部は、現在、気候が混沌としています。

アメリカでも 6月22日は夏至で、つまり、夏を迎えた日となっているのですが、アメリカ中部のコロラド州では、この夏至の日に、

「大雪」

が降りました。

2019年6月22日 アメリカ・コロラド州各地の風景

コロラド州ビル・コットン

Roger A. Pielke Sr

コロラド州スチームボート・リゾート

CBS

コロラド州ブレッケンリッジ

Rob Marciano

夏至の日にスキーも

Apres LIVE

これらの写真を見てもおわかりかと思いますが、この「夏至の雪」は、少し舞ったというのではなく、吹雪を伴う大雪で、6月21日と 22日の二日間で、場所により 50センチ以上の降雪となりました。

コロラド州の場所

・Google Map

昨年秋から今年春のシーズンのコロラド州は、ただでさえ平年より大変に雪が多くなっていまして、6月21日前までの状態でも、平年比で 750%増、つまりふだんの 7倍以上の降雪となっていました。

ところが、6月22日にかけての雪をすべて加えますと、今シーズンの総積雪量は、

「平年比 4121%」

という途方もない数値となっていたのでした。

これは、以下のアメリカ農務省のデータで明らかになったものです。

アメリカ農務省の積雪量データマップより


・USDA Natural Resources Conservation Service

なお、このコロラド州では、干ばつの期間と大雨の期間が繰り返されていまして、何ともいえないにしても、今回の季節外れの雪も、農作などの状況にはあまりいいとはいえないものとなっているかもしれません。

ただ、この異常な降雪にも良い面はあり、それは、このコロラド州は、最近の夏はいつも大規模な山林火災に苦しめられているのですが、今年のように「夏まで雪が残る可能性」がある状況では、山火事は減少するとみられていることです。

予測では、アメリカ中西部は今後も長く雨量の多い状態が続くとされていまして、そこに今回のような寒気が加わった場合、今後もまだ「夏の雪」が降り続く可能性もあるかもしれません。転載終了】

【参考資料】

本日のつぶやき⇒https://twitter.com/hyouhei