飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

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2008-09-29 10:37:25 | ニュース

リチャード・コシミズ静岡講演会開かれる!!
10月18日!!

コメントなし!! 

同時公開ネット映像が配信されれば、即、ブログ中継を実施します。乞うご期待!!

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このたび、座談会『リチャード・コシミズin静岡』の詳細が決定いたしました。静岡県東部、熱海の温泉旅館での座談会となります。
■日  時

■テーマ
    2008年10月18日(土)15:00から17:00頃まで座談会(日帰りも可です ※受付開始:14時30分)
2008年10月19日(日) 朝からオプショナルツアー(参加希望者のみ) 河津七滝ハイキングコース

(募集中)

■場  所     芳泉閣(サイト)

●宿泊料:お一人様10.650円(一泊2食・税込み) 他 飲食による
 座談会+事後懇親会参加者は、6000円 他 飲食による
 (収容人員に限りがありますので、お早めにお申込ください。)

●住所:熱海市西山町16-6
 電話0557-81-7624 FAX0557-83-7356

●駐車場について
現地駐車場数に限りがございますので、駅近隣の市営駐車場をご利用の上来場願います。
伊東線・来宮駅付近公営駐車場が一番近くとなります。場所料金等は下記を参照ねがいます。
http://www.ataminews.gr.jp/access.html

●交通  お車の利用の場合は
●交 通  ■関東方面
●交 通  東名高速厚木ICより、小田原厚木道路・真鶴道路・熱海ビーチライン経由で 
●交 通  国道135号線から県道11号線を西山方面へ(厚木ICから約90分)

●交 通  ■関西方面
●交 通  東名高速沼津ICより、熱函道路経由、県道20号線で来宮駅経由で西山方面へ
●交 通  (沼津ICから約80分)

●JRの場合  東京→熱海 (新幹線こだまで50分)
●JRの場合  名古屋→熱海(新幹線こだまで120分)
■参 加 費     ●一般  2000円  ●賛助会員  無料

■お 申 込     ●希望者の方は必ず以下の項目の記入をした上でご参加お願いします。

 1.日帰り参加 OR 宿泊参加 (日帰り&事後懇親会参加希望の方は明記ください)
 2.氏名・住所・連絡先(携帯)
 3.交通手段
 4.オプショナルツアーの参加の是非
 5.希望するテーマ and リチャード・コシミズと独立党へのメッセージなど

 宿泊される方の手続きはスタッフで行いますが宿泊料・交通費は参加者にてご負担お願いします。
 ※また、座談会終了後事後懇親会をご用意しておりますがお酒代は別途ご用意ください。
 申込者が予定よりも多くなった場合は、お断りすることもございます

 参加希望者連絡先:d-shizuoka@nifmail.jp


ふるいちまゆみさんには、驚いた!!

2008-09-28 20:31:12 | 日本

ふるいち まゆみさんの祝詞奏上は、
効果テキメン!!
また、台風を撃退した!!
気象操作が勝か、まゆみさんが勝つか?!!
まゆみさんの純潔の魂が勝つだろう。!!
 


 台風13号の時も注目していたが、その通りになった。その後、四国の水不足に対する祝詞奏上が、テキメン台風13号の後、結構な雨となり、一息ついた。そして、今回の台風15号である。


 信用していたにもかかわらず、さてどうなる事やらとの思いは、ある。2度ばかりでなく、3度までも効果テキメン。これは本物だ。一面識もないが、その言動は目を見張るものがある。今後、台風15号は沖縄の西を廻り、本土を目指すであろうが、おそらく、大過なく過ぎそうである。ふるいちさんの祝詞奏上を多とし、感謝をしなければならない。投稿者は、本気でそう思っている。

 勿論、懐疑的な人もいるであろうが、今回、投稿したのは、管理人ふるいちさんに、並はずれた碧眼・直感力の鋭さを感じているのは、投稿者ばかりではないであろう。

 そして、その思いの純潔さに頭の下がる思いをするのも、多いことであろう。ということは、そういう人々が多くなれば、天候も思いが通ずると言うことだ。あくどい気象操作も撃退出来る。

 これは、大きな確信だ。

【転載開始】つながっているこころhttp://cocorofeel.exblog.jp/9586187/

大払い祝詞効果か、台風が少し小さくなってきた
 

大払い祝詞が効いたのか、台風が少し小さくなった。
台風を小さくする願いを入れたら、中心気圧が910hPaから935hPaに変化。
大きな眼もすっかり消えました。

ということで、気を緩めず明日も大払い祝詞します。
何だか沖縄の地で悪霊払いの門番をしているような気がしてきました。(笑

19時の気象画像
# by mayufuru | 2008-09-28 19:31 | Comments(0)

巨大台風15号
 

12時39分、大払い祝詞奏上しました。
沖縄の人に人身に被害がないようにといつも祝詞してますが
あまりにも大きいため今日は小さくなるようとの願いも少し入れました。
自然な台風だと小さくなって欲しいとの願いは入れないけれど、
人為的に大きくしてるので、願いを入れてもいいとの判断でそうしました。

12時の気象画像

11時の進路予想

降星さんから教えていただいた米軍の進路予想
これが一番当たりそう
http://metocph.nmci.navy.mil/jtwc/warnings/wp1908.gif

石垣・与那国 暴風域か/台風15号/発達し最大瞬間85メートル
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-28-M_1-001-1_002.html?PSID=352d99ec1d38348bb55f99645d2e9746 【転載終了】

 以下は、台風13号時の記事である。

【転載開始】つながっているこころhttp://cocorofeel.exblog.jp/9495502/

祝詞
 

台風13号が小さくなってきたので大払い祝詞を終了します。
また大きくなるようだったら再開します。

22時43分、沖縄の方へ
台風の雲の動きは気象衛星でみていますが
テレビも新聞もないので台風の状態と水不足の内容が把握できないことと
(本島はダムの水量を見れるサイトを友達に教えてもらいました)
沖縄は島がたくさんあってよくわからないので祝詞が必要なときは連絡ください。
台風の雨も必要だし、かといって人身に被害があっては困るし、
同じ場所で一度に二つをやるのは初めてなのでちょっと大変だけど勉強になります。

いま気象衛星みたらチョット盛り返してるような?

23時47分
降星さんからの情報で台風がまた復活するとのことで先ほど大払い祝詞しました。
ということで、大払いまたしばらく続けます。

台風、大きくしないでね。【転載終了】


そして、四国他の水不足の記事。


【転載開始】つながっているこころhttp://cocorofeel.exblog.jp/9546898/

祝詞
 
四国の雨降り祝詞
二日して雨も降ったのでしばらく休止して様子みることにします。【転載終了】




大陸別に宇宙から見た「夜の地球」の写真

2008-09-28 11:49:09 | 日本

グローバルリズムと言うことは
格差社会であることを実感する!!

 勿論、明るい地域は先進諸国である。それと際だった、暗い部分、世界が全く違う。それは貧困であったり、飢餓であったり、閉鎖社会であったりする。その境は国境であるが、その前に格差を容認する市場原理主義が元凶にある。


 クローバリズムを賞賛するのも良いが、この姿を念頭に置いて思慮を働かす必要がある。極度に富める国は、より利益を求めて、極度に貧しい国の資源と労働力を漁る。故に、富める国も、内部において格差が拡大する。即ち、失業者と派遣労働者。


 ギャンブル金融市場は破綻した、もしくは、破綻しつつあるが、そこに投ぜられた巨額の富は何ものかに掠め取られたままである。決して、忽然と消えたわけではない。そして、さらに、破綻した金融市場を再構築するとして、公的資金、増資と称して、将来的に掠め取ろうとする動きがある。


 グローバリズムとは、この写真が示すように、格差がその成れの果てであり、それが目的である。


【転載開始】2008年02月09日 21時16分00秒

大陸別に宇宙から見た「夜の地球」の写真

ギガジンより http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080209_earth_night/

アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど大陸別に宇宙から見た夜の地球の写真です。夜なので北半球と南半球のライトによる明るさの違いがはっきりと分かります。

詳細は、以下から。

アジア。日本は明るいですね。

アフリカ。南アフリカが目立っています。

オーストラリア。何も無いって感じ。

ヨーロッパ。大陸の形がくっきり分かります。

北アメリカ。アメリカは大きい。

北極から見た北半球。

夜の地球全体の写真
APOD: 2000 November 27 - Earth at Night

こちらのサイトに惑星や小惑星などの写真がたくさんあります。
Earth At Night - North Pole - Our Planet - Night Sky Nation - 8 Feb 2008

【転載終了】
 


原子力発電所の実体を、改めて!!

2008-09-27 14:08:04 | 日本

知る必要がある!!
知らなければならない!!
原子力が極めて、脆弱な根拠の元に
計画され、建設され、運用されているか!!
危機管理が、どのようなものであるか!
知った上で、判断するなら、それは選択というものだ!!


 先般、拙稿『原発がどんなものか知ってほしい!!』で、何回かのシリーズで投稿したら、あるサイトから、極めて専門的見地からコメントを頂いた。コメントは当然、言論の自由であるから、主張すべきはするべきで、問題点がより明らかになる意味で有り難いことである。


Kashiwazakikariwa_cropped


20070717kk09

<陥没した原子炉付近>


 ところがその応答を何度か往復する内に、電力に関係する御仁であることを感づいた。それでも別に文句があるという理由にはならない。しかし、それならそれで最初からそう名乗ればいいだけの話である。名乗らないで、あるいは、善意の第三者であるかのような振る舞いで、かなりの専門的言辞でコメントを頂いたものであるから、よけいな事を勘ぐりたくなるのも自然である。


 原子力発電の推進には、素人目にも利権に絡む不穏当な力学により推進されている向きを否定出来ない。そうなると、問題は別である。利権が絡むと、隠密主義が横行する。隠密は真実を隠す。真実が隠されると、偽装が蔓延る。偽装は、食品でも明らかなように、国民の生命・身体・財産の直接的な敵である。ましてや、原子力となるとその被害は尋常ではない。


 柏崎原子力発電所では、事なきを得たが(事なきを得たことになっているが)、地震に対する耐震性が極めて脆弱であることを露呈した。その脆弱性は、我々の予想を遥に上回る。その事を知っておくだけでも、今後の選択に参考になるであろう。そのために問題提起をしているのが、原子力に対する投稿記事である。それ以外の他意は一切ない。


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「東京原発」は広瀬隆著の『東京に原発を!』を基に製作され、2004年に公開された映画です。
多くのシーンは会議室でのやり取りであり、都内のロケシーンであっても派手な仕掛けがあるわけでもないので、この映画の制作予算が限られていることは明ら かです。にもかかわらず、その脚本の妙と俳優さんの味で、見事な社会派エンターテイメント映画、あるいはエンターテイメントの形をとった反原発の教育映 画、風刺映画に仕上がっています。

物語は、財政再建を目指す東京都知事が、東京に原発を誘致しようとするところから始まり、役所広司さん扮する東京都知事のワンマンぶりがコミカルに 描かれています。劇中では都知事に原発がいかに都の財政に寄与するかをアピールさせつつ、原発推進のためのバラマキ政策や、電気を人質にした脅迫、都市の 電気のために地方に原発の負担を負わせている現状、電力会社の借金体質、原発のエネルギー効率の悪さ、六ヶ所村再処理施設の不適切性に言及させて問題提起 をしていきます。ドラマが佳境に入るのは原子力発電の専門家である東大教授の登場からで、原子力安全委員会の専門家の軽薄なバカっぷりとこの教授の冷静な 解説を対比させつつ物語は進みます。ここがこの映画の狙いだと思うのですが、賛成反対相行き交う都庁幹部たちと、原子力の専門家である教授とのやりとりと いう形を借りて、原子力発電所についてや国の原子力政策の欺瞞をレクチャーしていきます。

まずは原発と地震との関係について触れます。原発が『関東大震災の3倍の地震にも耐える』という言説の欺瞞について明かしてゆきます。一般建築の耐 震基準は関東大震災の被害から算出した200ガル(ガルは加速度の単位)であり、浜岡原発の耐震性能はその3倍の600ガルであること(他の原発は平均で だいたい400ガル程度)が示されますが、そもそも200ガルというのは震源である相模湾から50km離れた都心での被害状況から推定されたものであり、 横浜川崎は900ガルの揺れであったと推定されることが明らかにされます。阪神淡路大震災では最大820ガル以上あったとされます。優に浜岡原発の耐震性 を超えています。

次に、原発を止めれば停電するという誤解について明らかにしていきます。『日本の電力の1/3は原子力でまかなっている』と言えば、原発が止まれば 電力不足になるという印象を与えますが、実際には水力・火力はその発電能力の2割から4割しか使っていないので、その発電能力を存分胃利用すれば原発を止 めても補える、というのです。現在の生活はすでに原発に依存しており、もはや原発は欠くことができないという私たちの思い込みは、実は誤解である(あるい は洗脳である)というわけです。

物語はその後、ウラン資源の枯渇や、日本の原子力開発予算がオイルショックの20年前、原爆投下から10年も経っていないうちから始まっていること にも触れ、放射性廃棄物の処理問題、核拡散、テロの危険、プルサーマルの欺瞞、放射線被曝・放射能汚染の危険性、最終処分の困難さについて言及してゆきま す。

物語はこのあたりから急展開を見せ始めますが、それは見てのお楽しみ。

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■「東京原発」に対する反論

「東京原発」のオフィシャルサイト(http://www.bsr.jp/genpatsu/)を見ますと、「全日本原発MAP」のページがありま す。この地図の情報は「原子力市民年鑑2003(原子力資料情報室 編)(http://cnic.jp/)」より抜粋したとのことですが、このサイトは原発に反対する立場のサイトのようで、「東京原発」の劇中で語られる 原発に関する言説もこういった反対の立場からのものと思われます。

これに対し、この「東京原発」に対する反論もあります。「エネルギー問題に発言する会(http://www.engy-sqr.com/)」とい うサイトには『映画「東京原発」にみられる間違い(http://www.engy-sqr.com/watashinoiken/iken_htm /ogasawara_tokyogenpatu.htm)』と題する意見が寄せられています。ちなみに、この「エネルギー問題に発言する会」の会員名簿 を見てみますと、三菱、日立、東芝といった原発メーカー御三家、東電など電力会社、ゼネコンなどそうそうたる顔ぶれが名を連ねています。

『映画「東京原発」にみられる間違い』という意見によりますと、この映画では誤った情報が語られていて、いたずらに原発に対する恐怖心を煽りかね ず、いくら娯楽映画と言えど看過できないと、劇中の表現を一つ一つ取り上げて反論しています。その中にはもっともな指摘もありますが、反論というより異論 というべきものであって、決して物語中の主意を否定するものではないものもあります。

例えば、劇中の「世界中の増殖炉計画も危険すぎて廃止されている」との表現に対して、「日本だけでなく露、仏、中、韓、インドで開発計画が進められ ている」と指摘しています。開発計画が進められていることと廃止されていることは並立することなので、これは一方だけでなく他方も並記する指摘といえま しょう。私にしてみれば、露、仏、中、韓、インドが開発していることが安全性を担保するものであるとは思えませんが。

また、「昭和29年の国会における初めての原子力予算審議が何の議論も批判もなく抜き打ち的に行われた」との表現に対し、「反対派も存在したが、共 産、社会党も賛成し珍しく全員一致で通った国会史上稀な例であった。戦後日本で禁じられていた原子力研究が許可されることで国を上げて歓迎した」と指摘し ています。『抜き打ちじゃない』ということを主張しているのだと思うのですが、戦後10年にも満たない時点といえば、そこにアメリカの意志が関与しないわ けがないでしょう。そこで全員一致で通ったというほうがなんか危ういように思います。それに全員一致だったから正しいというものでもないでしょう。世の中 には「全員一致は無効」という考え方もあるようですし。

他にも多くの点に関して指摘をしていますが、私としては劇中の主張を覆すものとは思えないものも少なくありません。これ以外にも原子力に関する言説 には賛否さまざまな意見があります。原発推進派の人も様々で、真剣にエネルギー問題を考え、科学技術の力を信じてなんとか問題を解決しようと努力している 人もいるでしょうし、巨大利権にぶら下がっている人もいるでしょう。反対派もその背景は様々だろうと思います。そこは推進派・反対派双方のプロパガンダ戦 の最前線にあるという印象を受けます。

■原発と地震

ところで、この『映画「東京原発」にみられる間違い』という意見では、一番最初に原発の耐震性についての間違いを指摘しています。それによると、浜 岡原発の設計地震加速度600ガルとは、地面を硬い岩盤まで掘り下げた時の解放基盤での加速度であって、地表で測定された関東大震災の900ガル、兵庫県 南部沖地震の820ガルと同列には論じられない。解放基盤で600ガルを記録する際の地表の加速度は1300ガルとなる、というもので、間接的に浜岡原発 は1300ガルに耐える耐震性で設計されていると言っているようです。

ところが先月、今年6月の岩手宮城内陸地震の際に記録された地表の加速度は、これまで最高の4022ガル(!)であったというニュースがありました。

岩手・宮城地震の加速度、国内最大4022ガル
http://www.asahi.com/special/08006/TKY200806160072.html
2008年6月16日11時9分
 岩手・宮城内陸地震の震源に近い岩手県一関市で、防災科学技術研究所の観測網が国内最大の4022ガルの加速度を観測していたことがわかった。重力の加 速度は980ガルで、上下方向でこの値を超えると地上のものが浮くことになる。これまで04年10月の新潟県中越地震の余震のとき同県川口町で気象庁が観 測した2515.4ガルが最高だった。

 観測地点では上下方向に3866ガルが記録され、これに東西と南北の水平2方向を合わせ、4022ガルになった。水平方向より上下方向の変動が大きく、観測地点は断層沿いで、地盤がもう一方の地盤に乗り上げた側の直上だった可能性があるという。

 今回は、地震を起こした断層に極めて近いところに観測点があったため大きな値が観測された。防災科研は「断層の真上がどのように揺れるかを観測できた基本的な記録で、今後の地震対策のための貴重なデータになる」としている。

もうこうなると、600だとか、900だとか、あるいは地表なら1300ガルだというのも、なんだか馬鹿馬鹿しくなります。断層直上なら4000ガルもあり得るということが示されてしまったのですから。

今年は地震の当たり年なのか、やたらと地震が多いように感じます。しかも近年起こった地震の近くにはなぜか原子力施設(核施設)があるような気がし ます。茨城沖群発地震というと、東海第二原発、東海村再処理施設。岩手宮城南部地震というと、女川原発。今回の岩手青森地震はいうと、東通原発、六ヶ所村 核処理施設。昨年の新潟県中越沖地震では柏崎刈羽原発で火事があったことは記憶に新しいところです。海外に目を向ければ、四川大地震もまた支那の核施設が 集中していたところだという話しもあります。こうしてみますとなんか核施設があるところで地震があるとすら感じます(ちょっと"陰謀論"とか"オカルト" みたい)。

核施設と地震との関係について、以下の可能性が考えられます。
1.核施設と大規模地震には有意な相関はない。そう見えるのは気のせい。
2.核施設と大規模地震には有意な相関はあるが、それはまったくの偶然。
3.核施設の好適地と大規模地震が起きやすい地域が重なっている。
4.核施設が大規模地震を誘発している。
5.大規模地震の起こるところを選んで核施設を作っている。
6.核施設の近くを狙って大規模地震を起こしている。
さて、どれでしょう?

■人が扱うべきではない技術

「東京原発」は娯楽映画としてもよくできています。広く多くの人に見ていただきたいものだと思います。しかし「東京原発」がテレビで放映されること はないでしょう。理由は、日本のテレビの成り立ちと日本の原発の成り立ちについての私の妄想です。どちらも日本に埋め込まれた軛のようなものではないかと いう気がします。

では、私自身の意見はどうかといいますと。「原発は廃炉の方向。他のエネルギーに置き換えてゆくべき」と考えます。理由は、一つには核廃棄物の問 題。もう一つには地震の問題です。解決のつかない問題を子孫に積み残すのは罪だと思いますし、原発は直下型地震に耐えられないと思うからです。それに安全 管理の問題もあります。私は基本的に人間のやることに絶対安全などない、完全な管理などないと思っています。日本の原発の安全管理は世界最高水準だと宣伝 されます。おそらく現場の人は一所懸命に頑張っていることでしょう。仮に現在の日本の安全管理が非常に高いクオリティだとして(それでも不測の事態は起こ りうると思いますが)、それが他の国においてもそのクオリティが維持されるのでしょうか。日本の財政が破綻して貧乏になってもそのクオリティは維持される のでしょうか。日本の人口が減ってもそのクオリティは維持されるのでしょうか。石油が枯渇してもそのクオリティは維持されるのでしょうか。日本人がすさん で人の質が低下してもそのクオリティは維持されるのでしょうか。

原発は"万が一"の際のリスクが大きすぎます。人が扱うべき技術ではありません。【転載終了】


小泉元首相引退-「小泉改革」の評価-!!

2008-09-27 11:35:00 | ニュース

小泉元首相引退!!
勇退か、それとも逃亡か?!
化けの皮が剥がれたことは、 紛れもない事実!!
誰も、追随していく者とていない!!
B層では、騙すことが出来ても、盟友にはなれない!

孤独の元宰相!!


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 真実は、歴史が明らかにする。隠されたモノで、顕れないものはない。いよいよ、『偽』が曝かれる時を迎えた。真理は変わらないモノとはよくいったものである。見えない世界で、自公の崩壊が、音を立てて進行している。誰もまだ気が付いていないか、気が付いていないふりをしているが、それは確実に進行している。


 拙稿、『速報!!麻生内閣支持率!!』で、フジテレビの最速世論調査を投稿したが、出そろったメディアの世論調査とは大きくかけ離れていた。しかし、驚くにはあたらない。フジテレビの最速世論調査は、インターネット調査であった。メディアの世論調査ですら、内閣支持票が最高53%から44%の大きな開きがある。ニコニコ動画世論調査では、内閣支持票がなんと10%と言う体たらくである。


 これは何を物語るか。まさか歪曲はなかろうという楽観に基づいても、調査対象が自ずと違うと言うところから来るものである。その証左に、日経新聞が一番支持票が高く、53%。ニコニコ動画は、10%。インターネット、その中でも動画をメディアとする最先端層であるから、その傾向性は頷ける。即ち、一歩先ゆく人間は、時代の流れを敏感に感じ取っているのである。


 一般メディアを主たる情報源にしている者は、48%の支持。もっぱら、インターネットを情報源としている者は、34.7%支持。動画等、積極的に情報を感得する者はなんと10%支持。それだけのことである。


 ということは、行く末、現自公民体制は崩壊の局面を間違いなく進行中と言うことだ。人間誰しも大差がない。差があると言うことは、情報の吸収の仕方である。受け身の人間は、送り手の情報に左右される。メディア中心であれば、メディアの情報を主に考える。譬え、『大根田舎芝居』であれ、総裁選によるメディア攻勢に影響を受ける。インターネット情報取得者は、少なくとも積極的情報取得者である。取捨選択をしている。既に判断して情報を選んだ結果であるから、信憑性が高い。


 故に、今度の総選挙は、確実に自公崩壊、野党勝利。政権交代。これは決まりである。解散時期を早くするか、遅くするかには最早関係なくなった。遅くすれば、もっと自公に不利になる。それは、さらに情報が拡散するからである。

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【転載開始】「小泉改革」の評価

Photo

植草一秀の『知られざる真実』

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-1746.html

小泉元首相が政界を引退することを表明した。麻生政権の発足に合わせての政界引退表明は、小泉氏の影響力がもはや自民党内でも著しく低下したことの表れでもある。<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡  <o:p></o:p>

  (松尾芭蕉 『奥の細道』)<o:p></o:p>

 國破山河在<o:p></o:p>

  城春草木深<o:p></o:p>

 國破れて山河在り<o:p></o:p>

  城春にして草木深し<o:p></o:p>

  (杜甫 『春望』)

<o:p></o:p>

 小泉元首相は国民を煽動(せんどう)し、惹(ひ)きつける弁論術と、多くの国民を魅了する風貌(ふうぼう)を有していたのだと思う。<o:p></o:p>

 竹中平蔵氏が関与した郵政民営化推進キャンペーンでは、政府が国民を「IQ」で分類し、「IQの低い層」にターゲットを絞ってPR戦略を実行したことが国会で暴露された。「IQの低い層」は「B層」と命名されていた。<o:p></o:p>

「B層」とは「主婦層&子供」や「シルバー層」を中心とする国民で、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層、内閣官僚を支持する層」と説明されていた。

<o:p></o:p>

国 民に政策を丁寧に説明して、納得してもらい、応援してもらうのではなく、支持を仰ぐ有権者を「上からの目線」で「B層」と蔑視(べっし)したうえで、 「ムード」や「イメージ」で誘導、洗脳して、高い「政権支持率」を創出し、提案した政策を実行した。これが「小泉改革」の基本手法だった。<o:p></o:p>

「小泉改革」によって、日本には荒廃した寒々しい風景が広がった。「美しい田園風景」は破壊し尽くされたと言ってもよい。相互に信頼し、尊重し合って、「ともに生きる」温かな空気が消滅した。多くの国民が不幸な生活を強いられるようになった。

<o:p></o:p>

「高 齢期=人生の秋」は、「黄金色(こがねいろ)」に輝く、人生の収穫期だ。永年の苦労を偲(しの)び、喜びに満ち溢れた時間を味わう、最も大切な時期であ る。日本の発展に尽力した高齢者が、人間としての尊厳を傷つけられ、肩身の狭い思いをして生きなければならない空気が醸成(じょうせい)された。<o:p></o:p>

小 泉元首相が、日本社会を荒涼とした風景に変えた主体であるが、小泉元首相の暴走を制止せず、逆に助長したのがメディアだった。「世論」が政治を動かす「テ レポリティクス」の時代は、メディアが「第一の権力」とも呼ばれる。「小泉政治」は、政治が「メディア」を支配し、「メディア」が情報、世論を操作して、 独裁的な政治運営を支えたことによって、初めて成り立った。<o:p></o:p>

小泉元首相の政界引退の機会に、「小泉改革」を正確に再整理し、今後の政治の方向を考える題材として活用しなければならないと思う。

<o:p></o:p>

私は小泉政権が発足する1年ほど前に、日本経済新聞社の杉田亮毅専務(現会長)のセッティングで、小泉氏、中川秀直氏に対して、1時間半のレクチャーをしたことがあった。小泉氏は私の説明を十分に聞こうとしなかった。私は小泉氏の主張を認識したうえで、どこに問題があるのかを詳しく説明しようとした。しかし、目的は十分に達成されなかった。<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

「小泉改革」を私は次の三つで理解することができると考える。<o:p></o:p>

第一は、財政収支改善を重視し、「緊縮財政」を政策運営の基本に据えたことだ。<o:p></o:p>

第二は、財政再建をもたらす基本手法である「歳出削減」の中心に「セーフティーネット」の廃絶を置いたことだ。<o:p></o:p>

第三は、「官から民へ」の掛け声の下に、いくつかの「民営化」を強硬に実施したことだ。<o:p></o:p>

メディアは「改革」の言葉だけを連呼し、多くの国民は「内容はよく考えもしないが」、「何となく「改革」とは良いものだ」といった感想を持つようになった。「B層」にターゲットを絞った「イメージ戦略」が成功したのだと言える。

<o:p></o:p>

私は、上記の「改革」政策は正しくないと主張してきたが、小泉政権5年半の実績からみても、この判断は間違っていないと考える。<o:p></o:p>

私は中長期の視点での「財政収支改善」は達成すべき課題であると考える。私は「財政収支改善政策」に反対したことはない。問題は「不況の局面での行き過ぎた緊縮財政」が「財政収支改善」をもたらさないことにある。私は1997年度の橋本政権の大増税政策が「不動産金融不況を招いて、財政収支改善をもたらさない」と強く警告した。<o:p></o:p>

2001年度、2002年度には、小泉政権の行き過ぎた緊縮財政が、橋本政権の二の舞を招くことを警告した。現実に、小泉政権は2001年度と2002年度の政策運営に大失敗した。

<o:p></o:p>

最 大の問題は、2001年から2003年にかけての戦後最悪の不況により、多数の国民が地獄の苦しみに直面したことだ。政策運営を誤らなければ、これらの人 々が地獄の苦しみに直面することを回避できたはずだ。目先の財政収支改善を追求して国民を不幸にすることは本末転倒だ。しかも、目先の財政収支改善政策が 景気のスパイラル的な悪化をもたらすために、減らすはずの財政赤字までが拡大したのだ。

<o:p></o:p>

第 二の問題は、「歳出削減」の中心に「セーフティーネット破壊」が置かれたことだ。「格差拡大=弱肉強食奨励=市場万能主義」の問題は、この政策から発生し た。「障害者自立支援法」、「後期高齢者医療制度」、「生活保護圧縮」、「社会保険料率引き上げ」、「所得税増税」、「医療機関窓口負担増大」など、一般 国民に対する社会保障給付が切り込まれる一方で、社会保障負担は激増した。

<o:p></o:p>

また、「市場原理主義」に基づく「労働行政の規制緩和」が「非正規雇用者」と「働く貧困層」の激増をもたらした。<o:p></o:p>

小 泉政権は、一般国民に対する「セーフティーネット」の本格的破壊に全力をあげて取り組んだが、「官僚の天下り利権」には、まったく取り組まなかった。財政 収支改善のための「歳出削減」が必要であることに、国民の多数は理解を示す。しかし、「官僚利権を温存したままでのセーフティーネット破壊」は、政策の順 序として間違っている。

<o:p></o:p>

第三の「民営化」について、小泉元首相は「民でできることは民に」のスローガンを掲げた。このスローガンは間違っていないと思う。問題は、具体的に何がターゲットとされたのかだ。「小泉改革」が対象にしたのは、「日本道路公団」、「住宅金融公庫」、「郵政三事業」だった。

<o:p></o:p>

こ の三つの「民営化」には、すべて裏があった。「裏」とは、特定の利害関係者に利益、利権をもたらす「民営化」だったということだ。かけがえのない「道路資 産」が将来、特定の「資本」の所有物になる。「郵政三事業民営化」では、郵貯、簡保の350兆円の国民資金を収奪しようとする外国勢力、銀行界が存在し た。さらに外国資本は郵政会社が保有する「莫大な一等地不動産」に狙いをつけている。「郵政会社」は「莫大な一等地不動産」の再開発事業を今後本格化させ る。この動向から目を離せない。

<o:p></o:p>

「住宅金融公庫」廃止は「銀行界」の悲願だった。旨味のある「住宅ローンビジネス」は「民間銀行」が「公庫」から完全に収奪した。<o:p></o:p>

「特別会計」、「特殊法人」、「独立行政法人」を廃止して、「天下り」を根絶するなら、「官から民へ」のスローガンにふさわしい「正しい政策」だ。しかし、小泉政権が実行した「三つの民営化」は、すべて「特定の勢力に対する利権提供」の政策だった。<o:p></o:p>

麻 生政権が「改革」路線からの決別を示していると言われるが、これまで述べた「三つの政策」のなかの、1番目の政策を転換しただけにすぎない。「セーフ ティーネット破壊」=「市場原理主義」=「弱肉強食奨励」=「格差拡大」の政策路線を抜本的に修正する方針は示されていない。<o:p></o:p>

また、「特定の勢力に対する利権提供」を本質とする、「三つの民営化」についても、政策修正の方針は示されていない。


<o:p></o:p>

「小 泉改革」の内容は上述の「三つの政策」で整理することができるが、小泉政権のもうひとつの重要な政策方針は「日本国民の利益ではなく、外国勢力の利益を優 先した」ことだった。2001年から2003年にかけて、小泉政権は強力な「景気悪化推進政策」を実行した。このなかで、2002年9月に金融相を兼務し た竹中平蔵氏は、「大銀行破たんも辞さず」の方針を明言した。<o:p></o:p>

日本の資産価格が暴落したのは極めて順当だった。問題は、「大銀行破たんも辞さず」の方針が、最終局面で放棄されたことだ。小泉政権は「りそな銀行」を2兆円の公的資金投入により「救済」したのだ。小泉政権は金融行政における「自己責任原則」を完全に放棄した。<o:p></o:p>

詳細を拙著『知られざる真実-勾留地にて-』に記述したので、是非一読賜りたいが、国家規模での犯罪的行為が実行された疑いが濃厚なのだ。小泉政権は「対日直接投資倍増計画」を国際公約として、外国資本による日本資産取得を全面支援した。

<o:p></o:p>

2002年10月から2004年3月までの1年半に、47兆円もの国費が米国勢力に提供された。47兆円の国費投入は、その後の米ドル下落により、巨額の損失を国家に与えている。「売国政策」と言わざるを得ない行動が2002年から2004年にかけて展開された。


<o:p></o:p>

「小 泉改革の内容」、「売国政策」について述べたが、見落とせない、もうひとつの「罪」は、「権力の濫用」である。議院内閣制の下での「内閣総理大臣」は、憲 法に規定された権能を最大に行使すると、「三権を掌握する独裁者」になり得る職位である。行政の許認可権限を活用すれば「メディア」を支配できる。<o:p></o:p>

「反 対意見」を無視する国会運営も不可能ではない。警察、検察を支配することも不可能ではなく、裁判所人事を通じて裁判所にも影響力を行使し得る。小泉元首相 は内閣総理大臣の権能を文字通り「濫用」した日本で最初の総理大臣であったと思う。また、自民党総裁は本来、民主主義政党の「代表」に過ぎない。党内民主 主義を重視するなら、代表は党内の多様な意見を尊重する責任を負う。<o:p></o:p>

郵 政民営化選挙では郵政民営化に反対する自民党議員を党から追放し、刺客を差し向けた。メディアは複数候補による代表選を実施しなかったことで、民主党の小 沢一郎代表を「独裁的」と悪意に満ちた的外れの批判を展開した。そのメディアは2005年9月の郵政民営化選挙の際、小泉元首相を批判しただろうか。

<o:p></o:p>

小 泉元首相の政界引退は、ひとつの「特異な時代」の終りを意味する。しかし、「小泉改革」によって、日本社会の風景が、殺伐とした荒れ果てた風景に変わって しまった状況は不変だ。麻生政権の誕生により、財政政策運営の手法は変化するが、それ以外の「小泉改革」の遺物は現在も温存されている。<o:p></o:p>

「セー フティーネットの破壊」、「官僚利権の温存」、「利権提供の国有財産民営化」、「米国隷属の外交」、「メディアの政治支配」、「警察・司法の政治支配」の 構造は現在も存続している。「政権交代」を問う「総選挙」では、これらの「仕組み」を維持するのか、廃絶して「国民の幸福を追求する政府」を樹立するのか が問われるのだと思う。【転載終了】