遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

薔薇園

2008-04-24 21:06:58 | ブログ

Lr みどりさんの詩に薔薇が載っていて

ある時期薔薇に囲まれて働いていたことを思い出した。

その職場は何年かかけて庭に薔薇の花がたくさん植えられて

丹精こめて世話をする職員

地域の方が居た。

その地域の子どもがとても荒れていて

花をいっぱい育てて

子どもの心に訴えたかったのね。

その薔薇名人が教えてくれました。Rose_2

どんどん薔薇を切っていいって。

次の枝を伸ばすために切る場所を教えてくれて

私薔薇摘み係りでしたよ。

花は次々と咲いて

職場の中には薔薇がいっぱい。

その薔薇を生けるための花瓶を

子どもを集めて作りました。

子どもの作る花瓶は奇想天外

怪獣が渦巻いていたりするんです。

S1_2

その頃は薔薇は高価な花でも高貴な花でもなく

ふんだんにある

日常的なものだったのです。

S24 花はどんどんしおれますから

花びらを器に入れて

お日様に熱してもらって

薔薇水を作っては

美人水

なんていっては女の子と顔にぺちゃぺちゃはたいたりして

幸せ気分。

R8_2 

色の濃い花びらは

しおれてきても捨てるのが惜しくて

職場中の冷蔵庫の冷凍庫をジャックしてストック

職場の同好の女性を集めて

花びら染めなどして楽しみました。

それもこれも

その動機となった

荒れ狂った思春期があって

それと格闘した人々が居て

そこに生まれたすばらしい薔薇園

私はその薔薇を、ふんだんに使って

悪がきには

「てめえぶっ殺すぞ」

だの

「ばばあ」

だの言われながら

「うるさいこの孫!」

なんて悪たれながら

薔薇を摘んでいたんだっけと思い出します。

Huyunobara

冬にだって

けなげに咲くんですよね薔薇は。

ここに載せた薔薇の絵は

その激しい仕事場で咲いた薔薇です。

これらの花は確かに子どもの心に語りかけていたしそのほかの植物も

不思議な力で

子どもと交流していたと私は信じているんです。

例えばね、

庭のゆすら梅を.摘んで食べて見せると、悪がきも

「それ食べていいの?

毒はないの?」

って、あどけない子どもの顔になるし

薔薇名人の職員は

庭にスイカなんか作って、子どもたちと食べようかな

なんて考えるわけです。

でも、子どもは泥棒したくてスイカを盗むのです。

まだ熟してないのに!

で、まずくって

ぺっぺ!

それを見つかって大笑いされて

ちゃんと食べさせてもらえるんだったと知るわけです。

花も実も

心を癒すパワーがあると

私は植物教の狂信者です。

私にとって、薔薇ってそういう思い出の花です。

と、絵つきでみどりさんにコメントしたくなって

記事にしました。

コメント (6)
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ブログの更新

2008-04-24 18:54:07 | ブログ

Aotudura 今日の朗読講座に

「毎朝、あなたのブログを開くのを楽しみにしているのよ」

といってくださる方が参加した。

で、「あれ?昨日と変わってないじゃん。て思うのよ」

と、おっしゃる。

実はこのごろ

朝は7時ごろ起床なのです。

そうすると朝、ブログ更新の時間はありません。

朝寝坊を改める気はないのです。

3月に血圧異常上昇がありまして

早朝高血圧になってるよといわれてから

朝寝坊できるのが幸せと思います。

私の母が未明に脳溢血で倒れたときのことが頭から離れず

朝が怖いのです。

体重のほうは順調に月目標は達成中。

(嘘!今日イチゴ食べ過ぎた。明日が怖い)

ま、今月目標はだいじょうぶです。

血圧も落ち着きました。

でもね

4時5時に起きるのはやめよう。

起きなくなったので

良かったなと思っているのです。

早朝に覚醒すると

脳みそが高速回転し始める感じ

(あれ?そう書くと頭の回転がいいみたい。違うよ。暴走し始めるということ)

それってきっと血圧のせいよ。

というわけで、

ブログの更新

チンタラしてますが、よろしく!

Aka

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対人行動パターン2

2008-04-24 15:19:05 | ブログ

Chiyo この間ケア施設に朗読訪問に行って

どのおじいちゃんおばあちゃんも絵に描きたいと

書いた。

良くわからないでこんなことを書いては申し訳ないけれど

そこにいた方たちはご自分の対人行動パターンが

独特。

一人のおばあちゃんは

「うん、たいしたものだたいしたものだ」

と褒め続けてくれる。

一人お部屋を歩き回っている方に声をかけると

良くわからないことを早口で言って

要するに「あっちへ行け」といっている様子

ずっと何かを探し続けて歩き回っている人もいた。

それぞれに顕著にご自分の世界を醸し出しているので

描いてみたいような、空気が濃い感じなの。

でも、ご家族から見たら

それまでの見知っていたお父さんお母さんが

認知症を患い、いままでの様な交流が出来なくなっているとしたら

胸のふさがるような思いをしていることだろうし

スケッチをすることは無理ねと思う。

人は、人に対してこうしたいという思いが

その人の人となりを表しているのだろうか

それとも認知症を患うと別世界に入っていくのだろうか

Shl

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対人行動パターン

2008-04-24 06:17:05 | ブログ

20080915 このことは、だいぶしゃべったけれど忘れずに書いておくことにしよう。

なぜこのエッフェル塔の下にいた鳩を描いたかというと

変な鳩だったのよ。

浅草寺や上野公園にいる鳩は人間のところに寄ってくるけれど

それは、人間の持っているえさに反応しているのよね。

肩にとまったり腕に止まったりするけれど

頂戴頂戴といって視線を合わすことはない。

ところがこのはとは

私と視線を合わせて寄ってきたのよ。

だから首をこう右に傾けて左目で視線を合わせて

生意気な雰囲気だった。

「おまえさあ、どこから来たんだよ!なーにやってんだよ馬鹿みたいに!」

こんな感じ。

イヌの性格というのも

人間に対しての行動パターンの違いでもあるね。

イヌにとって人間は意識の中にあるものね。

魚って、あまり人間を意識しないのではないかと思うけれど

釣りをする人は独特の交信をしているのかなあ。

私は若者の頃、海に浮かんで魚を眺めるのが好きだったけれど

石鯛の子どもは、この鳩ぐらいは視線を合わせてくる魚だったよ。

足の産毛をチュンチュン突っついてくるので

もぐって石鯛の子どもと向き合って

「痛いじゃないか!」

と文句を言ったつもり。

そうしたらからかうように視線を合わせてちょろちょろ

すばやいから捕まえられない。

よし釣ってやる!

そう思って釣り針の先にフナ虫だとか、ヤドカリだとかつけて

釣ってやる!

気配を消して海面に浮かんで釣ろうとしても、石鯛の子どもはだめ

お馬鹿さんなふぐだとか

縞模様の似ているオヤビッチャとかは釣れるんだけれどね。

相当、お馬鹿さんな私はむきになって

石鯛の子どもを出し抜くのに熱中した。

結局この勝負

私は勝ったのよ。

どうしたかというと

ビニール袋を海の中に漂わせて

その中に、石鯛の子がが入ったとき

パッと引き上げて捕まえたのさ!

その戦利品を絵葉書に描いて

浮き浮きと出したのがあったはずだが

その絵は見つからない。

20080862

コメント (2)
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