久子さんのところで ご先祖様と天狗党の話が出てた
そういうこともあって 久子さんと筑波山に行ったことがある
武蔵の先祖は 仙台藩の飛び地が茨城県の吉沼というところがあって
そこの武士 弓で仕えたとあるけど
武芸達者だったのだろう
山賊退治とか色々話を聞かされた
それが 何かの罪で古河藩お預かりとなり牢人となって
この地に居ついたのが武蔵のひいひいひい爺さん？
もう一代前かもしれない
だから 天狗党の時代より少し前だな
なんで古河藩預かりの罪に問われた？
たぶん勤王派だったろうというけど ふうん 天狗党？
と聞くと あれは水戸藩だちがうだろ
というしな
この間 猫ががりがりやりそうでしまった書の掛け軸が
藤田東湖 あれって 天狗党？
と聞くと 違うよ 藤田東湖も水戸藩
という
藤田東湖の思想ってよく知らないけど
もしかすると 親交があったかもねえ
でも でも 敬愛してて その書は買ったのかもだし
ま だいたい謎だらけは謎だらけ
ま 武蔵も武蔵の母も いろいろわかってない
だいたい先祖のことなんか 自分好みに脚色して
適当な物語を作るものらしい
だって 私の父（子供のころ両親なくしちゃったほう）
なんか 名前が 遠藤だから
先祖は 遠藤武者 盛遠だ ってほざいてたし
でも それで 歴史に疎く 物覚えの悪い私も
遠藤武者 盛遠に関心を持ち
これは 神護寺にも縁が深いわけで
頭の中で 歴史の水脈が出来てくるのが面白い
古河藩に預けられた天狗党の面々は
結局斬殺された としか ネットには出てこない
雪かと思ったけど
降らなかったのね
昨日は雪予報で おばさんのリハビリも休んでもらっちゃった
（だって 雪じゃ私運転できない）
おとといはスーパーがものすごく混んでたけど
皆 雪用心で買い出しにきてたのだ
風邪も抜けてきたので
中断が長かった絵 とりかかった
大塚先生に聞いたら ジェッソの上に水彩乗るというので
ジェッソ作業
たぶん あとで 途中のほうがかっこいいじゃん
と思いそうだから写真にとっておいた
ジェッソでマチュエール とか もっと抽象化してみ？
とか アドバイスももらって
それそれ！ とも思ったのだ
ジェッソといえば
先日見た朝鮮人学校の展示に
ジェッソ使った絵あった
6年生？
この絵から 学ぶこといっぱいあった
この先生が どういう授業展開したかも想像して
わくわく
フフフ 久子さん 超左脳人間とお書きでしょ？
私もたぶんそう
左脳人間にはピカソやカンディンスキーは本当はわかりやすいのかも
ターナーのほうが難しい
この頃思ったけど
朝鮮の美術教育を見ても思ったけれど
日本の美術教育はかなり世界的には特殊らしい
デッサンがしっかりして 見えるように描くことが
徹底しすぎてきて 絵についての価値観が
固定的かもしれない
久子さんは デッサンはしっかり描く方に向いていきそうに思うけど
人物の表情 おめめの 雰囲気
背中で表情を表現できるって
物語の挿絵としては 稀有の持ち味だなと思いました
そういうのを大事にご精進してほしいなって
生意気なことを思ってました
男の子がどうもね って ほんと 鋭い自覚
左脳人間の私の考えでは
人物がうまくいかないなっていうとき
大きい骨のことをちょっと 考えてみて
必要に応じて もちろんデフォルメＯＫだからね
ご自分の感覚を信じて驀進してくださいね
これ田島さんの本
同じお話し 私だとこうなっちゃう
私の頭って固いし 左脳人間ってよくわかるかも
田島さん って 双子ちゃんだけど
どちらもあこがれの人です
お姉さまに生意気なことを書きました
また描いて見せてください
