先日 NHKBSプレミアムで 映画赤毛のアンシリーズ全編を放送してました。
NHKさんは毎年1度はこれやるみたいですね。
私、「赤毛のアン、前篇、後編」のみ見ました。
そのあと「アンの青春」「アンの結婚」と続くのですが、
どんどん、イメージが壊れていくので今回は見ませんでした。
ここで、ちょっと愚痴を言わせてください。
この映画ホントひどすぎる。
私は、原作忠実主義でもないし、多少イメージが違っても受け入れる方です。
(例の、>別の作品としてみる< というのもわかります)
でも、これって全世界の少年少女(少年は見ないか)の夢が詰まった作品なんですよ。
それを別の作品に作り替えて同じタイトル付けてるって、詐欺じゃないですか。
最初の方はまだいいんですよ。
マリラとマシューがアンに愛情を注ぐ姿は想像通りで
心が温かくなります。
以前 その後続けて見て・・・・放心しました。
「これ、誰??」っていうくらい知らない人が主人公になってました。
見なかったことにしよう。原作は全10巻だったと思いますが、
ロマンチックな村岡花子さんの訳で愛読し、少女の理想のロマンス像だったんですよ。
それが、打ち砕かれました。
その上、今回は「新たな始まり」という1編が追加されていて
見なきゃいいのに、がまんできずに見てしまったんです。
見なきゃよかった・・・・・。
アンがおばさんになってた。
それも、スローライフ的なおばさんじゃなかった。
出版社で働いて、会社のおやじさんとけんかしたりしてた。
ギルバートもいなかったし。
少女の頃に夢でみていたアンはどこにもいなくなってしまいました。
見なかったことにするしかないですね。(ガックリ)