市役所から送られてくる明細書には、怖くなるくらいの金額が書かれています。
義母は 4月から10月までの7か月で約100万円使っていました。
1年にすると180万円くらいになります。
自己負担は1割なので18万円しか払っていませんが、あとは市の介護保険から
支払われるのですから、これではいくらお金があっても足りない訳です。
一番費用がかかるのが、デイサービスです。
60回で 454,114円
1回当たり 7,568円 (食費は含みません)
次がヘルパーさんの費用 (訪問介護)
1回当たり2時間の契約で、62回来てもらったので
124時間で 347,618円
1時間当たり 2,803円
介護用品のレンタル
7か月で196,680円
1か月当たり 32,780円
手すり1本につき1540円を毎月払っています。
これとは別にクッションを自費で2100円レンタルしていました。
計画書づくり
1か月に一度 7か月で 75,999円。
1回あたり 10,857円
これは、ケアマネージャーが本人と面談しての内容確認です。
時間にすると15分位。時間では決められないでしょうが。
このように介護に関するものは、何もかも割高になっています。
人件費がかかる物については価格を下げることはむずかしいでしょうが
レンタル用品の価格を下げることはできると思います。
それだけで、介護保険料を値上げしないで済むのではないでしょうか。
このままにしておくと、私の市の介護保険料は2倍になってしまいます。
「介護予防体操」も大切ですが、正直なところそんな悠長なことを
言っている場合ではありません。
それに、「介護予防体操」には別に結構な額の予算を使っています。
介護用品のレンタル代を下げるのは予算もかからないし、
直接的に介護保険を救うことができます。
たぶん、議員さんたちはそんなことは百も承知でしょう。
このような田舎の市で、このありさまですから、東京都のような
巨大都市では考えられないようなことが起こっているのでしょうね。