今月はブロ友さんに誘っていただいた俳句の会への投稿があったので
結構俳句を作りました。
まあ、日常生活をそのまま書いたものですが。
俳句歳時記にあったように日々の記録になるし、日常にドラマがちょっと生まれます。
走り来る君白靴に風連れて
驟雨かな暑さ流るアスファルト
母の背にまた夏だねと車椅子
登山道うなずき合ってすれ違い
霧晴れて日光キスゲの現るる (もや動き日光キスゲの現るる)
飾り切りまず手づかみで夏料理
落雷や血脈のごと地に届き
冷房の結界破る自動ドア
夏座敷夕張メロンの箱のあり
行く夏や午前零時の流星群
初花火肩の近づくふたりかな
浴衣の手君にあずけて見る夜空 (浴衣の手つなぐ君から抜け出せず)
止まらない汗の背中や配達人 (滂沱たる汗の背中や配達人)
夕暮れて駅に浴衣の娘たち
万緑に社を抱く三峰山
灯り消し星を数える盆の夜
新盆や母の居し家址に立つ
声もなき夏の終りの運動場
(↓ NHKBSプレミアム世界ねこ歩き~クレタ島 を見て)
南風猫パトロール遺跡まで
城塞も猫の棲み処やクレタ島
城塞に猫昼寝してクレタ島
太字は投稿した句。もっといい句があったかも。
結構作りました。最後は猫族の句でした。
はやく秋にならないかな~
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勝手に表彰式
第三席
城塞も猫の棲み処やクレタ島
第二席
母の背にまた夏だねと車椅子
第一席
灯り消し星を数える盆の夜