NHKスペシャル 2030未来への分岐点
今人類の抱えている大きな問題が2030年には限界に達するとみられている。
温暖化、食料問題、人口爆発など。
それを救うことができると「ゲノム編集」に世界中が注目し、研究をしている。
ゲノム編集により、ワクチン、治療薬の開発、食料問題の解決、重い病の治療など
人類の抱える問題が解決できる、産業革命に匹敵すると。
難しいゲノム編集を特殊なたんぱく質を使って簡単に配列を変えることができるようになった。
技術を開発した科学者は昨年のノーベル賞を受賞した。
中国ではすでに地球上には存在しない生物が生まれている。
人間の遺伝子を持ったマウスを誕生させ、コロナウィルスの研究に世界中に販売している。
マウスはコロナに感染しないが、人間の遺伝子を組み込むことで感染させることができ
ワクチンの開発に使える。
そして、ついに人間にも。
2018年に中国でゲノム編集でエイズにかかりにくい遺伝子を持った双子が誕生している。
***現在は禁止されている*****
人間の受精卵をゲノム編集することは禁止されているけど、人間とほかの動物のキメラは
中国ではすでに作られようとしている。(臓器移植用)
ゲノム編集が人間にも及べば、希望通りの能力を持った子供を誕生させることもできる。
(デザイナーズベイビー)
しかし、それが現実になれば人類はゲノム編集した人類とできない人類の二種類に分かれていく。
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ざっとこのような内容でした。
これって、以前読んだ立花隆さんの著書に書いてあった予想通りの未来に現実が進んでいるみたいで
怖くなりました。ゲノム編集が簡単になったのは立花隆さんも予想できなかった。
産業革命というけど、生命が産業ですか・・・。
ある科学者は、ゲノム編集すれば遺伝子による不公平がなくなるので返って公平になると言ってたけど
本当にそうなのだろうか?
ゲノム編集が認められるならドーピング検査なんて無意味じゃんね。
ゲノム編集選手同士が競争すること自体が無意味になる気がするけど。
人間の勝負じゃなくて、遺伝子の勝負だもんね。
今でも多少はそういうとこあるけど、ゲノム編集したら完全に人造人間勝負じゃん!
ひたすら、他より優秀であることを求めてゲノム編集した先になにがあるのか?
「夢」とか「希望」とか死語になりそう。
ワクチンや治療薬の開発、農業などにとどめて、人間への適用はやめてほしい。
ただ、遺伝子はそんなやわなものではない気もする。
傷ついたり、突然変異もある。研究者の言いなりになるだろうか。
だれかが、科学者に倫理観はない・・・と言ってたけど、中国の人は本当にそうだった。
「自分は研究をするだけ、倫理は倫理学者の仕事」だって。(キメラ関係の人)
AIだって付いていけないのに
人造人間まで手が回らん!!