ペンギンの歩く街
藤原幸一
ポプラ社 2008年
図書館の「大人の好奇心」コーナーにありました。
このコーナーは必ず寄ります。
どんな人が選んでいるのかな。
アフリカ サイモンズタウン
この街はアフリカンペンギンが住み着く街として観光客も来る。
でも、最初に住んでいたのはペンギンたち。
森を開発して人間が住むようになり、ペンギンたちは家の庭の片隅や
道路の植え込みに巣を作るようになった。
道路を渡り、浜を超えて毎日海に向かう。事故で死ぬ確率も高い。
その上、この近くの海は大型タンカーの事故も起こり、毎年1000羽の
ペンギンが保護されている。
一見、素敵なペンギンの歩く街は、ペンギンにとっては難儀な住処だ。
かわいいペンギンの写真とタイトルに惹かれて借りたら
とんでもない環境破壊の現場だった!
ペンギンはおとなしいからな~。
これがヒグマだったらこうはいかないよな~
ペンギンたちが、せめて事故で死ぬ率を下げられないのかなと思いました。
ペンギン専用道路とか。
無理やり共存させられていますが、たくましく生きています。
ペンギンと人間がより良く共存できる環境を作ってあげないとね。
文字よりも写真だと分かりやすくて良いですね。
「アイラブ動物園」のカルガモ親子の移動を思い出しました
カルガモも子育てのため、車やカラス、ネコなどの危険な中、移動する様子、ハラハラドキドキします
ペンギンさんも必死で生きているのですね