私が水洗顔にしたのは、なんとなくでした。
2年前の夏に長引く更年期障害のせいで、汗が多く顔に何もつけられないしどうしようもないので
あきらめて基礎化粧品だけにしていました。
ところが、基礎化粧品もべたべたするようで耐えられなくなり化粧水だけを塗って
日焼け止めや、クリームがわりとしてココナッツオイルを塗っていました。
そうこうするうちに「肌断食」という方法があると知り、理に適っているのでやってみました。
はじめたのが 2月だったのですが、今思うと時期が最悪でした。
それはなぜか・・・・・・。
肌伝説の崩壊②
冬になると、外気が乾燥するのでお肌が乾燥する
・・・・・ 答え 違います。
角質層が正常に機能してバリアが働いている限り、お肌から水分が蒸発することはありません。
ですから、外気が乾燥するという理由でお肌が乾燥することはないのです。
極端な話、砂漠の民を連想すればなんとなくわかります。
あの人たちが、お肌を外気の乾燥から守る何かを付けていたら、
それは、ものすごい機能性化粧品でしょうからすでに輸入されているでしょう。
つけないとミイラになりますからね。お肌は内側からしか潤いません。
冬にお肌が乾燥すると感じられるのは 「ホメオスタシス」生命維持機能が働くためです。
外気温が下がるので人間は体温を維持するために体のエネルギーを使いますので、
体のすみずみまで栄養が行き届かなくなってしまうのです。
子供のころは冬になるとほっぺがガサガサになり、「桃の花」なんかを付けてましたよね。
( ↑ 古い・・・・タイムトラベラーか)
ですから、冬は体を温めて血の巡りをよくする方がお肌の乾燥を防げることになります。
南国の人はお肌つるつるですものね。
肌伝説の崩壊③
皮脂膜をクリームで補えば肌は潤う
・・・・・答え 皮脂膜にはほとんど保湿機能はないので潤いません
研究発表①でお分かりのとおり、肌の保湿をしているのは角質層なので
いくらクリームをつけても肌は潤いません。
その上、クリームはそれ自体が水も油も溶かす界面活性剤なので、
かえって角質層のバリアを壊してしまいます。
バリアを失った肌からは水分が蒸発してしまいお肌は乾燥します。
美容液、乳液、クレンジング、日焼け止めにも界面活性剤は入っているので
同様に角層のバリアは壊されてしまいます。
一度壊されてしまったバリアは3日~4日で元に戻りますが、
毎日スキンケアがせっせと繰り返されると、元に戻るヒマがありません。
佐々木ちずさんも「週に一度は何もつけない日を設ける」と言っています。
ただ、この人はローションパックの発案者ですから真逆のことを言っているような気もします。
このような理由で、2月という肌断食開始にはもっとも条件の悪い時期を選んだ
というより、知らなかったので始めてしまった私はどうなったでしょうか。
つづく
私はローションパックはした事がありません。
ローションパックをしていないのは幸いです。
実は私やったことがあります。なんにも変わらないのですぐやめたのですが、あれはお肌には害でした。
健康な身体で肌も健康になりますね!
もうすこし続きますので、お暇なときに読んでください。