ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

奥多摩グルメ

2024年04月08日 | 奥多摩ブックフィールド
7日〔土〕、奥多摩ブックフィールドにNさんの車に乗せて貰い4ヵ月ぶりに訪問。季節は春爛漫、
私のする仕事は何も無し。ただボーッと眺めているだけ。職員室はだいぶ形になってきた。
旧小河内小学校は桜がきれい。



昼食はいつもコンビニ弁当でしたが今回いは趣向を変え、口コミで美味しいと評判の道の駅こすげのイタリアン源流レストランに行ってみました。こすげは山梨県。次は釜めしを食べ「釜めしなかい」に行くつもり。奥多摩の当辺りは何もないと思ったけど調べていくと遊べるところは結構ありそうだ。道の駅こすげは源流温泉として小菅の湯があって温泉に入ることも可能。奥多摩のに温泉に入ったことはたった1回。小菅の湯も良さそう。次は行きたいな。




パスタジェノベーゼ


小菅産ヤマメのアンチョビピザ  

評判通りおいしかったです。小学校から19キロ先に食べに出掛けた甲斐がありました。おすすめです。


た。
レストラン入り口の燕の巣





奥多摩産ワサビといただいたワサビの花

夕食はお刺身でわさびを賞味。香りよし。

奥多摩ブックフィールドってこんなふう。本好きのコレクターが私設図書館を作ったと思ってください。伊豆地方に行くといろんな博物館がありますがここは出版の歴史を辿ることが出来る。貴重な資料があります。奥多摩にいらしたときぜひお立ち寄りください。無料です。
入り口は旧職員室


美術展覧会図録のコレクションは壮観です

1,985年から:1,999年まで雑誌の創刊号コレクションは充実


東京最西端書店入り口


半年ぶり奥多摩ブックフィールド

2023年12月01日 | 奥多摩ブックフィールド
12月2日(土)は半年ぶりにオ奥多摩ブックフィールドにいってきました。
奥多摩は紅葉の時期は終わり冬支度の模様、小河内ダムは満々と水を湛えておりました。





開店まもない 東京最西端書店











電車は乗り換えが多いことと長時間の移動が大変なためタクシーの運転手をしている友人んのサックス奏者のNさんのクルマで乗せていって貰いました。旧小河内小学校の職員室はもう冬の寒さでした。雑誌創刊号コレクションは棚に収まりやっと安住の場所を見つけました,:私も一安心。

創刊号コレクション展示棚 元司書の方たちが整理に
勤しんでおります。







出版関連本や史料性の高い本が沢山展示され、年間ベストセラーTOP10を1976年以降の現物を展示しています。出版の歴史、時代の変遷に興味のあるかた一度お出でください。世の中いろんな物を集めた博物館がありますが本好きの連中が:古い校舎に小さな図書館を作ったと隠れ家で遊ぼうという空間だとと思ってください。木造校舎もレトロっぽくてなかなかいいですよ。
下駄箱 私は小中高とも木造校舎 こういうのが懐かしくて堪りません。




渋柿を大量に収穫

2022年11月07日 | 奥多摩ブックフィールド
今月、奥多摩行きの目的のひとつは旧小河内小学校校庭にある柿の収穫です。
昨年、10個干し柿にしてみたらものすごく甘かったので、今年は沢山取るぞと高枝切り挟みを持参しました。

学校の校庭に着いて見上げると今年の柿は豊作。



しかし、柿の下の部分をようく見ると実がまったくありません。手の届くところはすでにキレイに取られていました。やっぱり知っている人がいるんですね。
なので今年は高枝切り挟みが大活躍。
ただ柿は重たいので枝ごと切っても挟みから滑り落ちてしまう。落ちてくるのを真下で手で受け止めるは結構難しくて、だいぶ捕り損ねました。

これで全部。




袋に分けたのですが、電車で帰る人は重たいので10個くらいしか持てません。なので、ぼくは2袋計70個くらい貰ってきました。

本日午前中は一仕事。柿の半分を焼酎で渋抜き(YouTubeで研究、柿のヘタの処に35度の焼酎を漬けてビニール袋に保存する)、残りを干し柿にしました。






干し柿、一つだけ吊り、あとはネット。風情がありませんね。
物干し竿占領反対にあったのです。

ともあれ2週間後が楽しみです。


出版ニュース社アーカイブほぼ完成記念イベント

2022年11月06日 | 奥多摩ブックフィールド
東京都の最西端、奥多摩町の旧小河内小学校にある奥多摩ブックフィールド








旧職員室と旧校長室はブックマニアのどむかさんたちの隠れ家でもあるのですが、2019年3月に廃業した出版ニュース社が所蔵していた出版関連本や資料等をここに保存することになり、2019年春から図書館関係者たちが集合して、書棚づくりから始めて、本の棚詰め、分類とラベル貼り、所蔵リスト作成などをすすめてきました。









3月から11月までの毎月第1土曜日に集まって、足かけ4年、ようやく“ほぼ完成”に漕ぎ着けたことを記念して11月5日、「出版ニュース社アーカイブほぼ完成記念」というイベントを開催しました。

外部講師の戦前の『出版年鑑』を巡るさまざまなエピソード、元出版ニュース社社長清田氏のお話、データや棚整備を担当した図書館関係者お二人にアーカイブを作るまでのいきさつなど、2時間半にわたるイベントでした。





私は昔取った杵柄で分類コード記入を担当したのですが、こんなに時間が掛かったのは、図書整備に関して真逆のことをやってしまったからでした。
つまり、本が揃ったら、1点1点確認しながら所蔵リストを作成、分野、分類、棚の配置を決め、分類ラベルを貼って棚詰めするのが本来の手順。

それが、所蔵リスト(ジャンル別に分類していない)はあったものの、とにかく本を棚に収めてしまおうと、ジャンル別棚プレートをまず作り棚詰めしてしまったのです。この時点では無事収めたぞ、よしよしと安堵したのでした。
ところが翌年(2020年)、やっぱり所蔵リストをジャンル別に分類して、文献として利用できるようにしよう。図書館のように本にラベルを貼ってどの棚に収めるのか所在地をはっきりさせようとなったのです。

20年8月に分類コード記入作業を行い、同年9月から1点1点棚の本をリストと照合、分類ラベルを貼るという作業を行って、2年後の今、ほぼ完成に漕ぎ着けたというわけです。

月1、しかも10時半頃から15時頃まで正味3時間半の作業。本来の手順で7時間働いたとしたら1週間で終わる作業かな。

でも、コロナ禍でどこにも行けない中、月1で本の整理のために、はるばる奥多摩に集う常連が8人もいるなんて物好きだなあとおもいます。休憩時間に梅や柿を収穫するのも楽しみでしたし。(私は帰路に「境の清泉」で水(約150リットル)を汲むのがノルマでもあります)

それもほぼ終わり。
来年のテーマは何だろう。旧職員室のドイツ文学関係書が他の教室に移転する。
私が関わった雑誌の創刊号コレクション(約1300冊)は段ボールに詰め込んだまま。これを整理して日の目を見させてやりたいものです。


ひと月遅れの梅の収穫

2022年07月03日 | 奥多摩ブックフィールド
7月2日(土)は恒例の奥多摩行き。
1ヵ月にいっぺんだと、季節の移り変わりは早く、先月は新緑っていう感じだった山の緑も色濃くなっていました。







奥多摩湖の水は満々。夏雲が空高く、気温は29度、湿度は高く、蒸し暑かったです。





データベースも先週1日がかりで合体させて、関連図書を並べ替えたり、出版社ごとにまとめたり、その調整が手間取りました。で、ほぼ完成。合計3800冊でした。
ほぼというのは現物は1冊に対し、データは3冊あるといった不一致が判明。なんやかんや60~80点はありそう。データがキチンとしていないと居心地が悪い。そうした点検整備の仕事はボクに回ってきそうです。言ったひとにお鉢が回ってくるのは世の常だし。

毎回、来るメンバーは5~6人いるのですが、本に触れている事が楽しい、キチンと本が整理されていないと気持ち悪い、なんていう職業柄の人たちです。
昨年3月、あるコレクターの本を救出した話を書きましたが、それらが段ボール30箱に収められて、ここにあるのですが、ボクは箱を開けて整理するのは面倒なタイプ。しかし、他のメンバーはむしろ闘志をもやすタイプのようで、なかなか面白いです。そういう物好きでないと、奥多摩の辺鄙なところに毎月来ませんよね。

今月のみんなの楽しみは、奥多摩ブックフィールドがある旧職員室前に生っている梅の収穫。ふつう梅は6月上旬に出回りますが、ここ奥多摩の梅の収穫期は今頃。実は赤くなっていても固い。囓ってみたけど、酸っぱくなく美味しい。

採ってきた梅1.3㎏。



梅シロップにしてみました。