ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

財産を引き継ぐ

2015年02月28日 | ハーモニカがらみの話
だいぶ先の話ですが、5月31日(日)午後0時30分より草加市中央公民館ホールで「第26回東武沿線ふれあいハーモニカコンサート」が開かれます。

文字通り、東京・浅草を起点に埼玉、栃木、群馬に掛けて走る東武スカイツリーライン、東武伊勢崎線・東武日光線沿線で活動するハーモニカサークルの祭典です。

15団体が参加予定。26回という回数に感嘆!!

前回、草加ハーモニカソサエティーが開催地を務めたのは第20回(2009年)。僕が在籍していた時。だいたい6年に一度開催幹事役が回って来ます。

今回、各団体とのやり取りをする文書作成係の役目が私に回ってきました。要はパソコンが出来るか出来ないかの話なのですが、打ち合わせの場に居合わせたのが運の尽き。僕にお鉢が回って来た、というわけです。
これも何かの縁、与えられた務めを一所懸命果たす所存であります。


前回担当のfuyoyoさんからは前回のパソコンデータを送ってもらったので一安心。その後、全文書を1冊に綴じた資料をいただきました。さすが事務のベテラン。理にかなっています。これさえあれば鬼に金棒です。
しかし仕事と違うので、気楽ですね。

最近は家に仕事を持ち帰らないようにしているので、僕のデスクトップPCにはワード・エクセルは入れていません。一太郎のみ(ソフトにお金をかけない)。
ワード文書は家人のノートパソコンを借りて作成します。
ワードはなるべく使いたくないのが本音。なぜかというと、僕がパソコンをはじめたころワードはなかったので、あとからやって来たワードのタイプライター的な概念を生理的に受け付けなかったんです(便利なところがたくさんあることは知っていますが)。

ここで思ったのは、こうした文書ファイルを前回の開催地の人から引き継ぐことはないのかと。そうすれば毎回形式はほぼ同じなので、手間暇が省けるのに(だんだん仕事モードの発想に)。

でも、一太郎で作った封筒宛名の差し込み印刷じゃ次回の人に引き継げませんよね。(^-^;

恒例の市民音楽祭

2015年02月23日 | ハーモニカ
22日(日)は恒例の草加市の市民音楽祭。
草加ハーモニカソサエティーも参加しました。
僕にとって市民会館ホールの舞台に立つのは6年ぶり。



演奏曲は、
ヘ調のメロディー
他人の関係
マイアミ・ビーチ・ルンバ

ヘ調はクラシックの曲でピアノ入り。ハーモニカは2パートでなかなか聴かせます。

また、わがサークルはリズムセクションが充実していて、「他人の関係」と「マイアミ」はボンゴ、パンディロ、クラベスが入ります。バス、コードはもちろんのこと。これは自慢していいかな。
リズム隊は毎週のように自主練習していますので、結構いい線行くようになりました。
そして「他人の関係」は間奏がリズム隊のみ、ハーモニカのひとたちはあの金井克子流の手と顔が動く振り付けつきです。
舞台に立つとほかの人の音やリズムが聴き取りにくいのですが、本番はますまず上手く行きましたね。振り付けはばっちりだったそうです。
上の写真はリズム隊がいませんので、「へ調のメロディー」を演奏しているときですね。

複音ハーモニカのサークル、そうかハーモニカ同好会も参加していまして、結構な人数がいます。ギターの伴奏付き。
写真は↓こちら。


瀬戸の花嫁など、これこそトレモロハーモニカだといういい音色が出ていました。

ここも男性のほうが多いですね。この現象は何でしょうか。
ハーモニカの世界は以前は女性が多かったとおもいますが、近頃は生涯学習ということからか、男性がリタイア後にどんどん参加するようになっています。若い人がいないという点は何処も同じようですね。
ソサエティーでは僕が5年経って復帰しても若い人が入らず、僕は今もって下から2番目です。

5回目

2015年02月22日 | ハーモニカ
昨日(土曜日)はデイケアセンターでボランティア演奏でした。去年の8月から数えて5回目。
ここでは各人、ソロ演奏を2曲やるのがパターン。ギター伴奏はタカさん。ただしタカさんが吹くときはぼくがアコースティックギターで伴奏します。
真ん中にみなさんと歌うコーナーを設けていまして、30分ほど経ったとき、歌う曲がたとえば2曲残っていても5分間お茶の時間があるんです。

今回はfuyoyoさんを補強して4人編成。fuyoyoさん、ありがとうございます。
皆さんと歌うコーナーの時、バックでメロディーを吹いてくれる人が多いと心強いのです。



せっかく4人いるので、フルート用に2声にアレンジされた「七つの子」「大きな古時計」を合奏してみました。1回しかリハをしていないわりには上々の出来。


ぼくらのハーモニカはなかなか好評でして、ここで週3日働いていて土曜は来ない日なんだけれどという方が、ハーモニカが評判なので聴きに来ましたという。
お互いよく見れば、あら、となりました。10年ほど前、ワッシーやぼくらと親しく交流していたべべさんだったのです。思いがけないところでの再会です。 うれしいですね。

今回のハイライトは、94歳のOさんが複音ハーモニカで、「ラバウル小唄」を吹いてくださったこと。これは見事でした。

次は100歳の誕生日を迎えた方のキーボードによる「星の界」の合奏を考えています。

好評のひとつは、PAを使っているのでミニライブみたいになっていることにもありそうです。

次回は4月下旬予定。
デイケアセンターでは平日、大勢のひとに聴かせたいとのこと(土曜は平日の半分以下なのです)。仕事が忙しくなる3月4月は難しいですが、5月か6月ごろ実現したいと思っています。

プログラムがいい。今後が楽しみ

2015年02月20日 | ライブ鑑賞
19日(木)、恵比寿・アート・カフェ・フレンズにて伊藤加奈さんのライブを聴いてきました。
タイトルは「新月の夜のJazz Live withハーモニカ」。



プログラム
1st set
オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ
コンファメーション
アズ・タイム・ゴーズ・バイ
フライ・ミー・ツー・ザ・ムーン

2nd set
ビリーズ・バウンス
オール・オブ・ミー
オニソロジー
ラウンドミッドナイト
ドナ・リー

アンコール
オーバー・ザ・レインボー

着席したテーブルにはプログラムが。ジャズを聴きなれないお客様のために曲の解説がていねいに書かれてあります。

うわーっ、本格的なジャズだ! ビバップだ、オニソロジーだ、ドナ・リーだ、チャーリー・パーカーだ!と僕の目は丸くなりました。
昔むかし、アルトサックス、とくにチャーリー・パーカーは大好きで、1万円以上したダイヤル盤のレコードセットを買ったことを思い出します。ですから、このプログラムにはときめきましたね。

当然、アップテンポの曲も多い。加奈さん、早いバップフレーズをミスなく吹いているのが何よりすごかったです。
しかも手、肘を使ってハーモニカを素早く動かし、顔はまったく動かない。ポピュラー系でかくも顔が動かない人を初めて見ました。

どれだけ練習しているんだろう。先生に付いてジャズの基本をきちんと学んでいるのでしょうね。

まして、ライブを開くということはサポートメンバーに恵まれなければならないですから。


惜しかったのは、PAのハーモニカの音量が少し足りなかっこと。スタンディングマイクだと、マイクからハーモニカが離れてしまうので、フレーズのニュアンスが聴き取りにくいんですね。2列目のせいか、後方では聴こえたのかもしれませんが。マイクは手に持ったほうがいいとおもいました。

今回のライブは大きなチャレンジだ、と言っておりましたが、成功といえるでしょう。加奈さんの今後が楽しみです。

ぼくもほんとうはジャズをやりたかったけど、ふらふら迷っているうちにクラシックの道に入ってしまいました。でも、ハーモニカの演奏技術を向上させたい、ということは同じ。本日のライブを聴いて、ぼくも励みになりました。

和谷先生のコンサート

2015年02月17日 | ハーモニカ
昨日(2月16日)は東京・神楽坂のザ・グリーというアコースティックホールで、和谷泰扶先生の「2日遅れのバレンタインデー・コンサート」が開かれました。



席数50と多くはありませんが、音響はよく、二人に1台の丸テーブルと飲み物置き1台があり、足下もゆったりしていて、聴き心地のよいホールでした。

僕は浜離宮ホールでのコンサートを聴いていないので、先生のコンサートを都内で聴いたのは初めてかな。

先生の演奏はこの日も情熱的。気合いのこもった鬼気迫る演奏というべきか。
「楽に吹いているように見えるでしょう」
というけれど、「いえいえ」。

僕ら指導を受けている者にとって、それはすごいレベルで溜息しかでません。


プログラムはCD「マタドール 情熱のハーモニカ」が中心。ピアソラの曲、CDではさんざん聴いたけど、やっぱり生がいいですね。


3月8日(日)18時から、ルーテル市ヶ谷センターホールで、「和谷泰扶と門下生によるコンサート」が開かれます。和谷門下生のFIHコンテスト本選出場者によるコンサートです。和谷先生はもちろんのこと、稲川有徳さん、園友栄さんのソロ演奏をはじめ、すばらしいアンサンブル演奏がたくさん聴けるらしいです。

ぜひ多くの方に聴いてほしいものです。ハーモニカの今の水準を知る意味でも貴重なコンサートだと思います。