9月29日(水)、静岡県富士市文化会館ロゼシアター 小ホールで行われたコンサート「和谷泰扶ハーモニカ・トリオ ~チェロとピアノに囲まれて~」に行ってきました。
ハーモニカ仲間3人、車の運転は私。
緊急事態宣言下の東名は往復とも空いていて、運転はラク。
足柄SAで頭を雲の上に出していた富士山。
ロゼシアターの駐車場に着いたらだいぶ近くに見えます。
早く着いたので、日没の陽に照らされた富士山を眺めることが出来てシアワセ。
コンサート前のひととき、駐車場の隅にあるタリーズコーヒーで、コーヒーをいただきながら、富士山を眺める。なんだか幸先いいんじゃない?
さて、コンサートは素晴らしいの一言。遠くまで来た甲斐がありました。
「アイネクライネ・ナハトムジーク」
「2つのヴァイオリンのための協奏曲より 第1楽章」
「白鳥」
「芭蕉布」
「ラプソディ・イン・ブルー」
「赤とんぼ」
などなど、盛りだくさん。多くの人が楽しめる選曲でしたし、チェロとピアノが織りなす見事な伴奏。
和谷先生の演奏は相変わらず凄いな、というほかありません。
ラストのほうは、
「ブエノスアイレスの冬」。
チェロが入ったこの曲、ピアソラのバンドネオンを彷彿とさせるクロマティック・ハーモニカの重音奏法に唸らされます。
そのスピード感。
さらに輪を掛けて速い演奏だったのが「チャルダッシュ」。
普通、師匠を真似したいと考えますが、「あ、これは無理」。
正直、ボク程度の技倆で真似できるやさしい曲もやって欲しい、と思ったりもします。
いまボクは「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の下のパートを練習していますが、先生の速さではとても吹けないけど、明日からもっと練習しなくちゃ、と思ったのでもあります。(思うだけなんですけど)
コンサートは8時3分前に終了(コンサートは8時に終わらなくではならず、トークは抑えめにして、予定の曲は全部演奏したとのこと)。
しかし、会場周辺のファミレスなど食事処はどこも8時で閉店。
開いていたCoCo壱番屋はテイクアウトのみ。
仕方なくカレーをテイクアウト。足柄SAで食べたのですが、これが結構美味しかった。
コロナ禍だからこその経験でした。
余談。
コンサート終了後、会場出口で先生と記念撮影。そこで2017年のドイツ・トロッシンゲンで行われたFIH世界大会に、クラシックとジャズ部門に出場したKさんにお会いしました。ここが地元とのこと。
アントニオ・セラーノの講習会でも一緒でした。あれから4年、歳月の速さを感じます。