ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

当初の計画達成

2012年09月29日 | どうでもよい話
29日(土)、蒸し暑いなか冷房も入れず、懸案のサラウンド・リアスピーカーを付けようと汗だく、悪戦苦闘。

だいぶ前に、リビング後方のボードの裏に板を張り、スピーカーケーブルが見えないようにするため壁にはLAN配管(下の写真のオレンジ色のがそれ)を通したと書きましたが、ようやく取り掛かりました。



LAN配管は部屋後方から壁を伝って、正面のテレビの裏に行っておりますが、通線していませんので、ビニール紐を使い、テレビ裏から掃除機で吸い込む方法でやってみたところ、見事成功(この方法はネットから仕入れました)。ただし、一人が掃除機で吸い込む役目、一人がLAN配管の入り口にビニール紐をせっせと送り込む役目と、二人いないとうまくいきません。

この方法で、次にスピーカーケーブルをビニール紐に結び、一人がテレビ裏で引っ張り、ひとりがケーブルを送り込む。これはあっさり通りました。通って当たり前なのですが、ヤッターという感じです。ホントは、うまくいくんだろうかという不安もあったからです。なにせ初めてのことですから。


これはテレビ裏の壁の2口のスピーカーケーブル。

何が大変だったかというと、スピーカーを吊り下げるスピーカーブラケットを壁に打ち付けること。30年前に買った手動式ドリルの歯が経年劣化なんでしょうね、次々と折れ、欠けた歯を取るのに汗だく。そして、堅い板に木ねじがなかなか入らない。高いところでの作業だけに、力がうまく入らないんですね。電動のねじ回し、持っていないんです。(泣)


何とかねじ込んで出来たのがこちら。


完成したリアスピーカー。


こちらは正面。


サラウンドといったって、ローコストのものばかりなので音的にはとりあえずそれなりに聞こえるといった程度です。

これで、ダイニングにあるテレビで録画した番組をこの部屋で見ることも出来るお部屋ジャンプも設定出来たし(その逆も出来ます。有線LANで繋がっているため)。

ケーブルテレビのセットトップボックスHDDで録画した番組を、ブルーレイHDDレコーダーに有線LANでダビングもやっと出来た(これはケーブルテレビ特有のひと手間多い作業。この有線LANか無線LANでダビングしないとハイビジョン画質でブルーレイディスクに残せないのです。セットトップボックスからブルーレイHDDレコーダーにダイレクトにハイビジョン画質ではダビング出来ない仕組みなのです。なんとかしてよJCN関東さん)。

新しい家になってから、当初考えたオーディオ復活等々、一連の作業はこれで終了。

しかし、ここ1カ月近く、ハーモニカをろくに吹いていない。夏バテでもあり、こんなことをやっていたりしたからでしょう。
10月から気を引き締めて、ハーモニカです。

崎元譲と仲間たちによるコンサート

2012年09月25日 | ハーモニカ
9月23日(日)、激しかった雨も午後には止んで、夕方5時からの、ルーテル市ヶ谷ホールで行われた「崎元譲と仲間たちによるコンサート」2日目(1日目は17日に開催)に行って来ました。今回は31回目。崎元譲音楽家生活45周年、ハーモニカ生誕100年を記念したコンサートでもあります。

崎元門下のそうそうたる顔ぶれが揃ったこのコンサート。
素晴らしいコンサートでした。
曲が多彩、編曲も。この日はピアノ4手連弾曲を作曲した安田芙充央氏や「美しいあしたを」を作曲した平野淳一氏がいらしておりました。崎元先生が長年培ってきたいろんな方とのつながりがそちこちにあらわれています。
ピアニスト二人の4手連弾はすばらしかったですよ。

それにしても、ハーモニカを手のひらでカバープレートを全部覆うハンドカバーによる音色は、やわらかくて、粘っこいというか、うねるような、懐かしさがにじむ音色です。コンサートホールは、ボクが最初に出会った、クロマチックハーモニカの音色に満ちあふれていまして、感傷的な気分でもありました。

さて、崎元先生はクラッシックや現代曲をはじめとして、映画やドラマの挿入歌まで幅広いジャンルを吹いていますが、この日はNHKBS「世界のふれあい街歩き」のテーマソングのハーモニカは私の演奏ですといって吹いてくださいました。この番組はけっこう見ていて、この音は崎元先生だと思っていましたが、これで納得。
番組テーマ曲は番組サイトのこちらで聴けます。

9月は、崎元先生、和谷先生と日本を代表するクロマチックハーモニカ奏者とその門下生のコンサートが聴けて、興味深かったですね。
前者は、トミー・ライリー流の優雅な音色と多彩な編曲で楽しませてくれましたし、後者は骨太の音と、クラシック色の濃いコンサートで、ずいぶん違います。ぜひ、来年はいろんな方に聴いてほしいものです。おすすめします。

しかし、音、しぐさ等々、それぞれ師匠に似るものですね。

赤い瓦屋根

2012年09月09日 | 旅行
8月末、広島県の安芸高田市に行って来ました。

仕事を終えて向かったのは、安芸吉田・郡山城趾の毛利元就の墓所。

ここは1591年に広島城に移るまで毛利家の居城だったという歴史ある場所。
時間がないので寄り道はここだけでしたが、広島県の山深いところに居城があったなんて、やっぱり行ってみないと分かりません。

さて、中国道をクルマで走っている途中で、気付いたのが赤い瓦屋根。
これは石州瓦といって、広島県や山口県のお家に赤い瓦屋根が多いとは知っていましたが、高速道路から見たある町の8割方が赤い屋根という風景に出会って感激しましたね。おお、これだって。

ただ、この屋根、ボクには赤いというより褐色かオレンジに見えるのですが、地元では赤瓦といいます。

安芸高田から西条に向かう途中の山あいの集落。


赤い屋根、そして昔ながらのなまこ壁です。


石州瓦については、石州瓦工業組合のサイトが詳しいです。

瓦屋根に興味を持ったのは、自分ちの屋根を南欧風のオレンジ色の屋根にしたかったから。


ですが“標準”仕様で選べたのは愛知県で生産されている三州瓦のなかの三州野安のセラマウント。その中の選択したのが、三州野安のバーニングレッドでした。
バーニングレッドは実物はオレンジっぽいのですが遠くから見ると赤く見えます。今思うと、バーニングイエローの方が石州瓦に近いようです。

それにしても、地方に行くと家の建て方、屋根の色は土地柄が出ますね。


和谷ファミリーの発表演奏会

2012年09月04日 | ライブ鑑賞
9月1日(土)、ルーテル市ヶ谷ホールで第3回ファミリー和谷発表演奏会が行なわれました。

京都、浜松、銀座、横浜、茨城の教室、個人レッスンの方など、和谷ファミリー総出演のイベントです。




教室ごとの合奏はかなりのレベル。和谷先生の指導のたまものです。パッヘルベルのカノンをふつうのようにやっていました。ハーモニーがきれい。クロマチックでここまで出来たらたいしたものだと思います。
また、セレナーデやマラゲーニャのような独奏曲は多くの人が挑戦していました。それにトレド、ジャカランダなど難曲を吹く人も多数いて、門下生のレベルの高さに感心しました。

和谷先生の妥協しない、熱血指導の成果であるわけでして、まだまだこれから。来年が楽しみです。

発表会の宣伝が浸透していないためか(すみません、私もこのブログで宣伝しませんでした)、一般のお客様が少ない気がします。もったいない。無料です。来年はぜひ、多くの人に聴いて欲しいものです。

ところで、9月17日と9月23日に同じルーテル市ヶ谷で、崎元先生とその門下生による「崎元譲と仲間たちによるコンサート Vol.31 ~クロマチック・ハーモニカ生誕100年に寄せて~ 崎元讓 音楽家生活45周年」があります。ボクは23日に行く予定。鈴木真澄さんのブログに詳しく紹介されています。

両方聴けたら、日本のクロマチックハーモニカによるクラシックの全貌が分かる!と言っても過言ではないでしょうね。

捨てたモンじゃない

2012年09月02日 | どうでもよい話
8年くらい邪魔者扱いされていた25年前のバカでっかいDIATONEスピーカー


やっと蘇りました。
くすんでいたスピーカーはホームセンターの精米機から米ぬかをもらってきて、ぬか雑巾で磨いたら艶々。

リサイクルショップに持って行ったって二束三文。
引き取って貰えたら「ありがとう」といわなくちゃ、と教えてくれたのはK先生。

でも、捨てなくてよかった。DIATONE DS-77HRとサンスイのα607i。1987年当時のベストセラーでした。
25年経ってもちゃんと悪かない音がでます。自分の部屋で存分に聞けるとはちょっとうるうるです。
ただCDプレーヤーは認識するCDとしないCDがあるなど挙動不審、寿命かも。

問題は部屋からの音漏れ! 気づきませんでした、住んでみるまでは。
断熱材と二重ガラスの遮音性能のおかげで外部からの音はきこえず、家の中はとても静か。もちろん家の中の音も外に漏れにくい。
ところが!! 家の中は音がだだ漏れだったのです。

なぜかって、引き戸の端っこやドアの下は5ミリくらい隙間が開いているんです。そのわけは、あまりに機密性が高いので、部屋の空気を循環させるため、外から吸気する吸気口が各部屋にある。吸気した空気は引き戸やドアの隙間を通って、トイレの換気扇から排気される仕組みなのです。このようにせいというお上からのお達しなのだそうです。

ハーモニカやオーディオ、テレビの音(これから問題なのはサラウンドを組んだ場合、まだセッティングしてない)などが、家の中でばんばん響きます。部屋に入っていれば気にならないレベルですが、廊下で聞くとあきらかにうるさい。

気軽にいつでも夜中でもハーモニカが練習できる、と思ったのは誤りでありました。