ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

沈下橋巡り

2016年08月12日 | 旅行
高知~愛媛の城巡りの途中は、日本一の清流と言われる仁淀川と四万十川の沈下橋をみるのが楽しみの一つでした。


最初は仁淀川の名越屋沈下橋。




評判通り、水がきれいでした。



次は四万十川・高瀬沈下橋。



四万十川を上流に進んで、続いて勝間沈下橋。


仁淀川で出来なかった水切り。四万十川では流れが強くて3回しか切れず、うまくいきませんでした。
それにしても、ふだん投げていないと肩が....。



最後は一番有名な岩間沈下橋。
ここは道路が高いところを走っていて、写真でよく見る撮影スポットがここ。








沈下橋、車で渡りたかったけれど、なんか恐くて結局、渡らず仕舞い。全部歩いたのでした。

四国 城巡り その2

2016年08月03日 | 旅行
次に行ったのは宇和島城。





戦時中の空襲でかろうじて天守が残ったという、こぢんまりした地味な城です。
天守閣だけがひっそりとたたずんでいて、見学する人がまったくおりません。
古城よ一人何偲ぶ、という風情です。



      

切符売りのおじさんに、なぜ伊達家がここなのかを訊ねると、宇和島伊達家の初代は奥州・伊達政宗の長男で側室から生まれたという。しかし、正宗の正室に男子が生まれたので、徳川家康はじきじきにこの長男に対し宇和島に領地を与えたとのこと。分家ではないのだそうで、なぜ分家ではないのかは定かではない云々。
なるほど! 歴史談義は楽しいものです。


最後は、松山城。



こちらは櫓や小天守のある立派なお城でした。姫路城は別格として、あと戦後再建された城を除くと、そうそうありません。この城は火事、落雷等により焼失、再建を繰り返し、現在のは1853年のもの。小天守は昭和40年代に修復された。小天守などをぐるり回って天守閣に上るので、お城の見学としても楽しい。




それにしても、お城から眺める松山市内の広さ、街としての大きさに感嘆します。人口52万人だそう。夜の街も賑やか。高知市の夜とは全然違う。


松山は立派な「坂の上の雲ミュージアム」が出来ていて見学しましたが、秋山好古、真之兄弟、正岡子規、夏目漱石と明治時代の気分が目いっぱい味わえます。
この日は暑くて、午後からはどこにも行く気になれず道後温泉の子規記念館で涼んでおりました。ここも明治の青雲の志にあふれておりました。1階では朗読会が行われていて、「坊ちゃん」のマドンナの登場する場面が聴けてよかったです。

去年、姫路城と四国の丸亀城を見たので、四国の現存する城四つ、全部見たことになります。
現存する城は全国で12。残るは、弘前城(青森県)、丸岡城(福井県)、備中松山城(岡山県)の三つ。

実は今年春に桜を観に弘前城に行こうと計画しておりましたが、ぎっくり腰になり頓挫してしまいました。
備中松山城は雲海の上に城が浮かぶ季節に行きたいな。いずれも遠いだけに、行けるかなあ。