ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

奥多摩の根わさびは美味しい

2020年11月30日 | どうでもよい話

奥多摩はわさびの産地。

 

11月上旬の水汲みの際にいただいた根わさびの美味しさに目を剥き、一昨日は川井キャンプ場のすぐそばにある千島わさび園で、根わさびを買ってきました。

  







 

1本、大きめので1000円、小ぶりのもので600円。

安くはありませんが、採れたては香りも味もバツグン。

お刺身、蕎麦、お茶漬け、これはハマりますね。

奥多摩に行く楽しみがまた一つ増えました。

 


池辺 晋一郎氏作曲「ハーモニカは笑い、そして沸騰する」が出版されました

2020年11月20日 | ハーモニカ

作曲家として、またN響アワーなどの司会者として知られる池辺晋一郎氏がクロマティック・ハーモニカのために書き下ろした無伴奏曲「ハーモニカは笑い、そして沸騰する」がこのほど全音楽譜出版社から発売されました。

 

この「ハーモニカは笑い、そして沸騰する」は、2019年12月13日、東京文化会館小ホールにて開催された全音現代音楽シリーズ26「四人組とその仲間たち2019 Jeux vifs et  colores (しなやかな戯れ)」というコンサートの中の1曲として、池辺氏が全音楽譜出版社から作曲を委嘱され、クロマティック・ハーモニカ奏者・和谷泰扶氏により初演されたものです。
演奏所要時間:約7分。

 

演奏動画が全音楽譜出版社によってアップされております。ハーモニカを少しかじった身としては、いやはや「すごい!」としか言いようがありません。

池辺晋一郎:ハーモニカは笑い、そして沸騰する(2019.12.13.東京文化会館小ホール)

 

このコンサートは池辺晋一郎氏が中心となって行われてきたもので今回で26回目、全曲新作・世界初演というのですから、非常に珍しいコンサートでもあります。

 

 

池辺晋一郎インタビュー「ハーモニカは笑い、そして沸騰する」(全音「四人組コンサート」2019)

 

しかも全音楽譜出版社はこれらの曲の楽譜を出版してきたというのですから、じつに息の長い地道な事業です。

 

このコンサート、聴きに行きましたが、どれも難曲、超絶技巧の曲ばかりで、こうした最先端の音楽に慣れていない自分としては、

なんだかよく分からなかった

どう表現したらよいのか言葉が見つからなかった

というのが正直な感想でして、結局ブログに書けず終いだったのです。

 

日本でハーモニカのために書かれた曲って、本当に少ないと思います。

しかも難解な現代音楽とあって楽譜は売れるのかしらと余計な心配をしてしまいます。

で本日、和谷先生から入手しました。

楽譜を開くと、音の跳躍、上下の起伏、多様な重音奏法..... これを吹こうなんていう気はまったく湧いてきませんが、ボクは初演の場にいた記念の1冊ということに満足しています。

 


安行紅葉巡りと楽器供養塔

2020年11月15日 | 雑記

本日は川口市安行の紅葉散歩。

まずは定番の小林もみじ園。

結構色づいていて楽しめました。

   

 

次はご近所の埼玉県花と緑の振興センター。大木の紅葉が見事。

けやきの改良品種である、むさしの1号

 

ラクウショウ(落羽松)

 

最後は興禅院の裏手にある弁財天。五穀豊饒と音楽の神様を祀ったものです。

楽器の供養塔がありました。

裏には「荒城の月」の五線譜と「船頭小唄」の数字譜が刻んでありました。

数字譜がいかに普及していたかを偲ばせます。


東京最西端の隠れ家、本の桃源郷

2020年11月08日 | 奥多摩ブックフィールド

昨年(2019年)春から、東京都最西端、奥多摩町の旧小河内小学校にある奥多摩ブックフィールドに通っています。

 



奥多摩ブックフィールドはどむかさんほか本好き3人が始めた隠れ家のようなものです。
美術書、ドイツ文学関係書などのコレクション約4千冊、そして本に関する様々なグッズ、書皮や世界の本屋さんのトートバッグなどマニアックなコレクションを見ることが出来ます。

世の中にはこんなに本好きのマニアがいるんだと改めて認識した次第。

 

10月はいろんなイベントが行われました。

■どむか屋根裏コレクション【本屋さんのトートバッグ展~around the world】

約100点展示



10月10日㈯、11㈰、17日㈯、18日㈰、24日㈯、25㈰
11時頃~16時頃 入場無料
カタログ「本屋巡礼 本屋さんのトート」は「ビーナイスの本屋さん」で通販中
https://benice-books.stores.jp/...


■【東京最西端の古本市】
10月10日㈯、11㈰、17日㈯、18日㈰、24日㈯、25㈰
11時頃~16時頃 入場無料

■奥多摩アートフェスティバル「oken」連携イベント

【奥多摩の廃校に生まれた本の桃源郷で語る】
10月11日㈰  11時~12時半
参加費:無料

 



 

【地域デザイン学会・ローカルメディアフォーラム「地域における”本のある場”のつくりかた」】
13時半~16時半 参加費:1400円
http://www.zone-design.org/forum/localmedia.html
申し込み: 地域デザイン学会事務局 info@zone-design.org

電波の届きにくい場所ながらオンライン配信も行いました。



=プログラム=
13:30 開会挨拶(集合場所:奥多摩ブックフィールド)
 (一社)地域デザイン学会 理事長 原田保氏
  ローカルメディアフォーラムプロデューサー 仲俣暁生氏
  ローカルメディアフォーラム事務局長 影山裕樹氏
13:45〜15:15 事例紹介
13:45 報告1
 「全国に広がるまちライブラリーの取り組み」
  まちライブラリー提唱者 礒井純充氏
14:05 報告2
 「奥多摩ブックフィールドについて」
  奥多摩ブックフィールド どむか氏
14:25 報告3
 「奥多摩で編集の仕事をすること」
  株式会社ミゲル 宇都宮浩氏
14:45 報告4
 「企業が求めるブックライブラリーをつくる」
  good and son 山口博之氏
15:25〜16:15 パネルディスカッション
 「地域における“本のある場”のつくりかた」
  ファシリテーター 仲俣暁生氏、影山裕樹氏
16:15〜16:30 閉会挨拶
参加費1,400円、2020年10月10日(土)12:00までに,メールにて学会事務局宛お申し込みください。メールでのお申し込みの際には,氏名,会員・非会員の別およびE-mailアドレスをご連絡ください。
※当日参加も可ですがなるべく事前にお申し込みください。皆様のご参加お待ちしてます!
地域デザイン学会事務局 info@zone-design.org


■【ゼロヨンパブリカ奥多摩編】
10月17日㈯・18日㈰


■【紙モノ交歓会】
10月24日㈯ 会員イベント=書皮友好協会有志による書皮など紙モノ交歓会

 

◇          ◇

東京の最西端にある不便な場所にもかかわらず本好きの人が結構訪れます。この日(11月7日)は若い女性2人組が来訪。

ボクは2019年春から新たに収蔵することになった出版関連図書(約3300冊)と創刊雑誌コレクション(1300冊)に関わっていて、その整理等に毎月通っているのですが、図書館のプロの女性たちが活躍しているので、ボクはほとんど戦力になっておりません。
水汲みを兼ねているので、まあ半分遊びかな。(^^;)

季節の移り変わりは早く、奥多摩は秋たけなわ。
奥多摩湖は山々の紅葉を映し、鏡のようでした。

 





 

行くと楽しいことがあります。
水汲み場である境の清泉では、近所の親父さんから「要るかい?」と目の前のわさび田から採った生わさびを2本いただきました。
帰ってからお刺身で生わさびを賞味しましたが、あのつーんとしたわさび独特のものがあまり感じられず、甘いくらい。
本物はちがいますね。

また、旧小河内小学校の校庭には渋柿がわんさか成っていて、それをみんなで収穫。

 






10個もらってきたのを今日は干し柿にしました。
T字になっていない柿もあったので、洗濯ばさみでつり下げ。

 



出来上がりが楽しみです。