ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

昼のロビーコンサート

2018年08月29日 | ハーモニカ
8月27日(月)、草加ハーモニカソサエティーは中央公民館ロビーにて同館主催の「昼のコンサート」でした。
その様子はこちらこちらでどうぞ。

猛暑の中、大勢のお客様に来ていただきました。

子どもたちも明後日(29日)から学校が始まるというのに5名も参加してくれて、ハーモニカも一緒に吹いたりして、とても和やかな楽しいコンサートになりました。


今回のソサエティーのメンバーは12名。少数精鋭といいたいけれど、用事や健康状態などにより不参加の人が何人もいて、公式イベントではおそらく最小人数でしょう。

客席で聞いていたメンバーのKさんによると、「音が小さかった」「バス/コードが聞こえない」「PAは絶対必要」とのこと。

広いロビーで人数が少ないと音量が足りないんですね。
まして2パート、3パートに分かれている曲がいくつもあって、1stのメロディーラインが弱くなっていたのかもしれませんね。
それとも歳のせいでパワーがなくなったか。どちらもありそう。

来年はぜひPAを使ってやりたい。
ただ、PAって、装置は用意したとして、平日の昼時、ちゃんとミキシングしてくれるヒマな人いるの?とか、課題は多いような気がします。

盆踊り雑感から東京五輪音頭新バージョンの話になってしまった

2018年08月20日 | どうでもよい話
8月18日(土)、「盆踊りがあるからお出でよ。呑めるから」と誘われたので、ハーモニカ・ボランティアのあと、隣の町会の盆踊りに行ってみました。
この日はこれまでの暑さが嘘のような涼しさ。



5時過ぎ、ヨーコさん宅に行くと、おなじみの顔ぶれが浴衣姿でワインを飲んでいる。とりあえず駆けつけのワインはいただいた。訊けば、藤若流の面々が連を組んで踊るのだという。
「ぼくもその一員なの?」
「そうよ」
「・・・」

「浴衣着る?」
「ノー」

何年か前、八潮駅広場で盆踊りがあったとき、浴衣を着せられ踊ったことがあった。浴衣をびしっと着させてもらうと粋な感じがした。ニッポンの夏、てな感じがした。まんざらでもなかった。
しかし、それを素直に口に出すとこの人たちの思うつぼ。仲間入りさせられてしまう。今回だって怪しい。



というわけで、すぐ近くの氷川コミュニティセンターの駐車場に行くと、櫓が組まれ、夜店まで出ていかにも夏祭りらしいじゃないですか。たいしたもの。町会の熱意が感じられます。地元選出の国会議員二人、草加市長も来て挨拶するわけですね。





陽が傾いた頃、踊りが始まり、ぼくも何周か踊りました。
けど、次々とかかる曲の踊りが分からない。ので、途中からは観客に。



それにしても、田舎育ちのぼくにはこの盆踊りは合わない。
地元の草加音頭はほとんどかからず、ソーラン節、東京音頭、小倉音頭、炭鉱節、ドラえもん音頭、三波春夫が歌った東京五輪音頭、あとなんだっけ。
なんでもありの盆踊りです。子どもたちもほとんど踊りに参加していません。

単調な笛太鼓と踊りを延々と続ける故郷の盆踊りが懐かしくなりました。
高校生のころ、盆踊りと言えばなんか怪しくときめくものがありましたね。なぜかというと、男子も女子もこの日はみんな盆踊り会場に集まってくるからです。踊るわけではないのだけれど。
そんな賑やかな盆踊りの時代もあったのですが、あるときから田舎でも若者が来なくなり、子どものためのお祭りになってしまいました。

古い田舎育ちのKBさんとぼくは嘆いておりました。せいぜい2曲回しで延々やればいい、そうすれば子どもたちに根付き伝統になる、と。

こんなこと言って「東京五輪音頭」を調べたら、「東京五輪音頭-2020-」という新バージョンになっていました。知らんかった。これ、普及するのだろうか。いや、よさこいチームが踊るとこんなにかっこいいってなるかも。

満4年、25回目。

2018年08月19日 | ボランティア
8月18日(土)、いつものデイケアセンターでボランティア演奏でした。
今回で満4年、25回目です。

通所されている方もおなじみの方がほとんどですので、「お元気でしたか」という感じです。

メンバーは4人。フトマサさんがお休みなので、前回からIさんが参加しています。
アンサンブル2曲、各人のソロ2曲、歌声5曲というパターンは同じ。


三重奏「谷間のともしび」


今回の歌声の選曲はIさんの番で、「ブルーシャトウ」「千曲川」「星影のワルツ」など。昭和40年代から50年にかけての歌。比較的新しめの歌なので、80代後半、90代の方に歌えるのか少し心配でしたが、「星影のワルツ」は毎日、皆さんがバスで帰る前に歌っている曲だとか。
昭和40年代あたりまでは大丈夫となると、選曲の幅が広がって楽しくなりそうです。

ソロ演奏では、Iさんには「タイスの瞑想曲」をリクエストしました。
この場を借りて、好きな曲を吹いてハーモニカの技術向上を目指す、のだからと。

クラシックの曲って、ハーモニカ吹きのぼくらにとって伴奏してくれる人がなかなか居ないので、発表会以外で演奏する機会はないといっていいくらいなんですね。だけど、コードが分かったので適当に伴奏するからやろうよ(本当にアバウト)と提案したわけです。この曲、ルバートといってテンポを自由に加減して演奏するので、合わせるのが難しい曲ですが。

素人(古賀ギター教則本でガットギターを学んだだけ。「禁じられた遊び」の転調部分をちゃんと弾けないけど、「影を慕いて」ならなんとか弾ける程度)のぼくがそれっぽく!ギター伴奏するにはどうするか…。なぜか家には初級者向けピアノ曲集がいっぱいありまして、家人がかつてピアノを習っていたとき、さまざまな初心者向けピアノ曲集、「やさしく弾ける大人の~」とか「週末の大人のピアノ~」「ハ長調で弾く 珠玉のピアノ名曲アルバム」「ジブリの~」等々を買っていたんですね。いわゆるヤマハ系かな。クラシック曲でも楽譜にはコードが振ってあって、左手はやさしくアレンジされている。この左手の動きをギター伴奏の参考にするというわけです。
またYouTubeなどで沢山の演奏をみることになるので、これはこれで勉強になります。

で、Iさんの「タイスの瞑想曲」。上々の出来でした。

fuyoyoさんは「シチリアーナ」。レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲としてよく知られている曲。昔、カゴメのアンナマンナのCM曲だったそう。いろんな曲を見つけてくるものだと感心します。
この楽譜もわが家の『癒やしのピアノ』に中にありました。 
YouTubeでは、カラヤン・ベルリンフィルの演奏つのだたかしさんのリュートの演奏を聴いたりして、YouTubeのおかげで同じ曲でもいろんなタイプの音楽を聴けて、むしろその意外性多様性を楽しんでいるところでもあります。
演奏はハーモニカ、ギターともバッチリでした。
なお、今回、クラシックギターをちゃんと弾こうとすると、正しい構えにしないと行けないと気づき、ギターの足台を購入しました。音も良くなった?気がします。

Kさんは「花は咲く」。やり慣れた曲なので申し分なし。

ぼくのソロ演奏はfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「君といつまでも」。夏らしいウクレレに合う曲で、吹いている方も楽しい。受けたようでアンコールとして再度演奏しました。



そんなこんなで、演奏を終え片付けが済んだあと、皆さんとお茶しながらしばし談笑。なんか温かい気持ちで帰路についたのでした。

次回は10月を予定。


公開練習

2018年08月16日 | ハーモニカ
ハモ友のRAKUSAIENさんは現在、リゾートホテルみたいな素敵な老人ホームに住んでいらっしゃるのですが、お盆のさなかの8月15日、ホームのアトリエ(多目的ルーム)でハーモニカ・ミニライブを開きました。



RAKUSAIENさんにとってはライブではなく、あくまで練習風景を気楽に見てもらうこと、という趣旨です。
最近、入居者の方の催し等を告知できる掲示板が設けられたそう(いいアイデアですね)。そこに、
「練習を見に来ませんか」「出入り自由です」と掲示しました。
そんなに構えたものにしたくないからです。

いったい何人来るのか見当もつかないけど、とにかく始めましょう、「練習だから」と2時半から始めましたら、いらっしゃったのは3人。来ていただいただけでもありがたいです。

そうして、ほぼ予定の曲を演奏し終えた3時過ぎ、まだやっているのと、皆さん続々と部屋に入ってきまして、総勢は10人超に。予想を遙かに超えるお客さんにびっくり。
ほかでの行事が終わったからのようです。
でも、いっぱいいらっしゃると張り合いが違います。

「じゃあ、もう1回最初からやりましょう」

演奏曲は、
芭蕉布
叱られて
北上夜曲
故郷の人々
津軽平野
心充ちる場所(ここのホームの愛唱歌。ハーモニカ二重奏で演奏)
セレナーデ(ぼくのソロ演奏)
浜辺の歌
夢路より

RAKUSAIENさんのハンドカバーで吹くクロマティック・ハーモニカ(270DX)の音色はきれいで、とても心地よいのです。
長年、自分のホームページで宅録を何百曲と発表してきたキャリアはダテではありません。
ぼくとしてもお手伝い出来たことはうれしかったですね。

そうそう、ハーモニカ二重奏の「心充ちる場所」は最初の回とそのアンコールで、そして2回目も演奏しましたので、この日都合3回演奏することに。3回目ともなるとお互いの息もぴったり。いい演奏ができました。

お客様にも好評だった様子。また次の機会があるような気がします。

コアさんの20周年 夏休みスペシャル企画「Harmonica ドリームコンサート」

2018年08月13日 | ハーモニカ
8月13日(月)午後、神奈川県海老名市文化会館小ホールで行われた、コア20周年 夏休みスペシャル企画「Harmonica ドリームコンサート」に行ってきました。





ハーモニカ専門店として知られるコアアートスクエア(神奈川県愛川町)。
小さな町の本屋さんからハーモニカ専門店に転身して今年で20周年を迎えたとのこと。

コンサートのフライヤーには、
「決して平坦な道のりではありませんでしたが、ハーモニカを愛するたくさんの人たちや、多くのプレーヤーの方々に支えられた20年間だったと強く思います」として、

20周年を機に、同店のハーモニカ講師として永年お世話になった10ホールズの深沢剛さん、クロマティックの竹内直子さんのジョイントコンサートを企画したとその趣旨を述べております。



コンサートは、第1部が竹内直子さんとパートナーのアンドレアス・ネーベルさん(アコーディオン)のデュオ。響きの良い小さいホールでクロマティック・ハーモニカの生音を聴くっていいものですね。ネーベルさんとはご夫婦だけに息はぴったり。

2部は深沢剛さんと安斎孝秋さん(ピアノ)のデュオ。ダニーボーイやブルーゼットほか、素晴らしい演奏でした。深沢さんの演奏を聴くのはこれが初めてでしたが聴けて良かった。

ラストの1曲前には、店主の岡本吉生さん(複音ハーモニカ)と4人による「イエスタディ」。

奥様の英利さんの挨拶もありました。ロビーにはモリダイラ楽器とトンボ楽器のブースがあり、お客様もコアさんに関わる方が多いと思われ、20年の歴史を感じさせるアットホームないいコンサートでした。


少し遠かったけれど行ったかいがありましたね。