ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

木星と土星が大接近

2020年12月20日 | どうでもよい話

12月上旬から下旬ごろ、夕方から宵の南西の低空で、木星と土星が大接近して見える、とニュースにありました。
12月21日ごろが最も近づき、肉眼でも見えるという。

 

20日夕刻、日が沈んだ5時半頃、散歩がてら星空ウオッチングに出掛けました。

0.7か8くらいの視力では木星の上にある土星がやっと見えます。

 

写真は20日17時46分頃。

デジタルズーム10倍なので今ひとつの写りですが、接近が確認できました。

 

今夕の夜空は澄み切っていました。
寒いけどたまには星空を眺めるのもよいものですね。


ハーモニードレミ 10周年記念コンサート

2020年12月18日 | ハーモニカ

もう1週間経ちますが、12月12日(土)、草加市新田西文化センターで行われたハーモニカのグループ「ハーモニードレミ」10周年記念コンサートに行ってきました。

 

ハーモニードレミはメンバー4人。平均年齢は推定70代後半。全員がクロマチック・ハーモニカを吹けるし、Hさんはホルンハーモニカ、Wさんはバスとコードが出せるビネタとホルンハーモニカ、Kさんはコードハーモニカと複音ハーモニカが吹ける。
今回、Mさんが参加出来なかったのは残念。4人とも草加ハーモニカソサエティーのメンバーなので、勝手知ったる人たちでもあります。

 

コロナ禍での開催ですので、入館時に体温測定、住所氏名記入、席の間隔を空ける、会場の換気等、さまざま気を配っておられました。
用意した50席はほぼ満杯。
ここ新田西文化センターで長年歌声喫茶を実施してきただけに固定ファンがいるのでしょうね、さすがです。

 

第1部はアンサンブルで「瀬戸の花嫁」「芭蕉布」「ロシア民謡メドレー」「栄冠は君に輝く」など全10曲。
タイプの異なるハーモニカを曲毎に持ち替えての演奏。ビネタ、コード、ホルンと中低音部がしっかりしているので、音に厚みがあっていいサウンドでした。
楽器の持ち替えが出来るのは強みですね。うらやましい。

 

 

第2部は「プチうた声」コーナー5曲。プログラムに「高原列車は行く」「高校三年生」など歌詞を印刷してあります。
お客様にとっては「待ってました!」というところ。マスク越しですから、大きな声では歌えませんでしたが。
なにせ第1部から多くのひとが知っているメロディーを歌ったりハミングしたり....。もう歌う気満々なんです。

 

 

 

第3部は各人1曲のソロ演奏。複音の講師でもあるKさんの「荒城の月(幻想的変奏曲)」は名演でした。

1時間45分にわたるコンサートは無事終了。

お疲れさまでした。

10年もグループを維持し、記念のコンサートを開く。見習いたいものです。

 

後日談。
最近、音楽用レコーダーを小さくて取り回しのいいソニーPCM-A10に買い換えたので、コンサートを録ったらどんなものなのか、許可を得て録音してみました。
CDと同じ録音レベルで録りましたがこの値段でこれなら上々。離れた場所からスマホで録音の音量レベルを変えることが出来るのは便利でした。
ドレミさんが手元で録っているものと思っていましたら、開演時の慌ただしさから録音をし忘れたとのこと。なので、この録音が思いかげず役立ったのです。 


コンサート「トレド ~伝説のコンサート、再び」

2020年12月06日 | ライブ鑑賞

12月5日(土)、崎元讓先生が出演するコンサート「TOREDO ~伝説のコンサート、再び」に行ってきました。 



 

 

出演は、
崎元讓(クロマチック・ハーモニカ)
柴田杏里(ギター)
大谷環(ギター)
大城みほ(ソプラノ)
主催:月の沙漠project
場所:西池袋 自由学園明日館 講堂

「~伝説のコンサート、再び」とあるのは、2年くらい前にこのメンバーでコンサートを行い、大好評を博したことによるようです。

 

“スペイン×南米 魂の音楽“とフライヤーに謳っていたように、スペインを舞台にしたハーモニカの曲や歌、ギターソロ、ギターデュオ、ギターデュオのバックにしたハーモニカでタンゴを、という多彩なプログラム。一見しただけでワクワクしましたね。

大城みほ氏の歌も素敵でしたし、ハーモニカもギター演奏もいうことなし。すばらしいコンサートでした。

 

崎元先生のハーモニカ演奏は、前半は、ソロで「マラーゲーニャ」、大谷環氏のギター伴奏で、吉松隆“優しき玩具”より「朝の歌」「リムセ」「ヴェルヴェット・ワルツ」。


後半は、柴田杏里氏の伴奏で「トレド ~スペイン幻想曲」、ギターデュオの伴奏で「ラ・クンパルシータ」「オブリビオン「リベルタンゴ」。

印象的だったのは後半。とくに「トレド」は中盤のカデンツを過ぎ、ボレロのリズムにのった終盤が大いに盛り上がるところ。ボレロのリズムを刻むギターが実にカッコ良く、「これぞスパニッシュ!」という感じでした。

 

続いてはギター2本によるタンゴの伴奏はオブリガートが入るので音に厚みがあってハーモニカの演奏を引き立てます。いいなあ。

ハーモニカとタンゴの相性は抜群。バンドネオンなどアコーディオン系はハーモニカと同種のリード楽器だからでしょう。

 

崎元先生が手にしていたハーモニカはシルバー・コンチェルトではなく、遠目から見てホーナーのACE48のようでした(未確認です)。聞き慣れたホーナー独特の懐かしい音色ではないけれど、伝統は引き継ぎつつ今風という感じの音色でした。音量は豊かです。

ACE48は4年くらい前に出た製品。ハーモニカの底にある6つの金属ブロックを調節して音色をコントロールできるのが特徴。(興味が湧いてきましたので誰かACE48のレポートをしてくれるとありがたいですね。)


崎元先生は御年73歳。この日の気合いの入った演奏を聴いたら、年が明けたら古稀を迎えるボクも「まだまだやらなきゃ」と思いましたね。

 

自由学園明日館の講堂は重要文化財で石の柱と木の組み合わさった独特の構造。コンサートホールではありませんが、響きの良いことで知られています。コンサートホールほどの残響はないもののが実に自然な響きなのです。

ここでいつかハーモニカの演奏を聴きたいものだと思っていましたので、この日は幸せな気分になりました。
また聴きたいものです。