そこで「ラスカル」ってなんだと大騒ぎになりました。
翌朝、ご本人が「あらいぐまラスカル」のことだと明言、論争に決着。
そんな昔の曲を知っているのもCSのアニメチャンネルなどで観られるからでしょうね。
ロックリバーへ|『あらいぐまラスカル』オープニングテーマ
ハーモニカフリークのボクとしては、「このイントロを吹いているプレーヤーは誰か」ということに興味が行ってしまいます。
このハンドビブラート、1977年頃クロマチック・ハーモニカを吹いている方と言えば、崎元讓氏あるいは森本惠夫氏かな。
一都三県の緊急事態宣言延長解除まであと9日。
感染者数は下げ止まり感があり、どうなるのでしょうか。
土曜日の午後、外は大雨、雷も鳴っています。春雷です。
そんな午後、YouTubeを見ていたら、
「外出自粛期間をどう過ごしたら良いか」
というお勧め動画が現れたので、クリックすると世界的なトランペット奏者エリック・オービエ氏へのインタビュー。
興味深く見ました。吹けないときではなく、暇なときに何をすべきか、という点で。
(もう自粛期間も終わりに近いし、ハーモニカは音が小さいのでここで言っているほどじゃないかな......)
【トランペット】外出自粛、世界一流トランペット奏者の過ごし方【Eric Aubier】【trompette】
いろんな音楽を聴くこと
音楽性を養うのにいい
楽譜を勉強すること
楽譜を読み、吹くことが出来ないなら歌ってみる。キーボードがあるなら音程を取りながら歌える。
(確かに頭の中で音程が正しく取れているほうがいい)
これだけでもたくさん出来る、と言っております。
最後にミュートを使う。
ハーモニカもミュートが発売されていますね。
時間を有効に使え、ということでしょうが、怠け症のボクとしてはなかなか。
振り返ってみればここ1年、上記のようなことは少しはしていたけれど、緊張感がないせいか、あんまり進歩しなかったような気がします。
新型コロナ対策として、3密を避け、人と人との物理的距離を保つソーシャルディスタンス(社会的距離/Social Distance)という言葉が重要なキーワードになっています。
スーパーのレジも距離を置いて並ぶ。駅前のダイソーはレジを待つ人が距離を保つために床にテープを貼っていました。1.8メートルより短かったけれど。
ところが昨日、銀行ATMに行ったら狭い空間に何人も入っているのを見て、それは止めてよ、とおもいましたね。
まだまだ意識の低い人が居るんだと思った次第。
家にいる時間が長いのでYouTubeをたくさん見てしまいます。新規参入する有名人が増えましたし、ライブ配信も流行だし、配信回数を増やした人も多いなど、なんだか賑やかです。
YouTubeって長く見ているとさすがに疲れます。そんなせいか、手短にまとめる風潮があるようですね。
3時近くになったので、散歩に出掛けようと思ったとき、Facebookをチェックしたら、マツモニカさんの投稿があって、本日4月24日(金)、午後6時から京急新子安駅前にあるライブカフェ「新子安 しぇりる」で、マツモニカさん(クロマチック・ハーモニカ)と山野友佳子さん(ピアノ)のデュオによる有料配信ライブがあるという。
ライブが出来ない状況下、ミュージシャンもいよいよ距離の壁を破るべくテレワークの課金ライブが流行り出すのかと思い、よく見るとお代は500円。
安い!
それならと急遽申し込んで、チケット代をネットバンキングで振り込みました。決済を代行する会社に振り込むわけです。
チケット購入方法(支払い方法)は、銀行振り込みやコンビニ決済、翌月後払い、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、楽天ペイなどがある。
スマホで払う、それがトレンドだということですね。
といっても、ボクは上記の中で銀行振り込み以外使ったことがない。
ボクのネットバンキングはスマホアプリでなくPCで、ワンタイムパスワードカードを使っての振り込み。振り込み手数料は220円かかりました。
振り込みが確認されると決済代行会社からメールが来て、さらにお店から配信URLと合い言葉の送付がある。
ライブの時間にサイトにアクセスし、合い言葉を入力するとみられる仕組み。
今回間際に申し込んだので、お店側の入金確認の時間等やりとりに手間取りましたが、なんとかライブの時間に間に合いました。
ライブはツイキャスで観ます。
さて、ライブが始まったと思ったら、音声が聞こえず、2曲ほど無音ライブになってしまったのはご愛敬。
1stステージをやり直してスタート。
Facebookでの生配信は見たことがあるけれど、ツイキャスの有料ライブ配信は初めて。
音響はおもったより良好。
ハーモニカとピアノというシンプルな構成なので聴きやすい。
昨今ではなかなか聴けなくなった270の音。マツモニカさんの音です。
ジャズのスタンダードナンバーと山野友佳子さんのオリジナル曲を30分3ステージ。休憩を15分挟んで演奏時間は合計1時間30分。
十分楽しめました。これで500円は安い!
どれほどの人が視聴したのか分かりませんが、ミュージシャンたちの活動の場がない中ですので、こうした試みはもっとあっていいのではないでしょうか。
アイデア次第でいろんなコラボが出来そうな気がします。
私はパソコンで聴いたので、小さなスピーカーでは音が少し鋭く聞こえてしまいます。音響環境の違いは大きいでしょうね。
ライブが終わったあと、録画が見られたのでスマホで聴き直してみましたが、画面はちいさい分だけとてもキレイ(パソコンは不鮮明)。イヤホンで聴くと音のバランスもよく、臨場感もこちらの方がありました。
ツイキャスはスマホ用に開発されたものなので、スマホで視聴したほうが断然よさそうです。
引きこもりで変わり映えのしない日々、新しい体験が出来ました。
マツモニカさん、山野友佳子さん、そしてお店のしぇりるさん、ありがとうございました。
いま放送中のNHK連続テレビ小説「エール」は作曲家古関裕而とその妻金子をモデルとしたドラマ。
福島時代はハーモニカのシーンがいくつも出てきて、それにはハーモニカ関係者が関わっていますので、いわば日本のハーモニカ愛好家注目のドラマでもあります。
4月15日(水)放送の第13話は主人公・古山裕一が所属する福島ハーモニカ倶楽部の定期公演のシーン。「カルメン 前奏曲」と古関裕而さん作曲の「想ひ出の径」のハーモニカアンサンブルの演奏は素晴らしかったですね。このシーン、見直したとき画面に合わせておもわず拍手しちゃいました。
コアさんのFacebookによると、コアさんのグループの演奏が使われたのとのこと。クレジットがないのは残念。ハーモニカ指導として大竹英二さん、畠山実桜さんのお名前がクレジットされています。
コアさんでは刊行されたばかりの『ハーモニカで奏でる 古関裕而名曲集 独奏編』『同 アンサンブル編』(全音楽譜出版社)』の注文が相次いでいるとのこと。外出自粛、集会自粛で仲間と会えないなか明るい話題です。
ただ、ハーモニカが出てくるのはこの辺りまでらしいですね。
ところで、「エール」の第1話で気になるシーンが出てきます。
東京オリンピック開会式で、国立競技場のスタンドに向かって、夫婦で階段を上っていくシーンです。
あれ、どこかで見たような....。
映画『ボヘミアン・ラプソディー』。1985年に行われた「ライブ・エイド」で、クイーンがウェンブリー・スタジアムの階段を駆け上がるシーン。その向こうには大観衆が待っている。
このシーン、ワクワクしましたね。
観客数、国立競技場は7万2千人、ウェンブリー・スタジアムは7万5千人だったという。
作り手もこのシーンを意識しないわけがありませんよね、ぜったいに!
蛇足。その昔、帰省した折に、福島市にある古関裕而記念館を訪れました。そのことは古いブログに書いています。
新型コロナの感染拡大を防ぐために県外からの訪問は控えなくてはならないのは残念ですね。