ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

伸びしろ

2022年06月29日 | ハーモニカ
猛暑日となった6月26日(日)、草加・シュガーヒルでワッシー・ルーツバンドのライブがありました。
お客さんはしっかり入って盛況。
ワッシーバンドのアフリカンリズムは暑い季節の方がいい。








ボクは今回、ゲストタイムで2曲演奏することに。
音出しの時間に居合わせたベースのえりかちゃんにバックを引き受けて頂きました。これはラッキー。





曲は「パリの空の下」と「ヒアゼア・アンド・エブリホエア」。
こういうこともあろうかと、楽譜は余分にコピーしておいたのです。


ギター・サックスプレーヤーのシバイさんに上手くなったね、と褒められた。“伸びしろがある”って。いま話題の中日の根尾選手のキーワードじゃないですか。
この歳でですよ。でもうれしい。

本番は、実にジャズっぽいベースが後ろからズンズンと来るので吹いていてゾクゾクしましたね。もう最高。
気持ちよく吹かせていただきました。えりかちゃんありがとう。ワッシー、感謝。


打ち上げで、ドラムを叩いたコウさんのバンド仲間、ベースの方と話していたら、ジャコ・パストリアスとトゥーツの「Three Views of a Secret」の話題に及んで、じゃ次回一緒にやろうとなりました。
次回(9月らしい)と勝手に言ってしまったけどワッシーの了解を取らなくてはなりません。もちろんワッシーはオッケー。
改めて聴くとこの曲簡単そうでむずかしい。

コロナのためにこのところ人と会う機会がほとんどない。出掛ければこんな予想もしない展開もあるわけでして、早く自由に動き回りたいと思いますね。


F.I.H. ハーモニカ・コンテスト2022 決勝ライブ

2022年06月19日 | ハーモニカ
6月11日(土)、お茶の水・全電通ホールで行われた「F.I.H. ハーモニカ・コンテスト2022 決勝ライブ」を聴きに行ってきました。
チケットは事前申込制、発行数も制限されたようで、チケット番号順による入場方式。開演後もホールのドアを開け放って換気に務めるなど、コロナ禍にあって非常に神経を配られての開催でした。

結果は下記の通りです。

F.I.H. ハーモニカ・コンテスト2022
(モリダイラ楽器のサイトから転用しました)

◎ 第40回 決勝ライブ
*グランプリ*
錦織 のり子(ニシキオリ ノリコ)/ クロマチックハーモニカ・ソロ/クラシック部門


*クロマチックハーモニカ・ソロ/クラシック部門(出場者7名)
第1位:錦織 のり子(ニシキオリ ノリコ)/ Fantasy Etude – Test Piece WHC 1993(Yasuo Watani)
第2位:内山 るみ(ウチヤマ ルミ)/ ラプソディ・イン・ブルー(J.ガーシュイン)
第3位:小野 洋平(オノ ヨウヘイ)/ 五つの小品 V.ロシアの踊り(ゴードン・ジェイコブ)


*複音ハーモニカ・ソロ部門(出場者7名)
第1位:正井 佳瑞麻(マサイ カズマ)/ ルーマニア民族舞曲(バルトーク・ベーラ)
第2位:平良 須門(タイラ シュモン)/ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番ホ長調(J.S.バッハ)
第3位:田中 恭枝(タナカ ヤスエ)/ 『城ヶ島の雨』による幻想曲(梁田貞)


*クロマチックハーモニカ・ソロ/ジャズ&ポップス部門(出場者12名)
第1位:安田 薫(ヤスダ カオル)/ キャラバン(デューク・エリントン)
第2位:山﨑 妙子(ヤマサキ タエコ)/ 哀愁のヨーロッパ(カルロス・サンタナ)
第3位:熊谷 みら(クマガイ ミラ)/ 『情熱大陸』(葉加瀬太郎)


2019年以来3年ぶりに行われたハーモニカコンテスト。
入賞された方、おめでとうございます。

今回が従来と違うのは、大勢が演奏するアンサンブル部門がなかったこと。コロナ禍では致し方ないところですね。
そして、クロマチックハーモニカ/クラシック部門がマイクなしの演奏となったことです。
クラシック向きのホールではありませんので、残響音に関しては不満が残りますが、マイクなしでも聴き取りにくいことはまったくありませんでした。
生音によるダイナミックさや繊細な表現の違いが感じられて良かったと思います。


3年ぶりのコンテスト。準備期間は十分あったので充実した演奏が聴けるのではと期待しておりましたが、予想に違わず、各部門ともレベルの高い演奏でした。
クラシック部門の錦織のり子さんはグランプリも獲得。難しい重音奏法、よくまあ吹けるなあと唸りましたね。

ジャズ・ポップス部門は出場者12人と例年より少し多かったですね。全体的に曲の構成が多彩でアドリブ等も素晴らしく、皆さん上手いなあと感心しておりました。なので誰が上位に来るかなんて見当もつかず、途中からは演奏を楽しむことにしました。


ゲスト演奏は、クロマチックは、若手の吉田未有さん、畠山実桜さん、山下伶さん。複音は、審査員の水野隆元さん、寺澤ひろみさんのお二人。コンテストの楽しみの一つ。さすがの演奏でした。

常総市の坂野ガーデンに行ってきました

2022年06月01日 | ガーデニング
6月1日(水)、茨城県常総市にある坂野ガーデンに行ってきました。





坂野ガーデン
http://www.sakano-garden.com/calendar/

1週間ほど前、園芸王子と呼ばれた三上真史さんが出演したBS日テレ「麗しのガーデン散歩」という番組で、こちらのお宅の庭、とくにバラがすばらしいと紹介されておりまして、調べてみれば距離にして40キロ。案外近い!と、ミーハーよろしく出掛けたというわけです。

家族で20年かけて作られた庭だそう。

家の周りの大きな林と斜面、低地を生かした広大で野趣溢れる庭です。
ピークは少し超えたとはいえ、多種多様なバラを楽しむことが出来ました。





木々の小道を縫って歩いて行くとつるバラがあちらこちらと咲いていて、それはそれは見事。よくぞまあ、ここまでと溜息が出ますね。









動物たちも。





沼のある低地に花が真っ盛り。












これからはアジサイが見頃。季節季節でいろんな花が楽しめそうなので、また行ってみようと思います。

坂野ガーデンの隣にあるのは国指定重要文化財「坂野家住宅」(クルマは坂野家住宅の駐車場に駐めます)。江戸時代の豪農の家がいかにすごいか、こちらも見る価値があります。建物や竹林ほか周辺は映画やドラマのロケに頻繁に使われているそうですが、この佇まい、時代劇や古い時代を撮るのぴったりです。


オルガンが置いてありました。楽譜の表題は「バラード」。55 11/23 とメモされているので1955年ということでしょうか。