ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

バラと富士

2017年06月30日 | ガーデニング
毎月恒例の水汲みは久々に道の駅富士吉田に。

本日の目的は、山中湖にある塚原邸のお庭を訪問。6月30日(金)~7月2日(日)は今年最後のオープンガーデンの日なのです。





バラがこのときとばかりと咲き誇っていました。季節は平地の1ヵ月遅れです。







二階からはガーデンが一望。あいにくの曇り空。富士山の形が少し見えました。




お庭では女性の方がリコーダーを吹いていました。
ジブリの曲や坂本九さんの歌まで、それはそれは沢山。やわらかい音がガーデンにマッチしています。



演奏を聴きながら、すてきな庭を眺めながらお茶とお菓子をいただきました。







帰りに山中湖畔を半周。曇っていた空が高くなって、途中、富士山が北斎の絵のように縦長、縦縞に見えました。お、これかと。

頭は笠をかぶっています。山中湖畔の駐車場からは近すぎて平べったく見えるんですね。




まだ雪が残っていて、この季節ならでは風景をみることができて、たまには来てみるものだと思いました。


クラダカフェ オープン

2017年06月23日 | 雑記
越谷市蒲生にシュミグラシ Wa-nest(ワネスト)という変わった集合住宅があります。
趣味を生かした生活がしたいという人に住まいやスペースを貸す、というコンセプトなのです。







建物の中庭には大きな池がありまして、それを囲むように1階はスタジオやアトリエ、ギャラリー、カフェなどがあり、2階は住宅になっています。
駐車場も20台以上可。

ここにあるカフェスペースは日替わりのレンタル。このほど、箏を弾くKさんが空いていた日曜日に「クラダカフェ」(10時~17時)をオープンしました。







先日の日曜日に行ってみましたが、空間をたっぷり取ったおしゃれな建物です。
いったい、こんな建物をつくる人ってどんな人?と思ってしまいます。

ホームページがあります。
こちら。 

さて「クラダカフェ」。
深煎りコーヒーは抜群の美味さ。コーヒーを扱っている叔父から豆を仕入れているとのこと。これはお奨めです。

クラダカフェの由来を訊きましたら、クラダというのは、アイルランドに古くから伝わる指輪のデザインの名前で、ハートを包むように両手があり、ハートの上に王冠が乗っています。ハートは愛、両手は友情、王冠は忠誠心を意味するもの。カップル、夫婦、友人や仲間が集まってそうした愛や友情をはぐくむ場所にしたいという想いをこめたネーミングだそうです。
これがクラダリングです。




カフェオープンを記念して、7月2日(日)夕方、仲間が集まってライブを行います。完全生音ライブで、ぼくもムーミンさんのギター伴奏で出演します。

第18回デイケアセンターボランティア

2017年06月19日 | ボランティア
17日(土)は草加ハーモニカウインドの面々と市内のデイケアセンターでボランティア演奏をしてきました。
隔月恒例となっています。

今回の歌声コーナーの選曲はフトマサさん。歌ったのは「森の水車」「みかんの花咲く丘」「浜辺の歌」「めんこい仔馬」「南の花嫁さん」。アンコールで、リクエストがあった「美しき天然」。

ぼくがギター伴奏と歌のリードをとるのですが、「南の花嫁さん」や「めんこい仔馬」といった戦時中の歌は覚えにくくてまいりました。
「森の水車」も戦時中の歌。歌詞が戦時中だと思わせる、「もしも私がなまけたり」なんていうところが出てきたり、なかなか興味深いです。
ま、何でもやってやろう、というのがこのボランティアの趣旨ですし。

デイケアの皆さんはさすが。若い頃、聴いたことがあるのでちゃんと合わせてくれました。


何でもという意味では、フトマサさん。
今回、サンサーンスの「白鳥」をやりたい。「和谷先生の教本にあるやつ。コードはなし。よろしく」とのこと。
素人ギター伴奏にこういう曲って、NHK朝ドラ「ひよっこ」のみね子の台詞のように、「お父さん、なんだかとても難しいです」
って言いたくなります。

ギター伴奏はコードがなければ始まりません。
4月に「クラシック名旋律全集」を手に入れたけれど、いつ役立つかなんて、ここで書きましたが、早くも使うときが来ました。
伴奏、適当にやってくれればとはいうものの、ハープやピアノのように16分音符はむり、8分音符のアルペジオでなんとかやりましたが。
この「白鳥」、何回か出てくるディミニッシュ・コードがとてもすてきでした。

fuyoyoさんは「城ヶ島の雨」。
日本の歌曲って難しいんです。YouTubeでみた流行歌手ふうの伴奏でいいとは思わないし。
ハーモニカの演奏はばっちり。伴奏は、ま、なんとか雰囲気は出せていたかな。

ぼくのソロは、fuyoyoさんのウクレレ伴奏で「ユー・アー・マイ・サンシャイン」とカラオケで「「ハナミズキ」。ウクレレは回を追うごとに上達しています。




今回、やってしまったのは、PA機材のうちマイクを忘れたこと。これはショック。
家に取りに戻ったので演奏本番は10分強遅れてのスタートとなりました。
もう一つ、じつはハーモニカも忘れたのです。そんな...。  予備がバッグにあったので事なきを得ましたけれど。

ああ、ついに...。という感じです。
「お父さん、これはまずいです」

そんな出来事がありつつも、今回も皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。

次回は8月5日(土)です。
歌声の選曲はfuyoyoさん。「何を選んでくるか楽しみですね(増田明美さんふう)」。

F.I.H.Japanハーモニカコンテスト

2017年06月05日 | ハーモニカ


第37回F.I.H.Japanハーモニカコンテスト、今年も聴きに行ってきました。
結果はこちらです。


ジャズ・ポップス部門では大山紀子さんが1位、そしてグランプリを獲得しました。



演奏曲はマイルス・ディヴィスの「TUTU」。カッコ良くて、ステージに華がありましたね。
崎元先生からは「プロを目指して欲しい」と言わしめた見事な演奏でした。
応援していたぼくもうれしかったですね。おめでとう!



ジャズ・ポップス部門の2位になった藤原さん、テクニックは申し分なし。ジャズのオーソドックスなアドリブをばりばり吹いて、むしろ吹きすぎなくらい。
ここまでジャズを吹けるひとはそういません。
惜しむらくはテーマのメロディー。早々と崩さずに吹いて欲しかったなあ。あと、カラオケ。いいのがいっぱい出ているのですから。審査員の方もフォービートのジャズが聴きたいといっておりましたが、それに応えて来年、ぜひこの場で聴きたいものです。


クラシック・ソロ部門は和谷先生の門下生が1~3位を占めました。デュオ部門も1位。



クラシック部門は難しい曲ばかりで、ぼくには手の届かない曲。この大舞台で演奏することってすごいことだとおもいます。
祝受賞。

ゲスト出演

2017年06月01日 | ハーモニカ
5月30日(火)は錦糸町・リトルインディアで行われたジャズボーカル松本愛子さんとピアノ練木栄司さんのライブにゲストとして参加しました。






「駅」「ハナミズキ」「色彩のブルース」「悲しい色やね」という日本のポップス4曲を歌のバックで吹く、いわば歌伴です。
自分のパートの楽譜はないので作るしかありません。耳コピーしながら適当に自分のパートを作るのがたいへんでした。歌を生かすようオブリガートをつけるってむずかしいものです。ハーモニカの響きの良い音域のこともありますので。
間奏のアイデアは半分パクリ、半分オリジナル(丸コピーじゃいけないしと)。勉強になりましたね。




サウンドチェックをやっている時に、友人のCさんが来てくれたので、音のバランスを見てもらったのが大正解。賑やかなお客さんのおしゃべりをものともせず、きちんと聴かせることが出来ました。




松本さんの歌はあたたかく、癒されます。出身が神戸とのこと、どおりで関西系の歌はとてもいい感じなのです。
ライブは結構入ったお客様にも好評だったようです。


自分のことを言うと、緊張しつつも、足とお腹を踏ん張って落ち着いて吹けるようになりました。
場数? それとも練習の成果でしょうか。だいぶ進歩したかな、と思います。

ライブが終わって、お店の外のテラスで呑んでいた(ガラス1枚隔てただけなのでよく聴こえる)地元の方が中に入って来て、「ハーモニカ良かったよ」といっていただけたのはうれしかったですね。