ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

桜行脚 その1

2019年04月19日 | 旅行
4月初め、3年連続の桜巡りに行ってきました。
今年は現存する12の城のひとつとして知られる福井県坂井市の丸岡城の桜を見に行こうと計画。
クルマで行くには米原経由。どうせなら京都に寄ろうと、枝垂れ桜で有名な醍醐寺に。
 
醍醐寺
満開、さすがでした。
 
 
 
 
          


知恩院
前を通っただけ。それでもいい感じではありました。
 
 
 

円山公園
有名なしだれ桜はピークをすぎたところ。
 
ここでは典型的なニッポンの花見風景が見られました。
 
 


 
高台寺
高台寺の桜もまさに見頃。
 
 
観光客は日本人より外国人のほうが多い。
 
 
 
京阪三条駅近くの高瀬川沿い
気温は低めの日が続いたため、なかなかソメイヨシノが咲きません。おおかたは咲き始め。高瀬川沿いの桜だけはなぜか満開。種類が違うのでしょうか。
 
 
 
 
善峯寺
翌日は京都西山に位置する善峯寺に。いいお天気になりましたが、山のせいか蕾。咲いたらさぞやと思わせます。
 
 
     
 
 
 
 
宮津
伊根を見てから天橋立へ。天橋立の展望台・笠松公園は三分咲き。この日は気温が上昇。平地の方はみるみる開きました。
 
 
 

三方五湖 
翌日はいよいよ福井へ。三方五湖は咲き始め。山頂からの眺めは絶景です。
 
     
 
 
 

桜を観に北へ

2018年04月22日 | 旅行
遅い桜を見たいと秋田山形に出掛けました。

思い描いていた通りの桜が観られて言うことなし。

秋田県にかほ市象潟。松尾芭蕉も奥の細道の道中、わざわざ足を延ばして眺めた九十九島(当時は海に浮かぶ島でした)と鳥海山。




残雪に輝く鳥海山と満開の桜。にかほ市金浦・勢至公園。




実はこの池の周りを車で巡れるのですが、老人ホームやデイケアセンターのマイクロバスがひっきりなしにやってきます。実は地元でも地方でもどこでもそうなんです。やっぱりこの季節、桜を観たい。ボクも同じ、分かるなあ。



翌日、山形県天童市天童公園(舞鶴山)。



この時期、ここは人間将棋で有名です。こちらのソメイヨシノは少し散り始め。濃いピンクのしだれ桜があってきれいでした。訪れたのは金曜日。地上の将棋盤で、明日・明後日(土日)のイベントのためのリハーサルが行われていました。







いま、ボクのマイブームは将棋。桜前線は秋田に入っていましたが、調べてみると山形も間に合いそう。「帰路に天童公園に寄れる」と急に思い立ったわけです。この公園、20年ぶりです。そのときは6月の平日、駅から歩いて舞鶴山の急な坂道をエッチラオッチラ登ったけど沢山の桜の葉が茂る頂上の広場には誰もいませんでした。桜の咲く時期にいつか来たいな、との願いがやっと叶いました。


天童駅から臨む舞鶴山。



駅横の物産センターに寄ったら、天童が生んだプロ棋士、島田八段がおりました。


アニメ「3月のライオン」の中の話ですが、観光情報物産センターの案内のひとには「お、島田八段」と言っただけで通じた。なんだかうれしい。

中学生でプロ棋士になった主人公・桐山零くん(高校3年、五段)がいないところがミソかな。
いま、将棋界では中学2年でプロ棋士になった藤井聡太六段(現在高校1年)が快進撃、大リーグでは大谷翔平選手が二刀流で大活躍。現実がマンガを超えてしまっています。

交流館があって、入り口に左馬。
馬は右から乗るとつまづいて転ぶ習性があり、元来左から乗るもの。左馬は長い人生をつまづくことなく過ごすことができ、むかしから福を招くめでたいもの、商売繁盛の守り駒となっているという。
なるほど! いや、最近のボクは歩いているだけでつまづく。縁起がいいので、値段の安い左馬のペン立てを買った。




皆さん将棋を指していました。ボードには本日行われている名人戦第2局の局面がありました。やはり天童です。(64手目あたり。結果は佐藤名人の勝ち、1勝1敗)



ここで、これからプロ棋士の解説があるとのこと。聴きたい、帰りたくない。後ろ髪を引かれる思いで車を走らせたのでした。天童から自宅まで370キロ、5時間。

来年はこの時期、富山、金沢、福井・丸岡城に行きたいと考えています。

お伊勢さま

2016年09月06日 | 旅行
このブログは備忘の役目もあるので、先月の話ですが書いておきます。

8月末に仕事で名古屋に行く機会があり、これは幸いとばかり、名古屋城と伊勢神宮、賢島に行ってきました。

名古屋城は耐震性に問題があると9月10日付けの新聞が伝えておりますが、 登れてよかった。このところ、ほんとにお城付いています。




伊勢神宮は初めて。一昨年、出雲大社、昨年金比羅さま、今年お伊勢さまと日本有数の寺社にお参り出来て、満足です。







伊勢神宮、外宮はそうでもありませんが、内宮は参道が長く、五十鈴川を境になんか気が違います。
別宮など何回もお参りしたので、ご利益ありますように。

旅行といってもいつもはクルマ。今回は近鉄の伊勢神宮参拝切符を買って、電車やバスを使っての移動。時間をきちっと考えないとスムーズに行きませんが、クルマほど疲れません。鉄道の旅も悪くないなとおもいました。青春18きっぷを使って、どこかひとり旅をしてみたくなりましたね。

伊勢神宮まで行くと、その先、世界遺産、熊野古道とかも行かなきゃ、ね。

沈下橋巡り

2016年08月12日 | 旅行
高知~愛媛の城巡りの途中は、日本一の清流と言われる仁淀川と四万十川の沈下橋をみるのが楽しみの一つでした。


最初は仁淀川の名越屋沈下橋。




評判通り、水がきれいでした。



次は四万十川・高瀬沈下橋。



四万十川を上流に進んで、続いて勝間沈下橋。


仁淀川で出来なかった水切り。四万十川では流れが強くて3回しか切れず、うまくいきませんでした。
それにしても、ふだん投げていないと肩が....。



最後は一番有名な岩間沈下橋。
ここは道路が高いところを走っていて、写真でよく見る撮影スポットがここ。








沈下橋、車で渡りたかったけれど、なんか恐くて結局、渡らず仕舞い。全部歩いたのでした。

四国 城巡り その2

2016年08月03日 | 旅行
次に行ったのは宇和島城。





戦時中の空襲でかろうじて天守が残ったという、こぢんまりした地味な城です。
天守閣だけがひっそりとたたずんでいて、見学する人がまったくおりません。
古城よ一人何偲ぶ、という風情です。



      

切符売りのおじさんに、なぜ伊達家がここなのかを訊ねると、宇和島伊達家の初代は奥州・伊達政宗の長男で側室から生まれたという。しかし、正宗の正室に男子が生まれたので、徳川家康はじきじきにこの長男に対し宇和島に領地を与えたとのこと。分家ではないのだそうで、なぜ分家ではないのかは定かではない云々。
なるほど! 歴史談義は楽しいものです。


最後は、松山城。



こちらは櫓や小天守のある立派なお城でした。姫路城は別格として、あと戦後再建された城を除くと、そうそうありません。この城は火事、落雷等により焼失、再建を繰り返し、現在のは1853年のもの。小天守は昭和40年代に修復された。小天守などをぐるり回って天守閣に上るので、お城の見学としても楽しい。




それにしても、お城から眺める松山市内の広さ、街としての大きさに感嘆します。人口52万人だそう。夜の街も賑やか。高知市の夜とは全然違う。


松山は立派な「坂の上の雲ミュージアム」が出来ていて見学しましたが、秋山好古、真之兄弟、正岡子規、夏目漱石と明治時代の気分が目いっぱい味わえます。
この日は暑くて、午後からはどこにも行く気になれず道後温泉の子規記念館で涼んでおりました。ここも明治の青雲の志にあふれておりました。1階では朗読会が行われていて、「坊ちゃん」のマドンナの登場する場面が聴けてよかったです。

去年、姫路城と四国の丸亀城を見たので、四国の現存する城四つ、全部見たことになります。
現存する城は全国で12。残るは、弘前城(青森県)、丸岡城(福井県)、備中松山城(岡山県)の三つ。

実は今年春に桜を観に弘前城に行こうと計画しておりましたが、ぎっくり腰になり頓挫してしまいました。
備中松山城は雲海の上に城が浮かぶ季節に行きたいな。いずれも遠いだけに、行けるかなあ。