ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

トゥーツの90歳バースディーコンサート

2012年10月06日 | ライブ鑑賞
10月1日(日)、katsuyaさんからトゥーツのコンサートをストリーミングでやっているよ、とメールが来ていたのに気づいたのが10時20分頃。
もう終わってしまったかと思って、慌ててパソコンを立ち上げたら、第二部が始まって、ハービー・ハンコックとの演奏がはじまったところでした。

このコンサートは、トゥーツ・シールマンスの90回目の誕生日を祝って、9月28日、9月29日にニューヨーク・リンカーン・センターのローズシアターで行われたもの。ゲストは、ハービー・ハンコック、ケニー・ワーナー、オスカー・カストロ・ネヴィス、エリアーヌ・エリアス、イヴァン・リンスなどなど、豪華メンバーです。

車いすに座って演奏するトゥーツ。昨秋、墨田トリフォニーで観たときより足が弱っているみたいです。
ハーモニカを吹けばあのトゥーツ節は健在。90歳になった今なお聴けるんですから、ワクワク・ドキドキ。

ただ、この日のトゥーツ、なんかあやしかったですね。
けっこう音を外したり、打ち合わせと違ったふうだったり、テンポが遅れがちだったり、キーが違ってたり(酒バラで)、「ブルーゼット」の入り方を間違えたり・・・・。音が思うように出ないらしく、ハーモニカを取り替えたり。

視ているボクはハラハラ・ドキドキ。気が気じゃない。

でも、吹き始めると、あのトゥーツなんですよ。ただ、そんなに吹かなかった。
テーマを吹いて、ちょっとアドリブがあってというくらいで、むしろゲストにお任せ的な。

それにしても、90歳にしてライブが大好きなトゥーツ。ゲストもトゥーツと演奏する喜びにあふれている。なにかやっぱり、特別なコンサートを観ているような気がしました。

トゥーツ、お元気で。また聴かせてよ。

トゥーツのコンサートを偶然にも観られたこの日は幸せな気分。

ところで、今のストリーミングはディスプレイを全画面表示でもバッチリ、きれい。音もいいですね。
パソコンにはサウンドカードを入れてあるので、光デジタルケーブルで出力、CDプレーヤーのDAC(デジタル・オーディオ・コンバータ)を使ってアンプにつなぎ、オーディオスピーカーで聴いたところ、コンサート会場にいるような臨場感のある音で聴けました。


旧ブログはココログフリーに引っ越し

2012年10月01日 | 日記
古いブログ(@niftyココログで書いていた「ハーモニカな日乗」)をどうしようか悩んでいましたが、ココログフリーだとそっくり引っ越せるとわかって、こちら「ハーモニカな日乗(旧バージョン)」に移しました。

ハーモニカな日乗(旧バージョン)
http://maikelj.cocolog-nifty.com/blog/


ずいぶん長い間、あーでもないこうでもないとよく書いてきたものです。
でも、ブログは自分史みたいなところもあるので、消えてなくなるのが惜しくなるんですね。備忘録として役に立つのではないかと思っています。

CD30周年

2012年10月01日 | 雑記
今日、10月1日は光学式コンパクト・ディスク、いわゆるCDが生まれて30周年だそうです。

「針と溝」が「レーザー光線とデジタル情報」に代わり、CDプレーヤーが登場しました。

CDは発売後5年でアナログレコードを抜いてぐんぐん普及、98年(約6千億円)にピークを迎えます。その後、着うた、着うたフル、インターネットによるダウンロードが進み、2011年の販売額は、「オーディオ・音楽ビデオ」が2819億円(前年比99%)、「有料音楽配信」720億円(同84%)、合計3539億円(同95%)。(日本レコード協会統計より)
最盛期の6割に落ち込んでいます。

有料音楽配信は「インターネットダウンロード」が126億円で、同24%増。モバイルは583億円で22%減。

モバイルは減っていますね。いまユーチューブにアップされている音楽ものはフリーソフトを使えば音楽だけをダウンロードも出来ちゃうしね。

そういえばCD、最近買わなくなりましたね。そのかわり、携帯音楽プレーヤーが聴く機会が断然増えました。
ボクは古い音楽を聴くことが多いので、音源は図書館で借りることで足りてしまうからです。音楽業界の不振の原因はボクにもあるか。

本もやっぱり同じで、本屋さんの売上げは落ちる一方ですが、図書館の貸し出し冊数は今も伸びているんですね。

ぼくらは安く手に入る経験をしてしまうともう戻れないですよね。