北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

市政懇談会に参加

2011-12-02 | 活動報告
 10日ほど前に「がんばれ!一川防衛相」と精一杯のエールを送らせてもらったが、残念ながらますます窮地に。
 1995年に沖縄県で起きた米兵による少女暴行事件について「正確な中身を詳細には知らない」という発言で民主党内の視線も冷ややかに。もはや閣僚としての年越しは無理だろう。

 さて、今晩は7時から市長の市政懇談会が三崎公民館で開催されたので出席。11月10日の上戸公民館を皮切りに市内各地で開催されており、今日が最後、10ヶ所目の会場である。

 事前に聞いていた他地区の様子では、市長の話が長すぎる、あれでは「市長が語る会」だ、との声がある一方で、今回はじめてパワーポイントを使っての説明で、丁寧でわかりやすくてよかったという声も。

 三崎会場でも市長の話は1時間程度。「市長の自慢話ばかりだ」という他の会場参加者の声も聞いたが、財政の厳しさを伝えつつも、ある程度は明るい展望を語るのも市長の仕事。くらぁ~い気分で皆さんを帰路につかせるのは「政治家」市長としては当然避けたいだろうし、昨今の新しい希望が持てる動きを中心に取り上げるのはやむを得ないだろうと思う。 
 もちろん、うまくいっていない課題もあり、市長としてはあまり触れたくない課題もあるだろう。

 そこまですべて市長に語れと私は言うつもりはない。

 むしろ、違った角度からの市政の話は、議員や議会の仕事だろう。

 市長が精力的に来年度予算編成前に市民と対話を重ねることは評価したい。
 問題は議会の方で、「市長が語らない情報」を発信し、あるいは「市長には言いにくい声」を吸い上げていくのも議会の役割である。
 議会としての「市政報告会」の開催は、今後の議会改革の大事な課題である。


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