北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

みちのくの小京都「角館」急ぎ足散策

2012-08-20 | 雑感
 秋田市内の学校図書館全国集会が終わったあと、帰りの列車までの間約半日。
 みちのくの小京都と呼ばれる角館まで足をのばすことにする。

 秋田新幹線で約50分。ゆったりの観光とまではいかないが、それなりにじっくり回る時間はあるはずだった。

 ところが秋田駅を出発して約5分、いきなり駅でもないのに緊急停車。運転士が急病で運転でいなくなったとのこと(翌日のニュースで熱射病だったとの報道あり)。交代の運転士到着まで約1時間の遅れとなった。

 さて、角館。


 武家屋敷通りは郵便ポストとアスファルト舗装を除けば、右も左も江戸時代のよう。
 みち幅も当時から変わらないという。








 石黒家、青柳家、そして川原田家の3軒の屋敷はゆっくり家の中や庭などみることができた。

 ところで角館はみちのくの小京都と呼ばれているが、秋田藩の支藩で当時はお城もあって、この通りはまさに城下町。
 青柳家では、武器庫だった蔵には日本刀やら火縄銃がずらり。公家文化の香りは?

 金沢は城下町じゃ~という地元紙のキャンペーンもあり、最近では金沢は小京都とは呼ばれなくなったが、ここはなぜ小京都?と思っていたら、いわれは角館のお城に入った佐竹義隣が京都生まれの公家の出で、彼の息子のお嫁さんが嫁いだ際には、たくさんの枝だれ桜を持ちこんなことから「小京都」と呼ばれるようになったとか。

 さて、この日のJRのトラブルは一回では終わらなかった。
 帰りのダイヤの乱れが心配だったから若干早めに角館を後にし秋田駅に戻ったが、今度は寝台特急「日本海」(廃止かと思っていたが夏は臨時で走ってる!)が車両トラブルででなんと4時間おくれ。金沢到着は挽回して1時間50分遅れであった。
 到着が2時間以上遅れれば特急券は払い戻しだそうだが、最後の時間コントロールだけはさすがJR。


コメントを投稿