小松基地からF15が10機、日米アラスカ合同演習(レッドフラッグアラスカ)に飛び立った日、そしてまさにオスプレイの沖縄追加配備反対の申し入れのさなかに事故は起きた。
「これは事故ではなく事件だ」
米軍の訓練に反対してきた沖縄住民は鋭く指摘した。
墜落事故があると必ずといっていいほど政府関係者から出てくるコメントは「原因の徹底究明と再発防止策の確率」である。
起こすつもりがなかった事故が起こってしまったのなら、このコメントでもいい。
しかし沖縄県基地対策課によると、米軍の航空機事故は1972年の本土復帰後から2012年末現在で計540件。その中でも2004年8月の沖縄国際大構内への米軍大型輸送ヘリ墜落事故や今年5月の沖縄本島の東海上でのF15戦闘機が墜落事故など航空機墜落事故は復帰以降、今回の事故で45件目になるそうだ。
つまり航空機事故はほぼ毎月起こり、その中で墜落事故は年1回ということになる。
これではもう起こすつもりはなかったとどれだけ強弁しても通用しない。
墜落「事故」は起こるがそれは仕方がないという姿勢、まさに軍の論理が貫かれているのである。
今回は不幸中の幸いで、沖縄県民の被害はなかったようだが、仮に沖縄県民の命が奪われても、米軍にとって(日本政府にとっても)未必の故意があったといえるのではないか。
これはやはり事故ではなく事件だ。
琉球新報はすばやく号外を発行した。
琉球新報号外(8月5日)
しばらく琉球新報の報道から目が離せない。
沖縄の新聞だから詳しく報じてくれるだろうという意味ではない。
沖縄に起こる米軍の事件・事故は決して沖縄の問題ではなく「本土」に住む私たち自身が問われる問題であり、そういう視点で報じるマスコミが「本土」にはほとんどないからである。
「これは事故ではなく事件だ」
米軍の訓練に反対してきた沖縄住民は鋭く指摘した。
墜落事故があると必ずといっていいほど政府関係者から出てくるコメントは「原因の徹底究明と再発防止策の確率」である。
起こすつもりがなかった事故が起こってしまったのなら、このコメントでもいい。
しかし沖縄県基地対策課によると、米軍の航空機事故は1972年の本土復帰後から2012年末現在で計540件。その中でも2004年8月の沖縄国際大構内への米軍大型輸送ヘリ墜落事故や今年5月の沖縄本島の東海上でのF15戦闘機が墜落事故など航空機墜落事故は復帰以降、今回の事故で45件目になるそうだ。
つまり航空機事故はほぼ毎月起こり、その中で墜落事故は年1回ということになる。
これではもう起こすつもりはなかったとどれだけ強弁しても通用しない。
墜落「事故」は起こるがそれは仕方がないという姿勢、まさに軍の論理が貫かれているのである。
今回は不幸中の幸いで、沖縄県民の被害はなかったようだが、仮に沖縄県民の命が奪われても、米軍にとって(日本政府にとっても)未必の故意があったといえるのではないか。
これはやはり事故ではなく事件だ。
琉球新報はすばやく号外を発行した。
琉球新報号外(8月5日)
しばらく琉球新報の報道から目が離せない。
沖縄の新聞だから詳しく報じてくれるだろうという意味ではない。
沖縄に起こる米軍の事件・事故は決して沖縄の問題ではなく「本土」に住む私たち自身が問われる問題であり、そういう視点で報じるマスコミが「本土」にはほとんどないからである。
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