北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

大飯訴訟をたたかう京都脱原発原告団の集会へ

2014-11-08 | 脱原発
   
川内原発の再稼働を認める鹿児島県知事の会見の翌日となる今日、「大飯原発差止訴訟 京都脱原発訴訟 弁護団・原告団」が呼びかけた「ストップ 原発再稼働!京都集会」に「志賀原発を廃炉に!訴訟」から原告団の堂下事務局長、弁護団長の岩淵弁護士とともに参加。
3人の役割分担として、堂下さんは志賀のたたかい、岩淵さんはこれまでの訴訟の経緯と今後の方向性、残った私はといえば・・・話したいことはいっぱいあるが志賀の歴史とも絡めながら珠洲原発のたたかいを紹介。

   

最近、こういう機会があればパワポを使うが、パワポを使い始めてからは志賀の話ばかりで珠洲の話をするのは初めて。
ということでボリュームは多くはないが、あらためての資料準備がたいへん(^^ゞ

   

堂下事務局長が志賀の状況を報告。

   

岩淵弁護団長は1号機訴訟からの経緯、2006年の2号機差止の金沢地裁判決について解説したあと、現訴訟の新しい取り組みについても報告。

休憩を挟んで井戸謙一元金沢地裁裁判長の志賀2号機運転差止判決を振り返ってのインタビューが録画ビデオで流される。

   

これは必見。裁判長の判決言い渡しに至る心境が生々しく語られる。

引き続き福島告訴団関西支部、「若狭の家」運営委員会、そして京都訴訟弁護団からのアピールや報告が続く。
弁護団の渡辺弁護士は訴訟の現状と今後の方向について報告。自らが首都圏のホットスポット柏市の出身であることを明らかにし、被ばくの深刻な現状も訴える。法廷外のたたかいの重要性、具体的でユニークな運動の提起もある。京都訴訟を中心で支える若手弁護士さんだ。
京都脱原発訴訟原告団の世話人であり、福島からの避難者である福嶋敦子さんから訴訟支援への訴えは、自ら被ばく者と告白してのアピールで非常に重いものがあった。

京都脱原発訴訟は大飯原発の差止請求と同時に、フクシマからの避難者が組織する原発賠償京都訴訟とがっちり連帯した取り組みを展開しているのが大きいな特徴だ。
福井地裁判決を引き継ぎ、差止判決を勝ちちる闘いが全国に広まってる。その一つが京都である。


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