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第3回を迎えた「SUZU DREAM CUP」を初めて参観。
小中学生のウェイトリフティングの競技大会である。
会場は、かつてインターハイ優勝選手を何人も輩出した旧珠洲実業高校の体育館(現・飯田高校宝立校舎)。
珠洲市内では現在、小2から中2まで18人の子どもたちがウェイトリフティングに取り組んでいる。
張りつめた空気の中、体重を上回るの重さもバーを一気に頭上まで持ち上げる子もいて、なかなかの迫力である。
きびきびとした動き、礼儀正しさにも感心する。
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小学生、中学生がウェイトリフティングをして危なくないの?からだの成長にマイナスは?などなど私のような素人はいろんな心配をするが、どうやら取り越し苦労のようである。
もちろん競技の素人が力任せに挑むような無謀なことは絶対にあってはならないが、珠洲では、世界選手権で3度の銀メダルを獲得し、アテネ、北京のオリンピックで女子代表チームの監督を務めた浅田久美さん、そして現在も現役で活躍する浅田浩伸さん夫妻が、成長期の子どもたちの体に負担をかけない範囲でのバランスのよいトレーニング、そして正しいフォームをマスターすることを重点におき指導にあたっている。
学童野球やミニバスなど広く普及した協議でも、指導者が成長期の子どもたちのからだに配慮しない無理な練習を繰り返せばケガの元となるわけで、むしろ最新のスポーツ科学の知識をもった浅田さんらがバランスよく基礎体力を鍛え、集中力や礼儀も含めしっかり指導するなら、子どもたちの心身の成長にも大きなプラスになるのではと感じる。
今日は、かつて珠洲実業や飯田高校でウェイトリフティング部を指導し、その後、金沢学院大で総監督も務めてきた日本のウェイトリフティング指導の第一人者、菊田三代治先生にも久しぶりにお会し、国内外のいろんな様子を聞くことができた。
海外でもウェイトリフティングの強い国、盛んな国では子どもたちが小さい頃からバーに親しむ環境をつくっているとのこと。
なんと3歳からやっている子もいるという。
今日の参加メンバーの中からも世界の大舞台で活躍する選手がでてくる可能性は十分ある。
今後の成長を期待したい。
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