北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

プロメティウスの罠「事故と犯罪」

2014-01-24 | 脱原発



朝日新聞の福島第一原発事故を追った連載記事「プロメティウスの罠」。
今日からの新しいテーマは「事故と犯罪」。

原発事故が引き金となって起きた殺人事件。
弁護士としてその対応にあたった福島県の法テラスに勤務する加畑貴義弁護士と頼兼大輔弁護士に焦点をあてた連載となりそうだ。

事故直後、福島市から避難しようとしていた二人は、避難を中止し、この事件の国選弁護人を引き受けた。
結果的に原発震災による混乱と被ばくの恐怖を弁護士の視点から語れる貴重な存在となった。
その体験を語るのが使命と、昨年12月、金沢まで来ていただき、志賀原発を廃炉に!訴訟第7回口頭弁論で原告側代理人として福島事故後の状況を生々しく陳述していただいた。

今回の連載はそのときの意見陳述の内容をさらに掘り下げたものになるのではないか。
大いに注目したい。

ちなみに加畑弁護士は司法修習生時代を金沢で過ごしている。
福島市と福島第一原発の距離は、金沢市と志賀原発の距離とほぼ同じ。
志賀原発がシビアアクシデントを起こしたら金沢は・・・と、リアルにイメージしながらの意見陳述であった。


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