いしかわ教育総研が毎年実施している教育委員会視察。
今年は輪島市教育委員会を訪れる。
吉岡教育長からのあいさつ。
「少なくなった子どもたちのためにやれることは全部やる」と熱い思いが語られる、が・・・
続いて教育部長から輪島市の教育行政の特徴である土曜授業、学力調査の公表、「テレビ寺子屋」、英検全員受験について説明を受ける。
質疑は予定時間をオーバー。
全国学力・学習状況調査を軸に教育現場が回っていることがよくわかる。
毎回、視察先の自治体の教育施設も視察させてもらっている。
今回は輪島漆芸美術館。
開催中の「漆椀の世界」を学芸員の方に解説してもらいながら漆の世界を学ぶ。
市内の子どもたちも漆芸美術館を訪れる機会が毎年設けられているとのこと。
いつでも行けると思いながら、私にとっては実に21年ぶりの漆芸美術館。
前回訪れたのは1997年2月。
ロシアタンカーナホトカ号の重油災害のとき。
ロシア大使館にいる方から重油回収作業に個人的にぜひ参加させてほしいとの話があり、現地に案内し一緒に作業に出たが、あいにく悪天候で作業は中止。
せっかくだからと珠洲や輪島を案内したが、その時の案内先の一つが漆芸美術館。
私など足元にも及ばないくらい日本文学など日本文化に精通している方だったが、輪島塗は初めてとのことで堪能してもらった。
世界の輪島塗を実感した日だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます