安保法制の国会審議が大詰を迎えた頃、安保法案には反対・・・だけど理由を言えと言われればどうもうまく言えない。
憲法違反っていうけど、考えてみれば憲法のことも実はよく知らない。
これからどうなるのか何だか不安・・・だけどどうすればいいの?
って人が意外と多いんじゃないかってことで市内のNさんが「けんぽうイロハ茶会」を企画した。
「イロハ」は憲法のイロハのイから学ぼうってこと。
「茶会」はお茶とお菓子を食べながら、肩ひじ張らないみんなのおしゃべりの場にしようということ。
志賀原発の差止訴訟の弁護団にも参加してもらってるI弁護士の協力で、今日、ようやく開催の運びとなった。
考えてみれば珠洲で憲法をテーマに学習会をやるなんて初めてのことかも。
今日は珠洲市内だけでなく能登町や輪島市からの参加者も。
I弁護士からはそもそも憲法とは?という話から、「立憲主義を守れ!」っていうけど立憲主義ってなに?という話、憲法9条から個別的自衛権、集団的自衛権、安保法制の話、そして、さてさてこれからどうする?って話まで、極力法律用語を使わず、実にわかりやすく解説してもらった。
と思ったが、それでも難しかったとの声も。
いまさらこんなこと聞けないなぁ・・ってことが案外本質を突く質問だったりして、貴重な学び合いの場となった。
戦争法廃止へのたたかい、実はこんなところから、まさにこんなところから、と実感した貴重な学習会だった。