のと里山空港利用促進議員連盟とANA総合研究所の共催で「のと里山空港活性化シンポジウム」が開かれた。
会場はのと里山空港ターミナルビル。
まずは慶応大学の加藤一誠教授が「『日本縮小』時代の空港と地域」のテーマで、続いて淑徳大学の廻洋子教授が「能登空港と観光振興」で講演。
その後、ANAの小澤副社長や梶輪島市長、のとのうちごはん実行委員会会長の室谷加代子さんも交えてシンポジウム。
のと里山空港開港から丸12年が経過し、この間に能登の人口は16%減少。
搭乗率を維持するのは年々厳しくなる。
加えて北陸新幹線の金沢開業。
そんな中での次の一手は?というのが今日のシンポの開催趣旨。
当然入込を増やさなければならない。
ポイントは乗り継ぎ、海外(アジア)、そして地域づくりか。
時代の変化を読んで、受入態勢を整えよというよくある展開かと思ったが、廻氏の「流行に追われることなく」という発言にホッする。
羽田につながっている意味は大きいと小澤氏。
17時能登空港発で羽田に帰り、明日の10時にはミャンマー(ビルマ)のヤンゴンであいさつをする日程が入ってるとのこと。
わずか2時間で講演2本と4人のパネラーによるシンポジウムはちょっと難しそうと思ったが、テンポよく、密度も濃く、業界の実情も随所に吐露されて、興味深い内容だった。
その後、金沢へ。
空を見上げると秋やなぁ・・・という感じだったが、帰路の駒渡の温度表示は「4℃」
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