17年と5カ月、これまで避妊手術以外は医者にかかったことはなく、元気に過ごしてきたニャゴだったが、ここ数日、一気に食欲をなくし、ガリガリにやせこけ、体力が落ち、動く元気すらなくしてしまった。
高齢ネコにはなかなか避け難い腎臓の病気のようだ。
上の写真は1昨日の様子。
すでに数歩あるくだけでもふらつく状態だったが、外へ出たいと合図したので戸を開け出してやると、ゆっくりゆっくり家の周りを散歩しだした。
途中何度も横になって休憩し、幸い天気も良かったので日向ぼっこもしながら約4時間かけて家の周りを1周した。
昨日は朝から水すら一切受け付けず、呼びかけにもほとんど答えず、呼吸しているだけの状態になっていった。
それでも夕方病院で点滴を受け少しは体力を取り戻したようで、昨夜はよろけながらも立ち上がったり、時々声を発したりしてくれた。
夜はあったかい薪ストーブの前に寝かせたが、夜中に気づくと写真のように少し動いて薪ストーブの足にからだを寄せて寝ている。
薪ストーブの足は、ガンガン燃やしていると熱いくらいになるが、弱火のときは触ると気持ちいいくらいの熱を持つ。
ネコの腎臓は背中に左右2つあるそうで、この一見変わった窮屈そうな格好で腎臓をあっためているようだ。
立ち上がる元気はないが、声をかけると尻尾を振って「聞こえてるよ~」を返事をしてくれる。
ネコを飼ってなら避けては通れないんだろうけど、辛い時間が過ぎていく。
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