北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

本の縁

2013-03-27 | 雑感
 昨日に続いて本の話。

 たまたま昨日、金沢に住んでいるという男性から電話をいただいた。
 ある雑誌で拙著「珠洲原発阻止へのあゆみ」が紹介されているのを見て、ぜひ読みたいという相談の電話である。
 本屋さんにはもう置いてないが、県立図書館や金沢市立図書館にはあるはず。私の手元にも少し残っていると伝えると郵送してほしいとのこと。

 住所を聞くと市内中心部からそう遠くない。たまたま今日は志賀原発を廃炉に!訴訟の原告団、弁護団の会議で金沢へ出る予定だったので、
 「それなら明日金沢に出るのでよろしければご自宅に寄らせていただきます」
ということで今日さっそく伺った。

 定年後、様々な地域活動に関わり、平和運動にも参加しているという。80歳を回っているとはとても思えない。
 聞くとかつて某地元放送局のアナウンサーもしておられたとか。
 電話越しの声が非常に若々しく聴きやすい声だったが、なるほど納得。

 後に会議を控えていたので長居はできなかったが、1冊の詩集を紹介してもらう。
 「命が危ない 311人詩集」コールサック社
 珠洲の私の知人で珠洲原発反対運動では大先輩でもある柳谷守人さんの詩が掲載されている。タイトルは「タミ婆ちゃん」。
 私の400ページにも及ぶ本と比べわずか40行弱の詩だが、かつての反対運動、そしてフクシマを経た今を端的に詠みあげている。

 


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