北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

教育総研 津幡町教委視察

2014-10-27 | 活動報告
石川教育総研で津幡町教委を視察。



津幡町教委は役場庁舎ではなく、庁舎のすぐ近くにある文化会館シグナス内にある。
教育委員会事務局の皆さんから津幡町の教育方針を軸に先月策定されたばかりの津幡町教育振興基本計画も含め、詳細な説明を受ける。

私が一番興味深かったのは津幡町が科学のまちを目指しているということ。
全然知らなかった。
担当部署として科学のまち推進室を設け、様々な施策を展開している。

単に理科教育の重点展開という話ではなく、科学を切り口に教育全体の底上げを図ることを狙いとしているとのこと。
それも学校教育の中だけの取り組みではなく、今月3日には商店街の中のスーパーの空き店舗を活用して町なか科学館をオープンさせ、商店街のにぎわい創出も視野に入れたり、近くの公園を科学をテーマに作り変えて、遊びながら科学を楽しめるようにしたり(一度行ってみたい)、役所全体の取り組みとして動き出している。
将来的には大人も楽しめるように、さらにはこの取り組みを交流人口の拡大にもつなげていきたいという展望をもっているとのこと。



倶利伽羅峠には木曽義仲がいるが、津幡町全体としては金沢のベッドタウン化する中、地域の特色づくりとしておもしろいかもしれない。
肉付けはまだまだこれからという感はあるが、今後の展開を注目したい。

質疑のあと、シグナス内のホールと図書館を視察する。
シグナスは、このほか生涯学習センターや児童センターも併設された複合施設だ。



客席は親子室、車椅子ブース含め802席。ホールの音響はすばらしく、町外のからの利用の申し込みも頻繁にあるという。



図書館。
読書会やボランティアグループの活動も活発。



図書館も毎月たくさんの事業を展開している。
いまは雑誌リサイクルフェアが開催されている。



科学のまちづくりということで「科学図書コーナー」も。

町民の様々な活動が、図書館を梃子にして弾みがついている。
珠洲の新図書館もそんな存在になればと思う。







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