昨日(10月9日)付けの社会新報の「佐高信の眼」で、佐高信は原子物理学者・武谷三男と歴史家・羽仁五郎の会話を紹介している。
武谷はある日、羽仁から「『うそをついてはいけない』という教育はよくない」と言われ、前から疑問に思っていたことを一瞬にして解決してもらった気がしたという。
どういう意味か、以下、佐高の文を引用する。
・・・「うそをつくな」という教育では、結局善良な人間がバカをみる。「うそをつくな」という道徳教育では社会からうそをなくすことはできないばかりではなく、うそが横行するだけになる。
権力者は昔からうそをついてきた。それなのに民衆に「うそをつくな」という教育をすれば、民衆は「人間はうそをつかないものだ」と思い込み、どんなうそでも信じることになる。そして民衆は権力者に対してうそをつかないから、非常に支配しやすくなる。「うそをつくな」という教育は支配する者にのみ都合のよい教育なのだ。羽仁はこう主張し、支配される者のための教育は「うそを見破れ」という教育だと説いた。
北陸中日新聞(2019.10.10)
さて、昨日ようやく関西電力の八木誠会長ら5人が取締役や執行役員を辞任し、岩根茂樹会長が第三者委員会の調査報告日付で辞任することが発表された。
当初から世論は「辞任当然!」だったと思うが、関電経営陣の方針は、今回の金品受領問題を森山栄治・元高浜町助役の特異なキャラのせいにして、自分たちは被害者だというシナリオで逃げ切ろうとしていた。
10月2日の八木会長、岩根社長の2回目の記者会見もこのシナリオでスタートした。
異例の6時間に及ぶロングラン会見、このシナリオで終了する直前、ある記者からの一つの質問でこのシナリオは破たんした。
社内調査委員会の報告書に記載されていた「森山氏等」の「等」とは誰をさすのかを問われ、業者から直接受領するケースもあったことが明らかにされた。
一文字から「森山悪者・関電犠牲者」のうそが見破られ、その後は辞任の道を一直線となった。
臨時国会がはじまった。
北陸中日新聞は「論戦ファクトチェック」というコーナーを設けて、安倍総理の発言の事実確認をしている。
数字のゴマカシ、うそが次々と見破られている。
権力者は昔からうそをついてきた。
いまもうそをついている。
武谷はある日、羽仁から「『うそをついてはいけない』という教育はよくない」と言われ、前から疑問に思っていたことを一瞬にして解決してもらった気がしたという。
どういう意味か、以下、佐高の文を引用する。
・・・「うそをつくな」という教育では、結局善良な人間がバカをみる。「うそをつくな」という道徳教育では社会からうそをなくすことはできないばかりではなく、うそが横行するだけになる。
権力者は昔からうそをついてきた。それなのに民衆に「うそをつくな」という教育をすれば、民衆は「人間はうそをつかないものだ」と思い込み、どんなうそでも信じることになる。そして民衆は権力者に対してうそをつかないから、非常に支配しやすくなる。「うそをつくな」という教育は支配する者にのみ都合のよい教育なのだ。羽仁はこう主張し、支配される者のための教育は「うそを見破れ」という教育だと説いた。
北陸中日新聞(2019.10.10)
さて、昨日ようやく関西電力の八木誠会長ら5人が取締役や執行役員を辞任し、岩根茂樹会長が第三者委員会の調査報告日付で辞任することが発表された。
当初から世論は「辞任当然!」だったと思うが、関電経営陣の方針は、今回の金品受領問題を森山栄治・元高浜町助役の特異なキャラのせいにして、自分たちは被害者だというシナリオで逃げ切ろうとしていた。
10月2日の八木会長、岩根社長の2回目の記者会見もこのシナリオでスタートした。
異例の6時間に及ぶロングラン会見、このシナリオで終了する直前、ある記者からの一つの質問でこのシナリオは破たんした。
社内調査委員会の報告書に記載されていた「森山氏等」の「等」とは誰をさすのかを問われ、業者から直接受領するケースもあったことが明らかにされた。
一文字から「森山悪者・関電犠牲者」のうそが見破られ、その後は辞任の道を一直線となった。
臨時国会がはじまった。
北陸中日新聞は「論戦ファクトチェック」というコーナーを設けて、安倍総理の発言の事実確認をしている。
数字のゴマカシ、うそが次々と見破られている。
権力者は昔からうそをついてきた。
いまもうそをついている。
ツイッターで愛信のアカウントは凍結だそうです。
横からの支援しか出来ません。
皆の力を集結して反日売国勢力の擬装・捏造報道を暴露して真相を多くの日本国民に知らせま
しょう。
この画像の置きビラを作ってインターネットと無縁な人々に読んでもらいましょう。
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愛信情報市場(アメブロ版)
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教育といえば、なぜ教員組合は神戸の事件にだんまりなのか。せっせと保守、しかも極右寄りの市議会議員がこの事件に取り組み、被害者を支援していると思われ、有権者の支持と応援を得ているのに対し、あまりに差がある。こういう時こそ日頃「パワハラ相談」を呼び掛ける労組の出番と思うのだが。正直、「パワハラ」などと矮小化する領域を超えており、加害者らは警察の世話になるべき事案であるが。