奥能登国際芸術祭9日目。
職員が連日、各作品展示会場の受付を担うなど、市役所内にも慌ただしさがある中、9月議会開会。
日程はこちら。
市長が議案提案説明の冒頭で取り上げたのは芸術祭ではなく去る8月27日に開催されたトライアスロン大会。
主催者側としては万全の体制を敷き、責任を問われる事案ではないと思われるが、2年続けてのスイムでの死亡事故はショック。
全国でみると今年4件目とのこと。
全国トライアスロン連合の資料によると昨年も全国6件の死亡事故があり、過去にさかのぼってみてもスイムでの事故が圧倒的に多い。
珠洲大会でも当然ながらスイムの危険性は認識されていて、27年度からはライフセーバーを5人増やし23人体制。
ダイバーも3人配置。
市職員のゴムボート17槽。
珠洲消防署の救助艇3艇。
能登水難救済会の船舶13艇。
さらに能登海上保安署の巡視艇も加わった監視体制。
今年は医療機器も充実させていた。
トライアスロンが過酷な競技であることは誰でも知っているが、参加者は下は20代から最高齢は今年はなんと81歳。
70代の参加者も何人もいる。
先のトライアスロン連合の資料では死亡事故は中高年に多いが、30代の人もいる。
事前の健康チェックにも限界があり、事故を完全に防ぐことは困難。
しかし2年連続とは・・・
28回を重ね、全国的にも人気の高い珠洲大会。
今日の提案説明で市長は今後の開催は現時点では白紙とした。
今後、難しい判断が求められる。
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