今日は金沢に出て、平和運動センターの仕事の残務整理。夜は青年・女性部の「10.21反戦平和を考える青年女性集会に参加。講演は東京新聞編集員の半田滋さん。演題は「民主党政権の安全保障政策 迷走する普天間基地問題」ということで、防衛庁・防衛省取材暦18年の経験を踏まての現在の日本の安全保障政策について大いに語ってもらった。
半田さんは、民主党政権でインド洋給油支援の中止など若干は野党時代の主張を貫いての政策転換はあったものの、ソマリア海賊対処法や米軍再編、ミサイル防衛など自民党政権の政策を引継ぎ政策が多く、民主党らしさは見られない。普天間問題では、沖縄が名護市長選、市議選で明らかになったように、基地受け入れと引き換えの公共事業予算漬けでは沖縄は良くならないと「変わる意思」を明確にしている。これに対し、本土の人、特に民主党がまったく気づいていないことが大きな問題だと指摘した。民主党の中で外交・安全保障政策がまじめに議論されていないという厳しい指摘に続き、このまま民主党政権が続くと憲法改定に向かうという危機感まで表明された。
半田さんの話は非常に具体的で、説得力がある。新聞記者として当然かもしれないが、間接情報ではなく、自分が直接確認した事実をベースに話されるからあろう。軍事技術面での専門知識も豊富で、某軍事オタクの政治家の比ではない。一つひとつ突き詰めて考えていることが言葉の端々からも伝わってくる。集会参加者の大半は昨年の総選挙や今夏の参議院選挙で民主党に投票した人が大半だと思われるが、政権交代後の1年間に感じた「失望」の内容を具体的に確認し、またどうもおかしいと感じてきたその感覚の根拠を確認することができた講演であった。
講演会後の懇親会ではさらに深く半田さんの考えを聞くことができた。久々に刺激的な話をたっぷりと聞くことができ、楽しく充実した時間を過ごすことができ大いに感謝。講演内容は後日、あらためて報告したい。
半田さんは、民主党政権でインド洋給油支援の中止など若干は野党時代の主張を貫いての政策転換はあったものの、ソマリア海賊対処法や米軍再編、ミサイル防衛など自民党政権の政策を引継ぎ政策が多く、民主党らしさは見られない。普天間問題では、沖縄が名護市長選、市議選で明らかになったように、基地受け入れと引き換えの公共事業予算漬けでは沖縄は良くならないと「変わる意思」を明確にしている。これに対し、本土の人、特に民主党がまったく気づいていないことが大きな問題だと指摘した。民主党の中で外交・安全保障政策がまじめに議論されていないという厳しい指摘に続き、このまま民主党政権が続くと憲法改定に向かうという危機感まで表明された。
半田さんの話は非常に具体的で、説得力がある。新聞記者として当然かもしれないが、間接情報ではなく、自分が直接確認した事実をベースに話されるからあろう。軍事技術面での専門知識も豊富で、某軍事オタクの政治家の比ではない。一つひとつ突き詰めて考えていることが言葉の端々からも伝わってくる。集会参加者の大半は昨年の総選挙や今夏の参議院選挙で民主党に投票した人が大半だと思われるが、政権交代後の1年間に感じた「失望」の内容を具体的に確認し、またどうもおかしいと感じてきたその感覚の根拠を確認することができた講演であった。
講演会後の懇親会ではさらに深く半田さんの考えを聞くことができた。久々に刺激的な話をたっぷりと聞くことができ、楽しく充実した時間を過ごすことができ大いに感謝。講演内容は後日、あらためて報告したい。
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