ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

復興と心のケア・岩手精神科医や富岡の現実

2015-03-05 08:32:34 | エッセイ
あれから4年として、昨夜ゆうどき後半を見ると、岩手県宮古?の精神科医の診察が映し出された。

眠れない、ドキドキするなど医師の質問に答える男性の映像が。また、避難生活、そして仮設住宅へ、ようやく入れた災害公営住宅、でも、隣近所がくるくる変わり人と逢うのが嫌になったという男性の住宅を訪問して、結局は人間同士のつながりが問題と言う精神科医のことばであった。

また、NHK福島放送はまなかあいづで、やはり、双葉からの避難者がいわき市に移住を決断、住宅を購入しても、新たな友人から賠償金など質問されると、やっぱり避難民として見られていると感じ、特に、住宅購入してからそのストレスが大きいという。

女性は、夜2時間ごとに目覚め眠れないやいわき市民とのあつれきに悩まされる。

しかし、いわき市民のほうからと立ち上がった木村幸子さんは、富岡からの避難者との仲を取りもつため、いわき市民を連れて実際に、住宅を訪ねた。

4年間の放置家屋は、雨漏りで天井が破け、イノシシやネズミに荒らされた台所を見て、それに高線量に悩まさる避難者を自分に置き換えて、考えが変わったという。想像だけで避難民とのあつれきは出来ても、実際に見て避難者がどういう立場に置かれているかを判断すべきであると。また、カメラで実際にいわきのフォトクラブにとけ込んだ男性のことも放映していた。