ブログ仙岩

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鈴木尚広選手引退セレモニー

2016-11-25 10:03:59 | エッセイ
昨夜、相馬出身鈴木尚広(38)選手引退セレモニーのテレビを見て感動した。写真は今年のカレンダー12月。

鈴木選手は出場の多くが代走ながら、平成17年から今シーズンまで12年連続で2桁盗塁をマークし、通算の盗塁数を228まで積み上げ。盗塁成功率は、200盗塁以上を達成した選手では歴代トップとなる8割2分9厘と、プロ20年目となる今シーズン限りでの引退を表明し、福島民報に載った記事をこのブログに載せている。

引退セレモニーは、23日東京ドームで行われたファンに感謝するイベントで行われ、スーツ姿の鈴木選手は、「いつ出るかわからない僕に対して、代走で出て行くときの割れんばかりの歓声は決して忘れません。盗塁を成功させる最大の武器はファンあってのこと、皆さんにしっかりあいさつできてよかった」と、言葉を詰まらせながらファンにあいさつした。号泣する長野から花束を受け取る際など、何度も涙をこぼした。「僕の一番、いいお手本。言葉でなく態度で、せっせと働く姿を見せてくれ、どんな時も準備することの大切さを教えてくれた。20年間一緒に戦ってくれてありがとう」と感謝した。

両親から花束を受け取り、両親に感謝の言葉を伝えたあと、「皆さんに支えられ、本当に幸せな野球人生だった。また鈴木尚広の姿を見せられるように、第二の人生を頑張っていきます」と話していた。

鈴木選手は選手たちによって背番号と同じ12回胴上げされ、場内を一周して集まったファンに別れを告げておわった素晴らしいセレモニーであった。