ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

いか人参

2017-02-22 10:14:51 | エッセイ
いか人参は江戸時代から福島に伝わる郷土料理。県北地方を中心に各家庭の故郷の味として愛されている。Timeより。

細く切ったニンジンとスルメイカを醤油ペースの秘伝のタレで漬けこんだもの。酒のつまみとしても人気がある。

ふぐすまさすんだら、やっぱしこの季節はこれだべ!いかにんじんはうめいよなー!

これは、方言のポップである。スーパー等に買いものに行くと、商品の近くに「今売れています」とか、「店長おすすめ商品」などと、客の関心を引くために、手書きのカードが取り付けられている。これをポップ広告という。

POP(Point of Purchase)の略で、客が何かを買おうとしている時点の意味、客は思わず手を伸ばすであろう商法である。

正月料理に、いわきには松前漬けがある。これもニンジン・いかと昆布を細く切り醤油・酒につけてころあいで頂く。我が家でも、この正月作り、粘りがあって大変美味しく頂いた。


ブラタモリ神戸を探る

2017-02-21 09:10:42 | エッセイ
18日のブラタモリ、近江さんと神戸へ、今年、開港150年目を迎えた神戸港は1300年前の奈良時代から記録が残っている。そして現在も世界中の船乗りたちから素晴らしい港と絶賛され、年間200万人が利用している。テーマは神戸はなぜ1300年も良港なのか?にせまるもの。

まず船に乗りこんで、海の上から神戸港のよさを実感、遠くに世界最長のつり橋・明石海峡大橋をのぞみ、目の前に六甲の急な山々がそびえる神戸港ならではの風景に感激、六甲の急斜面で砂が入り込まない水深があり、六甲のせり出た岬が明石海峡西風を防ぎ静かな海、16万tの大型客船が停泊できる350mの埠頭、タモリさんは近くに人の居る都市があると答えていた。

須磨浦ケーブルカーでたどりついたところから眺めたせり出た六甲の岬が静かな良好の条件と納得、降りて街の、和田岬、大和田橋(神戸の前は大和田と言っていた)、船大工の町の名と磯之町の間の運河はかって内海であった。そして、人の流通の為曲げた西街道ができた。

世界中の船乗りたちに愛されている船に欠かせない神戸の水は日本で一番古いという大雨で砂の不純物が入り込まない分水堰堤、ミネラルが30の水であった。海だけでなく山からの良水にもあり、急斜面の街は世界三大夜景の一つでもある。

三寒四温に思う

2017-02-20 09:52:29 | エッセイ
昨日の日曜バラエティーで山田邦子さんが「三寒四温」の三と四を使って何か一言に、「3月場所4横綱」、「大谷投手三振の山、四球なし」の増位山さんに軍配が上がった。
三寒四温は三日ほど寒い日が続いた後に四日ほど暖かい日が続き、これを交互に繰り返す現象。中国北部・朝鮮などで冬季に見られる。と広辞苑に出ている。日本には当てはまらないが、これに近い現象が今の時期である。

春が早く来てほしい人の願い・・・青い山脈の「雪割桜」、「早春賦」、富岡・浪江の避難解除など待ち遠いことである。

春一番が吹いた日17日(金)、干潮が午後2時なので、お昼前に、いわき市波立海岸へ行って「弁天島」を撮影してきた。6号国道と海岸の間に防潮堤が工事中であり、震災後6年になるのに、歩道橋からの出入り口には弁天島へは通行禁止の看板がある。

しかし、この日は暖かく、風もなく穏やかで心が大変癒された。が、夕方になると暴風の春一番となった。そして、土、日の昨日はまた寒くなった。春は名のみの風の冷たさよ・・・・。

今朝ラジオで「ふきのとう」を聞く

2017-02-19 10:02:00 | 問題
いきものいろいろで、千葉県立中央博物館尾崎煙雄さんのふきのとうのお話を聞いた。

雄花が退化した細い花の雌花と雌花が退化した少し太い花の大きな雄花があると説明していた。すると、リスナーの反響が、雌花雄花があることを初めて知った。大きいのが雄花でしたかとか、もう食べましたとか・・・。

蕗の茎は地上には伸びず、地中で地下茎(生姜やアヤメのような根塊)となり横に伸びる。地下茎が地表に剥き出しになると光合成のため緑色に変色する。このため、ワサビと間違われて誤食される例があるが、地下茎は有毒のため注意が必要である。

早春、葉より先に根茎から蕗の薹(フキノトウ)が伸びだす。雌雄異花で雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。開花時の草丈は5-10cmだが、結実時の草丈は80cmになり、もっと大きなアキタフキが有名である。

写真は、裏山で撮影(2017.2.15)したフキノトウ、7株採り、その日の夕食酢味噌の和え物で頂きました。子どもの頃はこの苦さが嫌で食べなかったが、今はこの苦さがなんとも言えない。