月が変わった七月一日、昼前の便で帰省した。とは云え、弁当は家族の分を三人前、サンドイッチで作った。まるで、忠犬ハチ公のようなものか・・・。
「故郷は遠きにありて思うもの」の方が美しいと思うが、子離れ親離れしない世代は悲しいかな、そう云う分けには参らぬのだ。
妹と母が、前日職員から新型インフルエンザ患者が出た竜馬空港に迎えてくれた。空港近くの物部川の辺にある川魚や田舎煮を食べさす店で昼食を摂る。
この店は、何年か前に在京の県出身メンバーでゴルフ会の帰路、フライト前の時間を潰しがてら立ち寄ったことがある。
同行された地元出身の大先輩、中村さんの紹介であった。その中村さんが彼岸の人となられ二年余となる。
鮎釣りの好きだった中村さん、この時期になると私の故郷の川まで、遥々と遠征をされていたが・・・。
翌日から、畑の草刈。同級生で義弟にあたるHが一月ほど前に一度刈ってくれていた。お陰で、一日で粗方の草刈が済んだ。
草刈後の畑 ポンカンの苗木(小さい実が・・これは撤果します)
四月の下旬、私が植えた二本のスイカに四つ実を付けていた。南瓜も実を付け、枝豆ももう少しで食べられそうだ。
スイカ君
南瓜さん
問題は、ハクビシン、烏。更に近頃は猿までが出没するとのこと。
私が子どもの頃には考えられない事だったが。
翌日は、半日を畑で過す。午後から雨となったが、作業は全て終えていた。
現在畑には、蜜柑の幼木が25本(成木1本)、柿が7本、梅2本、枇杷と栗、イクリ、サクランボが各1本。春にはラッキョウと蕗、秋には茗荷が取れる。が、手入れが届かず出来は悪い。
来春には、ヤマモモの木も植えたい。
しかし、作物も人も手入れ次第。自然主義で育つものには限界があるのかな?
水曜日から土曜にかけての草刈休暇、あっと云う間に終わった。
明日からまた弁当作りに復帰だ。