7/1(火) 今日は始業時間前に、スタッフとの全体会をやることになっている。早く出勤だが、妙な夢を見ていた所為か、目覚めたのは遅くて六時半になっていた。胃もたれをしている、それに頭も重い。夢の所為か?夢の中で妙に赤っぽい蛇と出あっていたが。その蛇が、池だか湖だかの岸辺の石の間をにょろにょろと這っていた。
これまで見かけたことのない蛇の紋様と色だ。綺麗と云えばきれいといえるが、所詮は蛇である。その蛇が這っているところに、何人かのハイカーが岸辺を歩いてきた。蛇に気付かづ、そのうちの一人が蛇の頭を踏んづけたのだ。どうやら蛇は死んだようだ。いや、正確に云うと蛇は絶え絶えで死にかかっていたのだ。ここからが、変だった・・・。
夢の中の私は、死にかかった蛇の尾を持っていた。やおら蛇の頭を落として、血抜きをした。それから皮を剥いだ。そして皮を剥がれて生々しい蛇の身をぶつ切りにした。それを味噌炒めが旨いのか、油で塩胡椒炒めが美味いのかと、思案をしていたのだ・・・。
変な夢だな~、嫌いな蛇が出現し、それもおどろおどろしいような色をしていたんだから。可笑しいのはその蛇が、ハイカーに踏まれてあさっさりとくたばり、挙句に蛇嫌いの私に頭を落とされて、皮を剥がれて喰われそうになっているとは。自分で殺さず、他人の足に踏ませて始末するなんてとこは、他人様に縋って生きている俺様にはピッタリのシーンだが。然し、夢占い的に云うと、この夢は何を指しているかな?
どうも昨夜の酒が悪かったのか、変な夢であった。胃は重く頭も重く、体もだるい。そんな朝だが、先ずは弁当のメニューを思ひ浮かべったのであった。
確か、トマトが何個か残っていたはずだ。あれを使って、鶏肉のトマト煮を作るか。それからソーメンのパスタ風仕上げに、茹で野菜を添えよう。もう一品は、茄子と豚小間の味噌炒めにしょう。そう決めてから、蒲団から出たのであった。
台所に行ってみると、処がトマトが無い、既に使われていた。しょうがねえや、トマト缶詰を使うことになった。人参と鶏肉をオリーブ油で軽くソテーしてから塩麹と胡椒で味付け、酒とトマト缶で煮込んだ。頃合いにズッキーニを加えた。
塩麹と云えば、TOKIOさんに貰った代物だが、昨日も「高知の天然塩で作った塩麹です」と二ビン貰った。500gで1500円もする塩で作っただけあって、味の方も折り紙つきとのこと。高知で塩と「いえば、我が隣町「田野町」で釜煮をしない天然塩を作っている若者がいる。200gで600円以上したが、この塩かもしれないな。
予定どおりの菜を作ったが、茄子味噌炒めは味が濃くなりすぎてしまった。卵焼きは、醤油味のシンプルなものにした。ソーメンパスタの野菜添えはオクラとアスパラ、これにレタスを敷いた。「レタスは敷物か・・・」まるで、どこぞのCMじゃないか。
と、ここまではお弁当タイム。これからスムージータイムとなるはずが、ソーメンちゃんが残ってしまった。胃はもたれたままだが『仕方ない、喰ってやるか』となった。トマトソース煮の残りをソースにし、余った卵焼き、茹で野菜なども頂いたのであった。
-酒場日記-
酒場日記なんちゅう、変なコーナーを作った所為で、飲みたくもない酒を飲まなきゃならぬ羽目に陥ったようだ。これやぁ、嫌いな蛇を料理して喰おうと云うに等しい拷問のようなもんだ・・・。
昨夜もその拷問を受ける破目になった。社を出たのは20時前頃。そんじゃ、お先にと後にした。ローカーボでハイボールを飲るつもりで店に入った。先日お会いした佐賀の某社長が居なさった。が、引き上げる間際であった。取り敢えず『先日はどーも』と挨拶を交わした。
今夜のハイボールは切れが悪い、旨くないんだ。朝から体調がすぐれない所為かなと、我慢をして飲んでいた。TOKIOが姿を現して、三杯目を頼んだところ「白角だったけど、次は黒角でいってみますか?」と、IWASEマスターが言う。えっ!どうりで美味さを感じないはずだ。マスター、頼みまっせ、俺が飲むのは「黒角ハイ」にして頂戴!
あの酒の所為なのかな、昨夜は妙に酔いが早いし、調子が悪い。多分四杯ぐらいで切り上げたはずだ(ここで飲むときはキャッシュオンなので、残金をみると凡その杯数が分かる)。TOKIOと二人、ゆらゆらと駅へと向かった。
「ちょっぷく」の前を無事に通過した俺は、ほっとした。その一瞬、後ろから歩いてきたTOKIOが「捕まっちゃった」と呼ぶ。見ると、店長のYAMAちゃんが、「おいおい何処へいくんだよ。ここ、ここだろう」と、店から現れたのであった。今夜こそは避けて帰ろうと思っていたのが、なんのことはない”御用”になっちまった。
自販機に札と玉を入れて、チャリン・チャリンとチケットを買い、安ワインの白を飲む破目になったのだ。YAMAちゃんが、俺にも一杯と一枚チケットを取ってノンアルコールの缶を持ってきた。すっかりアルコールを遠避けている。二度も脳の方をやられちゃったから、用心に越したことはないが。面白ぇのは「ノンアルコールが一番原価が高いんだよ」と、店主自ら言うことだ。他の飲み物が、如何にいい加減な代物かと察するにあまりある。
店主元気にゴックン TOKIOお疲れ!もうすぐ還暦
で、頃合いを図って帰ることにした。TOKIOと、駅への入り口で別れ、私は反対方向へと乗車のために道路を渡ったのは覚えている。ご帰還の時間も凡そ零時頃かと思っていた。が、それ以外の記憶が消されていた・・・。
酔い覚ましにと、日曜日に”空”にと買っておいた、ハーゲンダーツのアイスを喰った。が、これを半分ほど喰って、残りを机に置いたままであった、と気付いたのは朝になって、溶けてしまった残骸を見てからだ。
システムダウン、データ消滅、障害発生である。自宅でのアイスぐらいで済めばいいんだが・・・・。BLOGをアップしようと、デジカメの写真をチェックした。と、記憶にないカレーライスの皿が映っているではないか?なんだこれは?暫し茫然であった。
どうも胃の具合がおかしいが、原因はこれか?白角でじゃないのか?安ワインのせいじゃないんか?、カレーライスを、それも俺が好きでもないカレーライスを、誰かが喰わせたらしいのだ。俺が酔っているのにことよせてだ・・・。バカヤロ~、俺の青春を返せ、貸した金も、貸してない金も返せ~、昨夜の時間を返せ―!である。あります。よっぽどのことがない限り、和風カレーライスは喰いません。嗚呼それなのに!
漸く消滅したデータが戻ってきつつある。そうか、信号をふらふらと渡りながら妙に腹が減ったと感じたのだ。昼も喰ってないし、酒は飲んでも摘みを頼むゆとりなんぞはないんだ。この時間ともなれば、腹も減るのは止むを得ないことだった。
信号を渡りきると24時間営業の「富士そば」があるが、ここのソバはお呼びじゃない。「天や」の天丼か?と思ったが、入ったのはその隣の店「COCO壱番屋」なるカレー屋だった。ここで一番安いカレーライスを注文し、店置きのフクシン漬けを旨くねぇーな、と一人ごちながら全部喰ったんだ・・・。漸く記憶が、データが回復したようだ。
それにして、酷い夜だったな・・・・。反省してます!