7/23(水) 三連休を田舎で過ごし、明けて大阪へ。田舎では相も変わらづ、草刈と飯作で遊び、鮎を喰って過ごした。車の運転も少しはしなきゃ忘れてしまうと、二日も車に乗ったが相変わらず下手である。
一ヵ月弱振りの畑であったが、草の方は元気な成長ぶりである。私が播いた大豆(春、気仙沼からの帰りに道の駅で購入)は、葉は繁れど実は付かず。昨年も、山梨で買った大豆を播き大きく成長したが実が付かなかった。畑の土が遭わないのか?。綿の方は三年目の種だが、大きくなってきた。
草刈は妹の旦那、HROKATUが手だってくれた(大方を刈った)ので、早くに終えることができた。畑の隅に置いた日本ミツバチの箱も蜂の数が増えている。来夏には蜜が搾れよう。地元でも蜂蜜は結構な値がついているが、今が蜜搾りのシーズンなので沢山に蜂箱を持っている従兄から一瓶貰った。
南瓜とスイカは一つづつの収穫、南瓜はこれから何個も採れようが、スイカは期待薄だ。トマトや胡瓜、オクラ・シシトウは手に余った。普段は母が一人、従姉達も沢山作っているので、この季節は野菜攻めだ。せっせと胡瓜揉みや野菜煮を作った。
これは南瓜 スイカです
鮎の方も近頃獲れだしたとのこと。帰省した晩には獲れたての鮎焼きを頂いたが、冷凍物とは一味違った。その鮎獲り名人の従姉の連合いも一夕、飯とビールを共にして盛り上がった。取って置きの佐賀の冷酒も振る舞った。シャクリが解禁となる八月になれば、愈々鮎獲り名人の本領発揮である。「鮎の跳ねる姿が夢にまで出る」と、待ち遠しい様子。私は、その鮎が送られてくるのが待ち遠しいが・・・。
この日の晩餐 穏やかながら、鮎獲り名人 清い流れの安田川
そんなことで、あっと云う間に三日間が過ぎた。池の掃除も出来たし、叔父の相手でドライブもしたし、良き休日と云えよう。残念なのは、車の運転があると思い、朝からビールが出来なかったことだ。その分、夜にはたっぷりと頂いたが・・・・。
火曜日の朝、久々に電車にて故郷を後にした。「安田駅」安っぽい名の町、駅だがこればっかりは如何ともし難い。山と山に挟まれた田圃の中の無人駅。電車が入る前の駅のアナウンス「列車が入りますのでお下がり下さい」だった。『一体何処が列車なんだよ?たった一両だけで、連なっちゃあいないぜ』と、電車の音に負けないぐらいの蝉しぐれの中で呟いた。前々日、梅雨明けが宣言された。
霞んだ空ながらも、間もなく暑熱が押し寄せ降りてくるのがはっきりと分かる、朝のホーム上。V字の奥に在るだろう我が家に別れを告げて、車中の人となった。