オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

土佐の筍すし

2015-05-30 | Weblog

5/30(土) 昨晩は二~三軒酒場を廻って帰る予定であった。処が、残念なことに二件目の「ちょっぷく」が大入り満席状態、常連客の隣の席を空けて貰ったが、続々と客が来る。諦めて席を譲り、次の店「セイジュ」に行ったが・・・、店の灯りは未だ点いていなかった。

これじゃ、一軒目の「ローカーボ」で腰を落ち着ければ良かった、と思っても後の祭りだ。そんな次第で、豚骨ラーメンの」由丸」でラーマンを肴にハイボールを飲んでお仕舞にした。

十時前に帰り着き、早々と蒲団に入った。眠りのお伴は「ちあき なおみ」の唄う、昭和演歌であった。夢を見ていた・・・、いい夢だった。久しぶりに楽しい夢を見ていた。夢が終わった処で、眼が覚めた。午前三時であった。

こうなりゃ眠れない、リビングで夕刊を広げていた。四時が過ぎたので、今度は朝刊を取りに出た。既に夜明けだった。新聞を読みながら再び訪れる眠りの兆しを待った。待ったが、なかなかやって来ない。ビールを飲むことにした・・・、漸く眠くなったときは午前六時になっていた。

十時になって蒲団から出た。今日は「筍すし」を作ることにしていた。従姉が送ってくれた破竹で筍寿しを作る。この時期の、お定まりの一品である。

郷里の、土佐の田舎の風物と云えようか。破竹を煮て、これに酢飯を詰める。単純なものだが、これが好きなのだ。使う酢は、当然「てまいら酢」である。これに少しだけ自家製の柚子酢を加える。具は、ゴマと手元に在った生姜・茗荷を刻んだ。

                         

考えてみりゃあ、タケノコって味がない、私にはそう思えるが?歯触りと舌触り、しゃっきとした食感。味は、煮付けた時の出汁の味。そう思うが如何であろう。となると、味付けが肝心か・・・・。

炊きあがったご飯、これは昆布と酒、少々塩をふって炊いた。これに、「てまいら酢」を掛け、ご飯を混ぜる。胡麻と、刻み生姜&茗荷が絡む。煮上がった筍に、すし飯詰めて出来上がりだ。

                             

いつも後から思うのは、もう少し甘目のすし飯が良かったか、である。酢で手を湿しながら、筍の飯を詰めた。

午後からの出社で、筍寿しを持って行くことにした。今日もYOSHIOが出ているのは間違いない。どんな顔をして、この美味い「筍すし」を喰うのやら・・・・。

 

今年も初夏に味あう一品を作ることができた。月が変われば、愈々「鮎」のシーズンが始まる。と云うことは、今度は「鮎寿司」の登場か!

 

 

 

 

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