11/24(金) 今日の弁当は「牛小間」を使った品が中心。夢から醒めた午前六時半、台所に向かった。夢・夢・夢・・・、摩訶不思議な夢であったが、そんな夢を見たのも道理がありそうだ。
もう少しで読了の文庫本が「ブラック オア ホワイト」と云う浅田次郎大先生の手に寄る、つかみどころのない夢の物語。夢幻の世界と現世を行きつ戻りつしたお話を、老境の主人公が語る。そう!、聞き手は私さ。あまり面白くもないその本を、寝しなにページを捲った。
そんな道理で、摩訶不思議な夢の世界にいたのだろう・・・・。六時ぐらいには目覚めていたのだろうが、蒲団を出るに三十分ほどを要したことになる。夢の中の出来事を反芻整理のために。
どうせ夢を見るなら、競馬やボートレースの夢占いで大当たりが来るのを見せてもらいたいもんだ。と常々思うが、そんな奇跡は一度たりともないねぇ~。鬼籍に入ってから奇跡の夢じゃしょうがねえからネ。
馬鹿を云ううのも程々に、弁当のことに入ろう。
牛小間は「肉じゃが」と「牛炒め」の二種にした。人参・ジャガイモ・タマネギ・シラタキにメインの牛小間、味付けは醤油・味醂・白出汁を少々と麺汁が少々、これに日本酒をひとまわし。これだけのことだが、旨い牛小間なので上々の出来栄え?かな。
もう一つの牛小間料理?は、タマネギ少々・マイタケ・シメジで炒めるだけのことだ。頃合いに塩胡椒をひと振り、根コブ出汁(これが良く効く)を少々、仕上げに醤油をチョイと・・・、これで仕舞い。主材料は同じでも、特徴がある菜となった・・・本当か?。
お魚さんは「ギンダラの粕漬け焼」、こいつがちょっと漬かり過ぎの感あり。そして、最後は定番の卵焼きだが、こいつはネギを刻んで加えた出汁巻風の仕上げとした。
申し遅れたが、ご飯は炊き込みの素を使ったジャコ飯(結果、好みじゃなかったが)。以上が本日の弁当だが、なんと出陣するのは一つだけなのだ。