11/28(火) 今日の弁当は予定どおりに揚げ物とした。揚げ物も諸々あるが「豚ヒレ肉のトンカツ」に野菜(椎茸・タマネギ・茄子)と、前日に宣言したとおりになった。
今朝の目覚めは午前四時、エアコンとスタンドの灯りは点いたままであった。これじゃ良い睡眠がとれるはずがない・・・。本を読みながら寝ようとしたが、本のページを捲る間もなく眠りに入ったようだ。買ったばかりの本は、蒲団の脇で鎮座していたから。
四時に目覚めたが、それからエアコンとスタンドのスイッチを切った。そしてひと眠りしようとしたが・・・・、眠れぬままに五時、五時半となり、六時を前にして蒲団から出た次第。膝や足が悪くなければ散歩、ARI散歩と云う処だが傷痍兵となった今は、飯作りの当番兵、賄い方に格下げの身だ。とはいいながらも、役目を果たさなければお払い箱、所払いになるは目に見えている・・・・。
ふる里は遠くに在りて思うもの、所払いで帰るところにあらざるや。ひたすら耐え、忍んで、賄い方の役目を全うするしかない。かくして、未だ薄暗き中、老兵はソロリソロリと炊事場へと歩むのであった。
てなことでキッチンに立ち、今日の食材を取りそろえる。先ずは、豚ヒレ肉のブロック、タマネギ・椎茸・茄子を。そして魚は「ギンダラの味噌漬けを。煮物は弁当のスペースをくわないように「小松菜と薄揚げの煮浸し」と、相変わらずの品々であるが。キャベツはスライサーで、冷水に浸けてシャッキと。
豚ヒレ肉は六切れ程揚げて、残れば明日に「カツ煮」にしようと思っている。今日の弁当は一つなので、残るはずだが・・・。
フライ用で残った小麦粉・パン粉・溶き卵でチジミ風のオムレツを焼いて、今日の当番兵の勤めを終えた。最後の儀式は、残った菜で朝飯を摂りお味見だ・・・、ヒレカツも椎茸もタマネギもgood!。美味しくいただいたのである。
昨夕、サラリーマン時代の後輩が訪ねてきた。同郷で県人会などで顔を合わせてきたNAKANO君であるが、来春には退職とのことで早々とその挨拶を兼ねてとのことであった。社内で三十分ほど話を聞き、「高松」へと移動。酒に弱いNの為に食事をしてもらいながら四方山話をした。
退職後のこと、仕事に来ないかと言ってくれるところもあるようだが、家内(専業主婦)にこれ以上の負担をつづけさすのも・・・・で、迷っている。とか、優しいことを言う。負担といっても家事万端のことであろうが・・・・。そんなこと言われたら、俺なんかどうすりゃいいんだ!、家人は土日、休日もなく働きに出てるぜ!。
とは言わなかったよ。其々のスタイル、家庭が、考えがあるからね。彼の趣味は自転車、ロードバイクのサークルに十年ほど前から入っているとのことだ。そして、これから料理教室に通うつもりらしい。土佐の男にしては優しくて、生真面目なやつなのだ。そんな知り合い、後輩もいるんだよ!オイラには!。
ロードバイクの話がでたので、名栗川沿いの山間に在る「ターニップ」のことを訊くと、何度か寄ったことがあるとか。春には行くので、俺のことを伝えると言う。
「ターニップ(蕪)」は、KABUKI君と云うN社時代の後輩が早期退職してご夫妻で始めたカフェレストランだが、情報誌の企画「OBのはじめた美味しい店」の取材で訪ねた。サイクリストの間ではよく知られていると聞いていたが、あれから早や七年にもなる。
などなど、懐かしい面々や後輩たちのことで愉しいひと時であった。酒の弱い彼を見送ってから…もう一軒。「ちょっぷく」に顔をだしてからの帰宅であった。スタートは早かったが、健康的な夜であった。