皆さん、赦しには力があります。皆さんの思い、感情、魂を変える力があります。皆さんの思いを変えて、イエス様の思いと一つとなるようにする力があります。これ、力なんです。罪の縄目から皆さんを開放する力があります。今朝皆さんが抱えておられる問題は何でしょうか?皆さんの魂が抱えている問題は何でしょうか?本当の意味で赦されていますか?イエス様は私の罪を赦して下さったと言うことが出来ますか?
ではこの質問をしたいと思います。「あなたは罪の力から自由になっていますか?サタンの命令に対して、もう従わなくてよい状態になっていますか?イエス様の恵みによって罪の問題を征服することが出来ていますか?赦しと救いの真の喜びにあずかっていますか?」
これは感情的な喜びのことではありません。本当に罪から解放されて自由になったことに対する喜びなのです。それをお持ちであるならば、その時あなたは本当の意味で救われたのです。赦されているのです。これこそがイエス・キリストのカルバリーから出た福音です。
『祝福の山』という本から引用したいと思います。祝福の山143ページです。
「しかし、赦しは多くの人が考えるよりももっと広い意味を持っている。神が『豊かにゆるしを与えられる』という約束をお与えになる時、その約束の意味は私たちの理解出来るすべてを超えるかのように『わが思いは、あなた方の思いとは異なり、わが道は、あなた方の道とは異なっていると主は言われる。天が地よりも高いように、わが道はあなた方の道よりも高く、わが思いは、あなた方の思いより高い』と神は言い添えておられる。神の赦しは、罪の宣告から私たちを解放する法的行為であるばかりではない。それは罪の赦しであるだけでなく、私たちを罪から救うことである。心を変えるものは、あふれでる贖罪的愛である。ダビデは、『神よ、私のために清い心をつくり、わたしのうちに新しい、正しい霊を与えてください』と祈った時、赦しということを正しく理解していた。また彼は、「東が西から遠いように、主はわれらのとがをわれらから遠ざけられる」と言っている」。